- DEEokinawaトップ
- 特集
- ポーク神経衰弱カードは売れるんじゃないだろうか
ポーク神経衰弱カードは売れるんじゃないだろうか
ここ3日くらいポークの話で申し訳ございません。
先日、デイリーポータルZに寄稿した記事でポークを食べ比べる記事をやりました。
実は過去に我々も
「ポーク!ポーク!ポーク!」という記事をやっており、実に11年ぶりくらいにポークの食べ比べをしたわけなのです。その頃から見てみるとホーメルのランチョンミートが姿を消していたり(沖縄ホーメルはSPAMの販売もしているのでそちらに一本化した?)、「アメリカンプライド」という謎ポークがなくなっていたりと、ラインナップの移ろいにもちょっと時代を感じます。
さて、11年前にポークを食べ比べた後、「このまま終わるのはもったいない」ということで
ポークを使って神経衰弱を試みるという記事を書きました。正直手がベトベトになった思い出しかないのですが、最近は全部真っ白だけどカードの紙質が異なっていてそれを判別するカードゲームや、紙やすりの神経衰弱なんてものもあるらしいです。
と、いうことはこの令和の時代にこそ、「ポーク神経衰弱」を作ればバカ売れするんじゃないでしょうか。
ポーク神経衰弱をつくろう
というわけで、デイリーポータルの撮影で使ったポークの断面写真を撮っておきました。特に今後の展開には影響しませんが、撮影したのは「チューリップ」「チューリップシンプルポーク」「SPAM(レギュラー)」「ミッドランド」「ウィンドミル」「ORAM」「わしたポーク」「セレブリティ」「オキハムポーク」の9種です。
撮影ではあと1種類「チューリップベーコンランチ」があったのですが、訳が分からなくなって写真を撮り忘れてました…。
それらの写真を元にカードを作っていきます。流石にポーク名が入っていると面白くないのかな?と思いポーク名はQRコードで読み取る形式としました。
これを印刷して
切り離せばできあがりです。本当はトランプのカードに貼り付けたかったのですが、時間の関係上(本日記事を書いている時点でお察しください)、紙そのままです。
ポーク神経衰弱は成立するのか
カードができたので早速プレイと言いたい所なんですが、事務所にはあいにく誰もおらず。
仕方ないので、一人プレイでやってみたいと思います。場にはポークのカード9種類×2で18枚カードがある形です。
やる前は「こんなもんわからないよなぁ」と思っていたのですが、脂の位置だったり、微妙な凹凸の感じ、色味だったりで意外とカードが特定できることが分かりました(どのポークかはわからないけど)。
トランプみたいに数字じゃなく、カードの特長を覚える神経衰弱というのはちょっと面白いかもしれません。揃えたカードのポーク名を当てるとさらに得点、みたいなルールもアリなんじゃないかと思います。
一人だと割とさっくり終わってしまって、裏返すのにかかった時間は4分くらい。もうちょっとカード数があった方が面白そうなので「SPAM(レギュラー)」だけじゃなく、「SPAM(減塩)」とか「SPAM(うす塩)」とかあと2倍くらいポークの種類を増やしたいところです。
あと、カメラを向けながらだとポークの名前が一発で分かってしまうので、そのあたりの工夫をしたらもっと面白くなりそうです。
すぐ終わっちゃったので、「焼き目をつけたポークカード」も用意しました。それぞれのポークに焼き目をつけて写真をとったものを使っています。
というわけで、焼き目がついていないポークと焼き目をつけたポークで神経衰弱をしてみたのですが、そもそもの対応が分からないのでこれは全然楽しくない。単なる苦行でした。
やはり同じカードを探せた方がよいだろう…と焼いてないポーク9×2、焼いているポーク9×2を配してみた感じです。そこそこ時間もかかって全部表にすることができました。
そこそこ面白い
というわけで沖縄で販売されているポークを使った「神経衰弱」ですが、もうひとひねりしたら5個くらいは売れるんじゃないかという微妙な結果に終わりました。
やっててずっと思ってたんですが、ポークである必用性みたいなものが無いので、なんかそのあたりの工夫が足りてないような気がします。
でも例えば、カードを使うことによりメーカー名を読み上げて対応するポークのカードを取る「ポークかるた」とかババ抜き的なゲームもできそうな気がして夢が膨らみます。
ただ、撮影で使ったポークは以前冷凍庫の大部分を占めているのでそちらの消費レシピを探す事の方が緊急性の高い課題ではあるのですが。