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インターホンがあれば石敢當はもっと表札っぽくなる
世紀の大発見みたいなノリで全く生産性の無い話題で恐縮です。
「石敢當」(いしがんとう)は沖縄でよく見る魔除けの一種で十字路や三叉路に上の写真のように配されていることが多いです。諸説はありますが、マジムン(魔物)は直線的な動きしかできないために、まっすぐ進んできたマジムンを家屋に入れないという意図があるようです。
で、よくある笑い話に沖縄観光に来た人が「沖縄には石敢當さんが多く住んでいる」と勘違いをしていた、という話があります。石敢當は見た目、表札のような形状をしていることが多く(ただし位置は割と下に配されている)表札と見間違っていた、みたいなことですね。
まぁ、実際のところ石敢當を表札と見間違う人はまれなんじゃないでしょうか。
そこでふと思ったのです。「石敢當の隣にインターホンがあればもっと石敢當は表札っぽく見えるのではないか」と。
石敢當の隣にインターホンを配す試み
ちょっと急なので何を言ってるか分かってない方もいらっしゃるかもしれません。
実際に見ていきましょう。
というわけで、ネットからインターホンの画像を見つけてきて印刷、段ボールに貼りました。
こちらを持って
石敢當の前にやってきました。それではご覧下さい。
完全に人の家!!
一気に表札感が増したと思いませんか?
まぁだから何なんだ?という話ですけどね。
インターホンはバッチリハマったので他のものでも試してみましょう。
ということで、ポストを印刷してみたのですがこちらはイマイチハマりませんでした。
縦書きの石敢當に対してのポストの位置が定まらず、なんか違和感があります。あと自分がだんだん何をやってるのか分からなくなってきました。
一昔前の玄関によく貼ってあったNHKシールはどうだろう…と印刷してみたのですが完全に縮尺をミスってよく分からない事になりました。
やっぱりインターホンが収まりもよく、場所もどこに配してもそれっぽく見えるのでおすすめです。「石敢當の隣にインターホンがあれば石敢當はもっと表札っぽくなる」繰り返しになりますが、本日お伝えしたいことは以上です。
人生において、この知識が役に立つ機会はほとんどやってこないかと思うのですが、心の隅に留めておいて頂けますと幸いです。