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沖縄の魚をはく製にしたいと思ってたら提灯になった
先週、はく製にしようと思って時間が足らなかったイラブチャー。
無水エタノールじゃないと無理とか、脱水に時間がかかるだけなので時間さえあればブランデーでもいけるなど、いろんな情報が入りました。
迷いましたが、追加で無水エタノールを購入して、消毒エタノールは卒業することに。
ちなみに無水エタノールは1500円でした。
それから5日後
長く浸けることでデメリットはなさそうだったので、それから5日浸けました。
目視ですが、なんとなく皮が硬くなっている気がします。
最初の数日でイラブチャーの青色は出てしまったのか、後半ではエタノール水は黄色に。
イラブチャーとスクを取り出しました。
はく製と提灯にしよう
はく製を作るつもりでしたが、風船で膨らませたらアバサー提灯のようになるはずです。
イラブチャーが提灯になったら可愛い気がするので、スクははく製、イラブチャーは提灯にしたいと思います。
- 針とテグスで縫います
- 皮が硬くないのでイラブチャーは縫いやすかったです
勢いで提灯にしようと思ったので、イラブチャーの長さを考慮していませんでした。
風船は1つでは足らなさそうなので、前後にいれることに。
いいやん。
はみ出している部分は再度皮を縫います。
風船を2つ使ったことで、くびれが...。
くびれ部分は腹を開いて綿をつめました。
- イラブチャー
- ふうせんイラブチャー
見比べると風船の方は細いですが、これ以上膨らませると破裂しそうで、怖くて攻められませんでした。
スクは紙粘土を入れてはく製に。
- イラブチャー
- スク
乾きました
イラブチャー?
中を取り出します。
なんだろう。そこはかとなく怖い。
愛らしさには目玉が必要なのかもしれません。
お。滲んだことでまつ毛みたいになりました。魚はまぶたもないけどな。
もっとイラブチャーぽさを追求すべく色もつけましょう。
うん。
完成!
スクははく製というより煮干しです。中身は粘土だけど食べてしまいそう。
小さすぎてお腹が開けなかったこと、それで粘土をちゃんと入れられなかったのが敗因です。
イラブチャーはできたような気もしますが、提灯にするための紐を乾く前につけ忘れたので置物になってしまいました。
バランスが悪くて体幹がすごすぎるイラブチャーです。
いままでなぜアバサー(ふぐ)しか提灯がないのか、あっても知られていないのかが疑問でしたが、わかりました。 魚だと膨らまないし手間がかかりすぎるからだ。
これを踏まえてもう一回ぐらい作ってみたい気もしますが。でもそれはたぶん10年後の話です。