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コーレーグスを違う薬味で作ってみる
コーレーグスとは島とうがらしを泡盛に漬け込んだ調味料。
※「コーレーグス」は本来は唐辛子全般をさす沖縄方言ですが、現在では調味料の意味で使われることが多いので、この記事では調味料を指しています。
島とうがらしで美味しいなら、他の薬味を泡盛に漬け込んだニューコーレーグスもいけるのではないでしょうか。しかし唐辛子を使わないコーレーグスだと方言の唐辛子という意味はもはや跡形を残さなくなってしまいますが。じゃあどう言うのがいいんでしょうね。
ニューコーレーグス
言葉の混乱はありますが、やってみましょう。
用意したのはローズマリー、にんにく、乾燥フィファチです。
フィファチはヒハツモドキという植物の種子の部分をすりつぶすとコショウのような味がする調味料。八重山地方ではよく沖縄そばなどにかけて食べられています。
それぞれに泡盛を用意します。
漬け込み開始!
この時点でわかるのは完璧にローズマリーは見た目要員だということです。おしゃれだね。
1週間経過
漬け込んでから1週間です。
どれぐらいで味が滲み出てくるのかわからなかったのですが、なんとなく色が出ているところから味も滲み出ていると思いたいです。
2週間後
漬け込んでから2週間。それぞれ少しだけクタッとしてきた感じです。
コーレーグスは沖縄そばと一緒に食べられることが多いので、おニューたちにも沖縄そばを用意しました。
おしゃれ番長ローズマリー
まずはローズマリーから。
漬けられるといえばオリーブオイルだったマリーさんは泡盛でどのような調味料になってくれるのでしょうか。
味がしない。青臭さもなければアルコール感もありません。みんな一体どこへ隠れてしまったの!?
でも強いていえば味がしないのを逆手にとって、沖縄そばの横に置いておいたら見栄えだけは良さそうです。。
期待値ナンバーワン乾燥フィファチ
沖縄そばの調味料として名高いフィファチ。
すりつぶすのではなく、泡盛に漬け込んだらどうでしょうか。
あ。これは美味しい!
コショウのように振りかけるときより、味がマイルドになってほのかに沖縄そば全体に溶け込む感じ。
唐辛子のコーレーグスは強すぎるという人にはこのぐらいの味変が好まれる気がします。
ずっと透明だねニンニク
最後は2週間漬けても見た目に変化のないニンニクです。
本当に味が滲み出ているのでしょうか。
やっば!
匂いも味もめちゃくちゃニンニクです。そして沖縄そばに合わなさがすごい!
ここじゃない。ラーメンのところへお行き。
ということで新しいコーレーグスの試みでした。
変わり種沖縄そばが増えているので、こういう調味料も今後増えてくるのかもしれませんね(もうあるのかもしれませんが)。
ただニンニクは合わないので、それだけは強くお伝えしておきます。