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おかえりなさい第一牧志公設市場!リニューアルオープン!
那覇市第一牧志公設市場リニューアルオープン
2019年6月16日で老朽化による建て替えで閉鎖になり仮設市場で営業を続けていた旧那覇市牧志第一公設市場。リニューアルオープンまでの期間、DEEokianwaでは定期的に周辺のレポートをお届けしていました。最後のレポートはこちらから。
解体前の営業終了後のレポートもあります。
2023年3月19日とうとう第一牧志公設市場が新築オープンしました。
本日はリニューアルオープンを記念し、旧市場と変わったところ変わっていないところなどを見比べてみたいと思います。
見比べてみよう
こちらは建て替え前の公設市場。
公設市場の看板のまわりに店舗の看板やのぼりなど情報が迫ってくるような勢いがあります。
そしてこちらはリニューアル後。
アーケードはまだないのでその分もすっきりしていますが、あまり変わってなさそうで全体的に洗練された印象があります。
中のようす。
鮮魚、精肉、食料品とブロックが分かれているのもかわりません。
通路は若干広くなった気がしますが、気のせいかもしれません。
色鮮やかな南国の魚。これぞ公設市場ですね。
お店の人に聞いたら食べ方や値段などいろいろ教えてくれます。
この光景を見た瞬間に、景色は多少変わっても思った以上に前と同じ公設市場だなと思いました。
旧市場の真ん中にあったエスカレーター。
のぼりだけのエスカレーターと大きなだるまの凧がシンボルのようでした。
新市場のエスカレーター。
エスカレーターは上下2方向に。凧はなくなりました。どこにいったのでしょうか。
2階にいってみましょう
まずはトイレから。建て替え前は貝を洗わないでの張り紙などありましたが。
めちゃくちゃきれいなバリアフリートイレになっていました。こんなところで貝を洗う気にならない!
- 子供用トイレも
- 杖おきも
2階からの景色は
視界が広くなって、まるでショッピングモールのようです。
前はもっと1階と2階が切り離された印象でしたね。
1階で買ったものを手数料を払えば2階で調理して食べられる「持ち上げ」システムは健在でした。
3階はどうでしょう
以前の公設市場では3階は関係者以外立ち入り禁止。
食材などを保管する冷凍庫と解体場がありました。
わりと薄暗くて歴史を感じられる趣。ひとことで言えばゾンビが出てもおかしくないぐらいだったのですが。
リニューアル後は誰でも入ってOKです。
多目的室と、きれいな調理室になっていました。
以前公設市場組合の組合長にお話を聞いたときも「1階で肉や魚を買って、3階で料理研究家など講師のもとで沖縄料理を調理体験できるようにする予定」とおっしゃっていましたね。
4階は立ち入り禁止。
いつかやんばるたろうさんに屋上シリーズで行ってもらいましょうね。
外小間は
外周はまだシャッターが降りたままの店舗が多かったのですが。
新しくフォトスポットができていたりしました。
- 市場コス
- 小物もありました
新旧入り乱れて新たな歴史を
リニューアル後の公設市場には新たに9店舗が出店しているようです。
おしゃれなお店やユニークなお店などいい意味で公設市場っぽくなくて新たな風を感じました。
と思えば貴重な昔からのお店が続いていたり。
新生公設市場は、最近はせんべろで賑わっている市場周辺をより地元の人も観光の人も若くてもお年寄りもみんなを惹きつけるスポットとして新たな歴史を作っていくのでしょう。
おかえりなさい第一牧志公設市場!