2024.07.17

今こそ推したい、極私的沖縄偏愛グルメ

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沖縄に住んでるふつうの人が普段食べてる沖縄のおいしいもの、知りたくない?極私的な偏愛グルメをそっと公開しよう。

沖縄に住んでる人がふつうに食べてるおいしいもの

いやー、月曜が祝日だと曜日感覚が狂いますね。
あと一日あると思っていた特集記事の日も一日前倒しになったりしますよね。
というわけで本日は、手持ちの画像だけで構成できるサスティナブルな記事をお届けしようと思います。焦らず、騒がず、粛々と。これぞ10年間こつこつと記事執筆を続けて身につけた胆力です(威張るとこちがう)。

テーマはタイトルのとおり、個人的に推したい沖縄のおいしいもの。
私が日常的に愛してやまない沖縄のおいしいものの中からおすすめを数点ご紹介したいと思います。
たまにはこういうのもいいじゃないか。いいよね。いいと言って。
 

お菓子編

・梅小亀(玉木製菓)

まずご紹介したいのはこちら、玉木製菓の梅小亀。昔ながらの沖縄の亀せんべいの梅味です。
これはもう私が沖縄に移住してすぐの頃から10年以上愛し続けているもの。

このなんともいえないレトロで素朴なパッケージと、100円ちょっとで買える良心的価格。そして絶妙な甘じょっぱさの梅パウダー。すべてが最高なのです。たまに梅パウダーがかたまってついているところがあったりして、それもまたたまらないポイント。

梅味のお菓子が好きな方ならハマるはず。いつかコンビニで売っているポテトチップスのコンソメWパンチみたいに、梅パウダーを増量した商品が出ないかと夢想しています。
 

・ピーナッツ糖(伊江食品)

はい、でましたこちら。離島フェアでは必ず買うやつです。伊江島特産のピーナッツを使った黒糖菓子。
他にもピーナッツと黒糖を使った似たような商品はたくさんあるのですが、やっぱりこれじゃなきゃダメなんです。

飴部分のカリッとした硬さや香ばしい味わい、塊の大きさなどがマイベスト。
当然カロリー爆弾でもあるんですが、気がつくといつも食べすぎてしまうので自制するのが大変なお菓子です。

暑い季節は黒糖が溶けてべっとりしてしまうので冷凍庫に入れて、冷やしピーナッツ糖にして食べています。凍った硬さもまた最高。バニラアイスに入れて食べると飛ぶぞ。
 

・久米島のみそクッキー(島福)

こちらも初めて食べたときは衝撃が走ったお菓子、久米島のみそクッキー。素朴なパッケージから受ける印象は普通のよくあるようなお土産用クッキーなのですが、実はめちゃくちゃ洒落た味わいだって知っていましたか?

生地に練り込まれた久米島みそがピーナツバターのような風味で、ちょっとしょっぱさもあり止まらなくなるおいしさ。サックサクの食感もまた最高です。これはいちどだまされたと思って食べてみてほしい逸品。
 

・べにいもタルト(御菓子御殿)

それ(お土産菓子)って自分で買って食べるやつじゃなくない?というようなセリフが最近のドラマでもありましたが、沖縄のお土産菓子の代表格、べにいもタルトです。わざわざ自分でべにいもタルトを買って食べるウチナーンチュはあんまりいないと思いますが、私は国際通りなどを訪れたときにわりとバラで数個買って食べたりします。だっておいしいから。

そのままでもいいんですが、トースターでほんの少し温めて食べるとちょっとバカにできないぐらいの味わい。特にタルト生地がサックサクになって最高です。

そして夏場は冷蔵庫または冷凍庫に入れて「冷やしべにいもタルト」もなかなかイケます。さすが、長年沖縄みやげの王者に君臨し続けるだけのことはあるな。
 

・田いもパイ(なかとみ菓子店)

以前デイリーポータルZに寄稿した記事でも推した、なかとみ菓子店の田いもパイ。ぽてっとした素朴な見た目からは想像できない繊細な味わいが楽しめるパイです。がっつり揚げてあるのに全然脂っこくないのが不思議。

