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ダイソー四駆でカジマヤーを駆け抜けろ
俺たちの青春、ミニ四駆が帰ってきた
DEEokinawa工作部(そんなんあったのか)が日々お世話になっている100円ショップ「ダイソー」。
そのダイソーから最近発売された、とある商品が話題を集めているのをご存知でしょうか。
それがおもちゃコーナーに並んでいるこちら。
え、ミニ四駆?
商品名には「ポケットカー」とありますが、これ実は小型の動力付き自動車模型、いわゆる「ミニ四駆」なのです。
我々40代前後の世代、特に男子諸君は胸アツではないでしょうか。プラモデルメーカーのタミヤから発売されている本家の「ミニ四駆」に対して、こちらは「ニセ四駆」(ひどい)「パチ四駆」(もっとひどい)などと呼ばれているそう。
デザインは赤・青・黒の3種類あるようですが、私が立ち寄った店舗ではこの黒いボディの「バットファング」という1種類しか並んでいませんでした。ちなみに300円の商品です。
組み立てはわりと難易度高め
これでなにをするかというと、まあもうタイトルでバレているわけなのですが、デコって沖縄のご長寿祝いで乗るあの乗り物を作っていこうと思います。まずは本体の組み立てから。
開封の儀。パーツごとに透明な袋に分かれて入っています。
これがミニ四駆の心臓ともいえるタイヤを駆動させるモーターです。なかなかずっしり重たくて驚きました。
隣に入っている緑のチューブはグリス(潤滑油)だそう。本格的!これが330円で買えるのはけっこうすごいのではないでしょうか。
パーツはめっちゃ細かい......。対象年齢6歳以上となっていましたが、これ6歳の子には相当難しいんじゃないでしょうか。そして深夜帯の中年の視力的にもなかなか厳しいものがあります(しょぼしょぼ)。
車にはまったく詳しくないので、シャーシとは...?ギアシャフトとは...?と説明書の用語にハテナをたくさん浮かべつつ、なんとか手順どおりに組み立てていきます。細かいパーツが多くてなかなか難しいですが、パーツがパチっとハマる箇所なんかはけっこう楽しいものです。
組み立て開始から約一時間。ようやく電池を入れるところまで来ました。目が...目がァーーーーーッッ!
最後にボディカバーを取り付けて完成です。
裏面にスイッチがあり、ここをオンオフすることでモーターに通電しタイヤが駆動するという仕組みです。このポケットカーを組み立ててみたという人の記事をいくつか読みましたが、パーツが干渉してタイヤがうまく回転しないということもけっこうあるようでドキドキです。
どれ、ポチッとな。
ギャギャ!!ギャルルルウウウウウウウイイイイイイーーーーーー!!!!
夜中の静まり返った室内に響き渡る凄まじいモーター音。子ども起きるわ!
思いがけない爆音に焦りましたがタイヤがしっかり回転していたのは確認できたので組み立ては成功したようです。よかった!
なんかけっこうパーツがあまったけどこれは予備かな...?
おめでたい、あの乗り物に変身
さてさて出来上がりましたポケットカー。
付属していたボディに貼るシールは使わず、これを沖縄らしく仕上げていきたいと思います。
同じくダイソーで調達してきた赤い不織布やシール、キラキラモールなどを準備しまして。
赤い不織布を重ね合わせて、小さな花をたくさん作っていきます。ハイビスカスのイメージ。
モールもいい感じになるように曲げてボディにテープで固定していきます。タイヤに干渉してしまうので垂れ下がるようにはできず、横に飛び出す感じになってしまいましたがそこはご愛嬌ということで。
お花をポンポンと両面テープで貼り付けていき、
バンパー部分にお名前の入った厚紙を貼り付けます。はい、もうお分かりですね?
沖縄のご長寿を祝う行事、カジマヤー(風車)パレードカーの完成です。おばぁに見立てた人形は子どものおもちゃ箱から拝借。
ちなみに東金城ナビィさんは、私の大好きな映画『ナビィの恋』で平良とみさんが演じたナビィおばあの名前からいただきました。おばぁ、カジマヤーおめでとう!
ちょっと花が大きすぎた感はありますが、見えないところまでしっかりデコっていますよ。
それではいざ実走
朝になって明るくなったのでいよいよ実走したいと思います。
安全第一。しっかりシートベルトを締めてね。
ミニ四駆コースを走るときのガイドになるリアステーのローラー部分が輪ゴムをひっかけるのにぴったり。
「さ、おばぁ。外はいいお天気。パレードに出発よ!」
.........。
おめでとう、おばぁ。長生きしてネ。
本日は以上です。