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あれから8年、「ゲンキ食堂」は今でも元気なのか
まだやってますか?
DEEokinawaがスタートしてはや14年ぐらい。多くのものがなくなったからこそ、まだあるのか?を確かめに再訪問するのもいいのでないでしょうか。
前回は魅惑の観光迷所「ダチョウらんど」を10年ぶりに訪れ、まだ営業していることを確認しました。
今回訪れるのは那覇市壺屋にある「ゲンキ食堂」です。
【入りにくい店に入ってみた】シリーズで行ったんですが、入りにくいお店は半分以上が紹介後に閉店。
しかも8年前にもお便りで木造だったから現存するかな~?と言われていました。
おばあさんがひとりでお店をされていたゲンキ食堂は2024年もまだ健在なのでしょうか?
やっていました
こちらが2024年のゲンキ食堂。
看板が少し色あせた?でも軒先の日よけシェードは新しくなっている気もします。
そして後ろ姿ですが、おばあさんも元気そう!
入り口には8年前にはなかった手作りの木彫り看板もありました。
近所の方が作って持ってきてくれたそうです。
お久しぶりです!
赤いエプロンとスカーフも以前と同じく、柔らかい物腰で出迎えてくれました。
もう歯もないよー!とおっしゃっていましたが、今年で90歳になるけどいまもひとりで毎日お店を切り盛りされているそうです。
メニューは値段は少しあがっていますが、店内もほぼ当時のまま。
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ただおばあさんがいまは足を怪我してしまってたくさんのメニューはできないので、現在は沖縄そばと天ぷらのみを出しているそうです。
12時頃には満席になる日もあるとか。
現役の黒電話。
非接触式体温計だけが8年の時の流れを感じさせます。
まだまだゲンキ食堂!
おばさんの人柄ですが、初めて利用したお客さんや、わたしのようなめちゃくちゃ久しぶりにきたお客にも本当に優しくしてくれるので、たくさんの方に慕われています。
訪れた日にもアメリカから来た人がお土産を持ってきてくれたとか(オーストラリアのお土産なのでオーストラリアかも)。エプロンと鍋つかみで「来年また来るからね!」と帰られたから、「来年までは絶対お店続けんとー。そういう気持ちや言葉が元気になるさ」とおばさんはおっしゃってました。
おばあさんの古時計もいまも現役
300円分購入したらしーぶん(おまけ)もつけてくれた天ぷら。
夕食にこどもたちに「90歳のおばあさんが作った天ぷらだよ」と出したら「めちゃくちゃ美味しい!今度は揚げたてを食べたい!」と喜んでいたので、近々また行きたいと思います。
8年前は「いつまでできるかねー」とおっしゃっていましたが、いまは「ずっとやるよ!」とおっしゃっていたおばさん。
今回もゲンキ食堂で元気をわけていただきました。
ゲンキ食堂
沖縄県那覇市壺屋2-23-10