これを朝食代わりに食べると腹持ち最高なんです。余ったらひとつずつラップに包んで冷凍庫で保存しておいて、アルミホイルで包んでトースターでチンすればいつでも揚げたてが味わえます。

田いもってかなり地味な存在ですが、田いもパイは隠れた絶品スイーツだと思ってます。最初にこれをパイにしようと考えた人天才。
 

氷菓編

・ひがし食堂のぜんざいバー(沖縄明治乳業)

これが初めて販売されたのは5年ほど前だったような気もしますが、それまであまりぜんざいが好きではなかった私が一気にぜんざいラバーに転身したきっかけがこれ。名護にあるぜんざいの老舗名店「ひがし食堂」協力のもと沖縄明治乳業が開発したアイスバーです。

パルムのようなまったり感はいらないけど、ガリガリくんではちょっと物足りない。そんな気分にぴったりフィットする、練乳入りのぜんざい氷をミルク味のアイスで包んだこちらのアイス。どうしてこんなにおいしいんだろうと疑問に思っていたらパッケージにヒントがありました。

ココナッツ!
まわりはミルク味なのにべったり甘くなくてさっぱりと食べられるのは、このココナッツの風味があるからなのかもしれません。いやほんとよくできてるんだ。
 

・富士家のぜんざい(沖縄ファミリーマート)

ぜんざい続きになってしまいましたが、発売当初はすぐに売り切れてなかなか買えなかったファミマの富士家ぜんざい。最近は安定して冷凍コーナーに並んでいるようです。ぜんざいといえば富士家。富士家といえばぜんざい。間違いないおいしさ。

これのなにがいいって、車のカップホルダーに入れてドライブしながら食べられるところ。ローソン沖縄で売られている和風亭監修のぜんざいもおいしいんですが、このカップホルダーに入りやすい発泡スチロールカップに軍配が上がります。

もっちもちの白玉もちゃんと入っているし、この容器のおかげで溶けにくく結露しないからドライブしながら長く楽しめます。信号待ちにひとくち頬張るのが至福。

別売りの練乳インも当然おすすめです。車内にこぼしたら悲惨なことになるけど。
 

フード編

・ゴーヤーバーガー(ジェフ)

泣く子も黙る、沖縄うまれ沖縄育ちのハンバーガーチェーン店ジェフ。大手に比べると店舗数が少ないのでなかなか足を運べないのですが、たまに食べるとちょっとハッとするほどのおいしさなのです。ファストフードというくくりでは語れない味のクオリティ。いつも作りたてアチコーコーなのも嬉しいですよね。

ポテトも大手と比べると塩味がおだやか。当然揚げたてアツアツ、ケチャップも言わなくても付いてきます。好き。

バーガーの推しは断然ゴーヤーバーガー。以前はぬーやるバーガーの穏やかな苦みが好きでしたが、最近はゴーヤーバーガーひとすじです。おいしすぎるんだ。
 

・ゴーヤーチャンプルー弁当(ほっともっと)

こちらもデイリーポータルZに寄稿した一品。沖縄に夏の訪れを告げる風物詩、ほっともっとのゴーヤー弁当。夕飯作るのめんどくさいなーほっともっとにするかーという時に選びがちな逸品。

ごはんの上にゴーヤーチャンプルーとポークが二切れのったシンプルなお弁当ですが、これでいい。これがいい。買い弁すると、とかく揚げ物に偏りがちななか、味といい量といいこれが中年の胃にベストマッチなのです。

島豆腐もごろごろ入っていて、ダシの効いたゴーヤーチャンプルーの味付けがほんとうに絶妙。これは観光客のみなさまにもぜひいちど食べてみてほしいと常々思っています。

みんなの推しグルメも教えてほしい

この年になると普段買うものってけっこう固定されてしまっているので、自分以外の人が普段なにを食べているのかに興味深々。

何気ないけどおいしい。
ずっと買っている。
冷蔵庫にこれがないと不安。

そんなみなさんの沖縄推しグルメ、X/Twitter などでぜひ教えてください。
また第二弾でお届けするかもしれません(ネタがなくてやばいときに)。

毎日暑くて食欲落ちがちですが、おいしいものを食べて長い長い沖縄の夏をのりきりましょう!えいえいおー!

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