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イカの姿天ぷらで「天ぷらイカ・魚問題」を解決したい
天ぷらイカ・魚問題
長年の沖縄県民の悩みである「天ぷらイカ・魚問題」。
沖縄の天ぷらは衣が厚く、似たような形状であるため「魚天ぷらを食べたかったのに、イカ天ぷらを取ってしまう」「イカ天ぷらが食べたかったのに、魚天ぷらを取ってしまう」という悲劇が起こること
DEEokinawaでも長らく「天ぷらイカ・魚問題」について解決方法を模索してきました。
魚てんぷらとイカてんぷらを見分ける方法
夢の自動天ぷら判別機を作ってみる
ディープラーニングで天ぷら問題を解決したい
これまでは既存の形のままで判別しようとしてきましたが、人間の目でも機械でも難しかったのです。
それならいっそ、形を変えてしまえばいいのではないでしょうか。イカはイカらしく。そのままの姿で。
スルメをもどす
イカの姿てんぷらを作るべく、買ってきたのは天ぷら粉とスルメ。
イカを1本で買わなかったのは、天ぷらにしたときに半生が怖かったのと、イカの姿を残すにはスルメの方が最適ではないかと考えたからです。
- そのままでは硬いので重曹で戻します
- 染み込みやすいようにスルメには切り込みを入れています
重曹水に入れて1晩寝ませましょう。
もどった!スルメが柔らかくなりました!
イカの姿天ぷらを作る
水と天ぷら粉だけでできるので簡単ですね。
- もどしたスルメをいれます。
- 油は170度
油に入れた瞬間「しまった!」と思いました。
イカの足が、足が、まがったままーーーー!
なんとか油の中で足を伸ばそうとしましたが、時すでに遅し。
わたしが目指した山の頂上はここだったのでしょうか。イカとは...
でもスルメを戻したことで食感も柔らかく、味はめっちゃ美味しかったです。
マジスルメで再挑戦
戻したスルメでももうちょっと頑張ればなんとかなるかもしれません。
しかしもうスルメを戻す時間はないのです。なぜならいつもの直前進行だからです。
やっちゃえ!スルメ!
おおお!
イカ?
この山の頂上もわたしが目指したものとは違ったようです。
嗚呼「天ぷらイカ・魚問題」解決の道はどこに。
「めっちゃ硬くて食べられない!」というと思ったでしょう?
でもスルメの旨みは残したまま、ギリ噛み切れるので、これはこれでアリでしたよ。
今日はここまで、いっか。