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いでよ!ジュゴンにゃく
オオサンショウウオこんにゃく
広島の高校生のアイデアから商品化された「オオサンショウウオこんにゃく」。
気持ち悪いけどかわいいと発売から数年経ったいまでも人気の商品となっているそうです。
めちゃくちゃパクリですが、同じようなこんにゃく製品が沖縄でもできたりしないでしょうか。
水生生物で灰色の沖縄っぽい生き物...考えているとある動物を思い出しました。
ジュゴンにゃく
そう。ジュゴンです。
ジュゴンは、クジラ類に似た胴体と小さな頭を持つ大型草食獣で、「人魚」のモデルになったといわれる哺乳類です。亜熱帯から熱帯にかけての浅く、温かい海に生息し、主に海草を食べています。日本国内では、沖縄島東部の沿岸域にわずかに生息していますが、その主要な生息域である名護市辺野古の海では、米軍基地の移設計画が進められており、絶滅が懸念されています。
「ジュゴンについて - WWFジャパン」より引用
日本のでは沖縄の海だけに生息しているジュゴン(飼育は日本では鳥羽水族館だけでされています)。
基地問題とも相まり、正直あまりネタにはしにくいのですが、うっかり思いついてしまったのです。
こんにゃくでジュゴンを...こんにゃくジュゴン...ジュゴンにゃく...
怒られませんように。
こんにゃくでジュゴンを作ろう
本当はこんにゃく芋を型取りしたものに入れたらいいのかもしれませんが、技術がないので板こんにゃくを加工します。
こんにゃくでジュゴンを作るのは初めてなのでどれぐらいのこんにゃくが必要かはわかりませんが、とりあえず大きめの板こんにゃくを2枚買ってきました。
爪楊枝で下書きしようと思いましたが、なかなかうまくいかない。
一気にハサミでカットしていくことに。
- 形を整えて
- って薄い!
ジュゴンの実物は見たことがないのですが、写真で見るジュゴンはイルカのような胴体の真ん中が太く前後が細い紡錘形のような形です。
こんにゃく2枚合わせたらどうにかなるでしょうか。
つまようじで繋ぎ合わせながらもう一度形を整えます。
切りながらも滑るので全体像が把握しにくい。
んー?こんな?
頭部は別で作ってみます。大きな口も開けました。
お手手。
作ったパーツを胴体と合体させてみましょう。
怖っ!?
これじゃない感がすごい動物ができてしまいました。
バランスの悪さよ。
修正を繰り返す
たしかに胴体はこんな球体みたいじゃなくもっと細長い筒なはず。
- もっと細く細く!
- 顔も小さく!
お手手(2回目)。
完成!ジュゴンにゃく
なんだこれは?という感じですがジュゴンです。
お目目もつけてみましょう。
きゃわいいーーー!
親子にしてみました。
数年前は親子のジュゴンが観察されたこともありましたね。あの子大きくなったのかな。
ちなみにジュゴンってマナティとも似ていますが、大きく違うのは尾ビレの形だそうです。
ジュゴンはイルカのような三角の形。マナティはしゃもじのような形。
ジュゴンにゃくが食卓へ
出汁醤油で煮込みます。
ちなみに琉球王朝は八重山諸島の新城島にジュゴンの捕獲を許可し、干し肉を貢納税として納めさせていたという記録が残っています。
またその時代、ジュゴンは琉球王国の国王だけが食べることが許される特別な食料で、首里城発掘調査からはジュゴンの骨が発見されています。
...あかん。ちゃんと食べようと思ったけど、かわいくて食べられないのでどうしようと思ってます。
本日は以上です。