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2023年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
今年も産業まつりの季節がやってきた
今年も沖縄の産業まつりが2023年10月27日(金)〜29日(日)の3日間にわたり那覇市の奥武山公園にて開催されました。
コロナ禍を経て、今年は4年ぶりとなる制限なしのフル開催だったそうです。
第47回を数える今年の産業まつりのテーマは「県産品 みんなで創る 島の価値」
念のため補足しておきますと、「沖縄の産業まつり」とは沖縄の県産品が一堂に集まる県内最大の総合産業展。
食品や泡盛をはじめ、化粧品、やちむんなどの伝統工芸品まで、ありとあらゆるものが展示即売される大きな物産展のようなものだと考えていただければ分かりやすいかと思います。
▼これまでの沖縄の産業まつりの記事こちらから
2022年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
2019年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
産業まつりの限定販売泡盛がアツかった
2011年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
今年はお天気にも恵まれ、多くの来場者で賑わいました。
そんな会場の様子をお届けします。
食べて飲んで、歩いて歩いて
産業まつりは奥武山公園全体を使っていくつかのブースに分かれて開催されており、こちらは国道58号線側の駐車場エリアで開催されていた市町村ブース「ありんくりん市」。
毎年特産品コンテストが開催されており、今年度の受賞商品が展示されていました。ここをチェックするのも産業まつりの楽しみのひとつ。
今年の最優秀賞(県知事賞)に輝いたのは、ちんすこうショコラでお馴染み(株)ファッションキャンディの「黒い欲望」です。
これ、会場内で配布していたサンプルで頂いたのですが、たしかにめっちゃくちゃうまい!
沖縄の駄菓子、塩せんべいにチョコレートを染み込ませたもので、ギンビスの「しみチョココーン」というお菓子を想像していただくと近いと思うのですが、チョコレートがたっぷり染み込んでおりしっとり感マシマシ。ほんのりと効いた塩味のバランスも絶妙で個人的にはこちらのほうが好きです。ボウルいっぱい抱えて食べたい(デブ)。
これまでコンビニやスーパーに並んでいるのを見かけても「お土産菓子だしなー」と侮っていましたが、買います。普通に。
うるマルシェ発祥のイイダコの炙りたこ焼きのブースも大盛況。イイダコたこ焼きはどこに行っても大人気です。
こちらはベビーあんだぎーのブース。お祭り屋台でよく見かけるベビーカステラの沖縄版?
アンパンマンやドラえもんの型は見たことがあるのですが、シーサーの型ははじめて。食べられるシーサー、これは良い。
プレーン、カスタード、紅芋あんの3種類ありました。
昨年の産業まつりでも見かけたYONAR'Sのシークヮーサージュースが出る夢の蛇口、今年も出店していました。
暑かったのでキンキンに冷えたシークヮーサージュースが最高に美味しかったです。
そして産業まつりで、離島フェアで、毎年見かけるたびに購入している西表島みなとのやおやの「パインスイートチリソース」。西表島のジューシーな完熟パインがごろっごろ入っているチリソースです。
これ、ガチでうまいのでおすすめです。
金武町からやってきたパーラーのタコライス&チーイリチャー。
あぐー豚を100%使用したタコライスが500円というのも気になりますが、やはりここはチーイリチャーです。
産業まつりで金武のチーイリチャーが食べられるなんて!
以前、食べ比べをしたチーイリチャーと比べて刻みニンニクが控えめだったので食べやすく、まろやかでコクがあり美味しかったです。一緒に食べた那覇出身の友人ふたりはヤギのチーイリチャーしか知らなかったけど豚も美味しいと言っていました。というかヤギのチーイリチャーもあるのか。
ぐるっと歩いて川沿いの企業ブースへ。こちらでも色々と新しい商品が出ています。
バタフライピー研究所というなんかおしゃれなブースがあるなーと見ていたら、青いシチューと沖縄そばの破壊力。長年日光に晒されて日焼けで退色したっぽい写真の色合い。シャレオツなドリンクだけにとどまらないところに非常に好感が持てます。
最近、沖縄の企業コラボTシャツが次々に発売されていますが、ついに出ました。天使のはねTシャツ。
パワポで描いたようなキャラクターがゆるすぎて最of高。
こちらもお馴染み、沖縄鋳鉄工業株式会社のブース。沖縄鋳鉄といえばデザインマンホールですね。
好きなマンホールのデザインで作れる缶バッジのワークショップが人気でした。
ちなみにDEEokinawaではかつて新年会と称してマンホール焼きを行いました。懐かしい思い出です。(マンホールは現在もDEEokinawa事務所で保管しています)
県立武道館では衣料品などの展示も行われていたのですが、そこで見つけた「スポーツかりゆしウェア」。完全にTシャツとパーカーだったのですが、どこまでがかりゆしウェアとして認められるのラインが気になるところです。
編集部メンバーが気になったものたち
それでは今年の出展商品のなかで編集部メンバーが特に気になったものをいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
・琉球大学の泡盛
琉球大学と神村酒造、バイオジェットの三者による最新の研究成果で復活した古の黒麹菌「琉古株」を使用した泡盛だそうです。
泡盛のラベルが琉球大学の校章を模しているのも素敵です。
ブース内ではこの商品を作るに当たっての研究内容のパネル展示もありました。
泡盛を製造するのに欠かせない黒麹菌や酵母の実物展示も。こういうのワクワクしますね。
・スッパイマンアンダギー
こちらは沖縄製粉さんのブースで出ていた「スッパイマンアンダギー」。エナジードリンクやらふりかけやら、色んな分野とコラボしているスッパイマンですが、ついにサーターアンダギーともコラボを果たしました。
購入するとプレーンのサーターアンダギーに自分でスッパイマンの粉を好きなだけかけられるという夢のシステム。サーターアンダギーのほのかな甘さとスッパイマンパウダーの酸味ががっちりマッチしており新感覚でした。
・めんビーフハッシュ
こちらは沖縄ホーメルから新発売の「めんビーフハッシュ」。
コンビーフハッシュに明太子を加えてピリ辛風味にしたものだそう。味わいももちろん気になりますが、パッケージデザインと展示がおしゃれで目を引きました。
そのままほかほかごはんにかけてもよし、チャンプルーの具材にしてもよし。缶詰で軽いし長期保存可能なので、お土産にも良いですね。
・ダートゥーダークッキー
竹富町商工会のブースでさり気なく販売されていて、思わず二度見、三度見したのがこちら。
ダートゥーダークッキー。小浜島に現れるという来訪神のダートゥーダーをモチーフにした黒糖クッキーです。
友人の結婚仮装パーティーでオホホに仮装したmycoの友人、よっちゃんが仮装していたあのダートゥーダーです。
ニッチすぎる。
まとめ
というわけで、第47回沖縄の産業まつりの様子をお届けしました。
読者のみなさまもなにか気になる商品はありましたでしょうか?
待ちに待ったコロナ禍明けということもあり、会場内は本当に多くの人で賑わっていました。
出店者側も来場者側も楽しそうに声を出し、試食や試飲を楽しみ、商品を手にとって品定めする様子は久しぶり。編集部メンバーも思いっきり散財してきました!たくさんのユニークな県産品に出会えて今回もとても楽しかったです。
来年もまた、面白いものを見つけてご紹介したいと思いますのでお楽しみに!