- DEEokinawaトップ
- 特集
- 開けやすさを競え!第1回 ゆし-1グランプリ
開けやすさを競え!第1回 ゆし-1グランプリ
ゆし豆腐の開けにくさを感じているのは私だけではないはずだ
手軽に食べられて栄養豊富なうえに、そのままでもアレンジしても美味しい沖縄の食べ物ゆしどうふ。
離乳食期の赤ちゃんから噛む力が弱ってしまったお年寄りまで食べられる、ふわっふわの食感が魅力です。
そんなゆしどうふ。私も大好きでよく食卓に登場するのですが、以前から思っていたのが袋がめちゃくちゃ開けにくいということ。
できたてアチコーコーのゆしどうふはこんな状態で販売されている
だいたいどこのスーパーにもその日のできたてを豆腐屋さんが運んでくる豆腐コーナーがありつつ、通常の冷蔵陳列棚にも何種類かのゆしどうふが並んでいます。沖縄県民は豆腐を購入する際、アチコーコーかどうかにはかなり重きをおいているので、日に何度かある入荷のたびにわりとすぐに売り切れてしまいます。
さすがに家に持ち帰って食べる頃には冷めているのでもういちど加熱するのですが、やはり作りたての豆腐は美味しい気がします。
閑話休題。そんなゆし豆腐の容器はさきほどのスーパーでの陳列写真にあったようなビニール袋にざっくりと入れられたものが多いのですが、その他にもいくつかのバリエーションが存在しています。しかしどのゆしどうふもかなり汁っぽいので、開ける際にこぼれやすくいつもムキー!となりがち(え、私だけじゃないよね?)。
というわけで本日は、ゆしどうふの容器の開けやすさを競う「第1回 ゆし-1グランプリ」を開催したいと思います。
エントリーNo.1:なかむら食品 ゆしどうふ
一番手はなかむら食品のゆしどうふ。
最もスタンダードなビニール袋に入っての登場です。
ぱんぱんのみっちみち
これ!この結び目が開けにくい!!
毎回なんどかチャレンジするものの解けたためしがなく、爪が剥がれそうになっては諦めています。
そこではさみの出番。自立しない不安定な袋を深めのボウルに立て、結び目のギリギリ下端をちょん切ります。
パカッ
いつもならここでドバーッと溢れて辺りがゆしどうふ汁まみれになるのですが、このときは珍しく上手くいってしまいました。くそう、記事にするときに限って...!
そーっとボウルに移していく
数滴こぼれたもののうまいこと移し替えできました。たまたま今回はうまくいきましたが、普段は周りにびしゃびしゃに飛び散って残念な光景になっています。
開けやすさ:★★☆☆☆
エントリーNo.2:池田食品 ゆし豆富
続いては池田食品のゆし豆富。本土にもあるスタンダードな豆腐パックに入っての登場です。
池田食品はスーパーでの小売を行っておらず、自社の移動販売車のみで販売を行っています。みなさんもどこかで豆腐販売のカラフルな軽トラを見かけたことがあるのではないでしょうか。
こう見えてアチコーコーです
さてこの豆腐パック、これがまた開けにくいんですよね。
端っこのビニールを持って引っ張るとすぐに千切れ、
別の角から剥がそうとするとビニールのフチだけがペリペリと剥がれていきます。
かといって包丁やはさみを入れると中身が満杯に入っているので溢れてしまいます。
というわけでビニールを手で無理やり引きちぎってこの状態。無惨なり。
もうずっと昔から豆腐全般に使われてきたこの容器ですが、もうちょっと改良できないものでしょうかね。
開けやすさ:★☆☆☆☆
エントリーNo.3:繁多川 ゆしどうふ
最後は繁多川のゆしどうふです。
ご覧ください、こちらなんとチャック付きの袋入り!!!
この形状は今回初めて見たのですが、わりと以前からあったものでしょうか?
めちゃくちゃ画期的です。
底がありしっかり自立する袋なうえにチャック付き。ちょっと全部は多いなーというときでもこの袋のまま冷蔵庫に保管できますね。便利すぎて涙が出そう。
ハサミを使わずともサイドの切れ込みからぺりぺりと簡単に開けられて、
じゃん!
開けやすさよ...!俺は今、モーレツに、感動している...!
片手ですっと持ち上げて鍋に移し替えることも可能でした。いやー画期的画期的。
開けやすさ:★★★★★
第2回ゆし-1グランプリはあるのかないのか
というわけで第1回ゆし-1グランプリの映えある暫定No.1は、繁多川のゆしどうふに決定しました!
おめでとうございます!
もちろんメーカーによってそれぞれ味わいも異なり好みがあるので、これが良い!というわけではありませんが、繁多川ゆしどうふの容器の開けやすさには感動しました。いやーこんな便利な商品があったんですね。
また他にもゆしどうふ容器のバリエーションが見つかりましたら、第二回ゆし-1グランプリを開催したいと思います。
本日は以上です!