2022.04.27

沖縄の小学校あるある

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沖縄の小学校あるあるを言いたい。沖縄の小学校あるあるをはやく言いたい。沖縄の小学校。沖縄の小学校あるあるを、あるあるを言いたい。

季節は春。
ランドセルに黄色いカバーをつけた初々しい新一年生たちは給食が始まり、ようやく学校生活に慣れてきた頃でしょうか。
昨年ピカピカの一年生だった我が家の長男ももうすっかり学校生活に慣れ、無事二年生に進級。汗と土にまみれた小学校生活を謳歌しています。

さて、沖縄県外出身の私が親として子どもを一年間小学校に通わせてみて、本土とは違うな〜と感じた部分がいくつかあったので、沖縄の保育園あるある同様、小学校あるあるをまとめてみたいと思います。ただ比較対象がもう30年以上も前の自分の小学校時代なので、地域的な特徴ではなく時代の流れで今はそれ全国的にも主流!というものも含まれているかもしれませんが悪しからず。

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小学校あるある言いたい♪ はやく言いたい♪...って、最近めっきり聞かなくなったので元ネタ分からない方も多いかもしれませんが気にせず強行します。

がんばりノート

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まず、小学校で驚いたのががんばりノートという制度。がんばりノートとは、連絡帳と宿題帳を兼ねたいわばなんでもノートです。国語の宿題は国語のノートに書いていたような気がするのですが、国語も算数も日記も宿題はすべてこのがんばりノートに書きます。一年生の間は漢字の書き取り、または内容自由で日記や計算、国語の教科書の写し書きなど、なんでもいいので自分の興味にあわせて1ページなにか書いてくる、という宿題が多かったです。保護者から先生への連絡事項などもこのがんばりノートに書けばOK。毎日使うので忘れてはならない必携ノートです。

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右ページに明日の時間割など連絡事項、左ページに宿題

給食にけっこうな頻度で沖縄料理が出る

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今も昔も子どもたちが毎日楽しみにしている給食。私が小学生時代を過ごしたのが大阪という都市部だったこともあり特徴的な郷土食というのはなかった気がしますが、沖縄の給食ではわりと頻繁に沖縄料理が登場しています。

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沖縄そばは麺と汁が別で提供されるセルフスタイルらしい

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カジマヤー(=長寿のお祝い)など行事にちなんだ献立の日も

特に沖縄そばやタコライスは子どもたちに大人気で、毎年3月のリクエストメニューにも必ず登場しています。またチムシンジ、スンシーイリチー、ミヌダルなど、長年沖縄に住んでいても食べたことがないようなメニューが出ることもあり、いちど食べてみたいなと思いつつ日々献立表を眺めています。

幼稚園が併設されている

これは保育園あるあるでもあったんですが、沖縄県内の公立小学校には同じ敷地内に幼稚園が併設されています。これは沖縄のアメリカ統治時代の名残で、就学前の1年間は幼稚園に通って勉強するというのが沖縄では一般的なのだそう。我が家の長男が通っていた保育園では4歳児クラスまではそのまま全員エスカレーター式に進級するものの、5歳児クラスでは定員が半分以下と大幅に減るので幼稚園に行くのか保育園に行くのか希望を取る時期がありました。幼稚園では時間帯なども変わってくるので(親が仕事の場合は祖父母に預けたり預かり保育、学童などを利用する必要がある)、保育園継続希望の人が多数の場合は就労状況などを鑑みて選考が行われます。

式服登校がある

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始業式や終業式をはじめ、全校行事などがあるときに指定されるのが式服登校。式服とは、上は白の襟付きシャツやポロシャツ、下は黒のズボンやスカートというスタイルで、制服とは異なり各自で準備しなければいけません。白と黒ならいいのかと思って綿素材のカジュアルな黒いズボンを持たせたら「お母さん、これちょっと違うみたいなんですが...」と先生から返されたことがあります。最初はどういったものを用意すればいいのか戸惑いましたが、サンエーなど大型スーパーの衣料品コーナーに行けば式服コーナーがあるのでそこで購入すれば間違いありません。

先生も生徒も下の名前で呼びあう

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これも沖縄独特だと思うのですが、基本的に先生も生徒も下の名前で呼びあいます。沖縄は同じ名字が多いから(クラスに比嘉さんが3人いるパターンなど)というのを聞いたことがありますがその影響なのでしょうか。保育園時代にはマリ先生、ミユキ先生、というように下の名前で呼ぶのが当然でしたが、これが小学校でも継続していてなんだかほっこりしました。自分の小学校時代を振り返ると、全員名字で呼んでいて下の名前を知らない先生も多かった気がします。
また先生から生徒に対しては、男女共通で下の名前で「◯◯さん」とさん付けで呼ばれるパターンが多いよう。最近は保育園からジェンダー的な配慮でさん付けで呼ぶところもあるみたいですね。

◯年◯組ではなく◯期生

これは学校によると思いますが、持ち物に名前を書くときに「◯年◯組 ◯◯◯◯」ではなく「◯期 ◯◯◯◯」と書くように指定がありました。たしかに◯年◯組と書くよりも、学年があがってもそのまま書き換えなくていいのでとても便利!
これは持ち物への名前書きに限った話ではなく、沖縄ではわりとよく◯期生というのが意識されている気がします。「あなたのお兄ちゃんは何期生だった?」のように、何年に入学したか、何年に卒業したか、というよりも◯期生という言い方・聞き方をされることが多いです。
ちなみに私は、小中高すべて自分が何期生だったかまったく覚えていません。

◯時間目ではなく◯校時

こちらも調べてみたところ沖縄に限ったことではないようですが、時間割は1時間目、2時間目ではなく1校時(こうじ)、2校時と...数えることが多いようです。高校ぐらいで、1時限(じげん)、2時限...という数え方をする先生がいましたが、校時については沖縄に来てから初めて耳にしました。長男に「明日の1時間目って体育だった?」と聞くと「1校時ね!」と訂正されます。
ちなみに県立高校では「ゼロ校時」という制度があるらしく、1時間目の前の早朝に授業が行われることもあるんだとか。朝起きるのが本当に苦手なので、かーちゃん的に今から恐ろしくて震えています。

みんなのあるあるも聞きたい

というわけで一年間の小学校生活を振り返り、沖縄の小学校あるあるをまとめてみました。
沖縄でも南部や北部、また離島など地域によって大きな違いはあると思いますが、沖縄本島中部で暮らす私の経験をもとにしたものです。
これから高学年になるにつれて、また新しいあるあるが出てくるのでしょうか。それはそれで楽しみです。
他にもこんな沖縄の小学校あるあるがあるよ!という方はぜひコメントでお寄せいただければ、振り返りチャットで紹介できればと思います。

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