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あのまんじゅうを大量に作ってみた。
まずは見本を。
の
まんじゅうと答えた人は鋭い。
そう、沖縄には「のまんじゅう」といわれる物がある。
まんじゅうにでかでかと「の」と書かれている物だ。
月桃(サンニン)の葉で包まれ、中には餡が入っている。
首里のぎぼまんじゅうののまんじゅう。ちょっとややこしい。
お店に入るといきなり「何個ですか?」と聞かれる。
「2個ください」と答えると
「のの字はいれますか?」と。
ここでは「の」以外の文字も入れてくれる。
イオンで売ってた大吉まんじゅう。こんなのも書いてくれるはず。
(2つ買って書いてもらったのだが1秒かかってないと思う)
シュシュっ!っと一筆書き。職人技をここに見る。
どうやら縁起物らしい。
何も書かれてない白いまんじゅうは法事などで使われるそうだ。
のまんじゅうは、登録商標です。
登録商標か...それならば違う文字を書いて違うまんじゅうにすればいいじゃないか。
イチからまんじゅうを作る。
準備したものはコチラ。
なぜか食紅4色揃えた。
- 小麦粉 (やっぱり沖縄製粉の羽衣でしょう)
- ベーキングパウダー (膨らまし粉)
- つぶあん (これも作るのは大変なので)
- 食紅 (とりあえず4色)
- 筆 (シュッと一筆書き用)
- 紙コップ (食紅溶かす用)
そういえば、まんじゅうを作った事がない。
いろいろと検索してみたけどイマイチわからない。
まあいいや、細かい所は気にしない。最初の何個かはどれだけ膨らむか実験的に作ってみよう。
まずは小麦粉とベーキングパウダーをフルイにかけて混ぜ合わせ、ぬるま湯で溶かした砂糖水を入れコネコネ。
ホイッパーにイライラしたので手でこね始める。
つぶあんを包んで蒸し上げる。
お借りしてきた蒸篭に入れて10分くらい(アバウト)蒸す。
約10分後...
割れてるけど今回は気にしない。
わわわ!膨らんでる!ちょっとさぁたぁちゃんみたい!
ではさっそく試食をば。
なにか皮が分厚く、あきらかに薄皮まんじゅうでは無い。
パクっ...むしゃむしゃ...
塩っぺえ!!うわ、なんだこれ。
少ししたらあんこの甘さがやってくるけど。
もしかして...
どうやら塩と砂糖を間違えるという古典的なギャグをしてしまったらしい。
[言い訳]
我が家にはちょっとイイ塩が3種類、砂糖が1種類あるのだが、どれも同じ容器で表示があるのは1つだけ。
見た目も砂糖とちょっとイイ塩はほとんど変わらない。
1つだけSaltの表記が...
確か塩まんじゅうってこんな味だったような。
なかなか美味しいけど次は確認して砂糖を入れよう。
気を取り直してもう一度。本番いってみよう。
再びフルイにかけコネコネして餡を包む。
今回は本番なので月桃に包んで蒸してみた。
美味しそうに蒸しあがった!
結局この作業は3回行った。
さあ、つぎはお楽しみの...
筆入れ!
食紅(赤)をお湯で溶かす。ワクワク。
たぶんみんな書くだろうNOまんじゅう。
くだらないと言われようがNOまんじゅうは書いてみたかった。
でも本当にやりたかったのはコレ
50音まんじゅう
あまんじゅうから始まりんまんじゅうまでの46個
この写真を撮ったときの達成感といったらもう。
「わゐうゑを」は「わをん」だけにした。並びがおかしいのは気にしない。
のまんじゅうが使えないのでNOまんじゅう。
すごく楽しい。もっと書きたい。
これ、お祝い事とかでプレゼントしても楽しいかも。
名前を組み合わせたりしてもいいと思う。
例
知れば知るほど☆ラビリンス DEEおきなわ プレオープン記念まんじゅう
DEEおきなわオープンの際はもっと派手に作ってみようか。
感想
最初はどうなることかとヒヤヒヤしたが、楽しく美味しくできた。
もう作り方を調べないでもまんじゅうが作れるだろう。
さすがに作りすぎたので友達におすそわけ。
しばらく我が家のおやつはまんじゅうに。
ああ、まんじゅうこわい。