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ポーク缶に入ったポークのような石鹸「ポープ」を作りたい
わたしはポーク缶をあけるたびに思っていたことがあるんです。
「ああ、石鹸だ。ポークってなんて石鹸っぽいんだろう」って。
この既視感を実現するために、ポークみたいな石鹸を作っりたいのです。
名前も考えたんです。ポークとソープをあわせて「ポープ」。うん。
では作りましょう。
グリセリンソープを手に入れた
石鹸の作り方はいろいろあるようですが、一番簡単なのはグリセリンソープに色をつけて形を整える方法。
グリセリンソープ。半透明です。
グリセリンソープとポーク。
ポークの微妙な質感と色。じっと見ていると不安が胸に押し寄せます。
正直再現できる気がしません。
ポークを石鹸ぽいと思っていたのは本当にわたしでしょうか。
考えるのはやめて続けましょう
ポーク缶に入るだけのグリセリンソープを切り出します。
レンジで加熱すると溶けるので、少しづつ溶かします。
溶けた。美味しそう。
ソープはポークに?
石鹸として使用したいので、食用色素で色をつけます。
- どれぐらいで色づくのでしょうか
- わりとガンガン入れてOKそう
赤だけではなく黄色も入れてみます。
色付けている間に固まりだして、色素が溶けきらないところがありますがそれはそれで肉粒子感が出て良さそうです。
- 脂肪の白いのところは黄色で
- ソープの量が少ないとすぐに固形に
どんどん固まるので、もうポーク缶に入れて型をとります。
黄色の粒は中の方に埋め込みました。想定では薄く透けて見えることで、より肉片ぽくなるはず。
ポープ...
そのまま2時間放置したのがこちらです。
色が真っ赤で全然ポークじゃありません。「なんでポーク缶にキムチいれてるん?」案件です。
取り出して、ポーク缶に戻してみました。
あ、これは...。
なにかに導かれるように、わたしはポーク缶の中に光を仕込んだのです。
つまりは、ぜんぜんポークにはならず、きれいな赤色の大きな宝石のようなものができました。
そもそもポークが石鹸に思えたのはわたしの妄想だったのでしょうか。
いいえ、これは沖縄の悲願。きっといつか商品としてポープがどこかから発売されるはず。
本日は以上です。