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ローカルな雰囲気がたまらない！糸満市の『つり堀 南山』
周囲四方すべてを海に囲まれた沖縄。
ちょっと行けばすぐにきれいな海に出られるので、釣り好きにとっては天国のような場所かもしれません。
そんな沖縄にもいくつか屋内型の釣り堀があり、天候を気にせず道具なども借りられ手軽に釣りが楽しめるとあって、主に釣り初心者やファミリーなどに利用されているようです。
そのうちのひとつ、糸満市大里にある『つり堀 南山（なんざん）』を先日訪れたのでご紹介したいと思います。
ちなみに過去にDEEでご紹介したつり堀の記事はこちら。
・釣りができるカフェに行ってきた
・マグロ漁船が突き刺さった居酒屋「ぐるくん」は想像以上に不思議な空間だった
お時間ある方もない方も、是非あわせてご覧ください。
普通の民家の中につり堀が？
『つり堀 南山』がある場所は糸満市大里。きれいな湧き水で知られる嘉手志川（カデシガー）すぐ近くの集落の民家を改装して作られています。2年ほど前にオープンされたそう。
門扉もあり一見するとごくふつうの民家ですが、看板やのぼり、自動販売機が設置されており、鮮やかなブルーの壁が目立つのですぐに分かるはず。しかし、この中に本当に釣堀が...？？とにわかに信じがたい雰囲気です。
駐車場は建物裏手に数台分用意されていますがちょっと狭め（軽自動車用）なので、大きい車の方や運転に自信のない方は南山から100mほど先にある大里公民館の広場に駐車してくださいとのことでした。
それではいざ入店。
思ったより広い空間にいけすが二つ
室内の全体像を撮り忘れてしまったのですが、内部は思ったよりも広く大小２つの釣り池があります。
大きな釣り池には、錦鯉やフナなど大きな魚が。
そして入口から右奥にある小さな釣り池には、かわいらしい金魚が泳いでいます。
こちらが受付。鮮やかなブルーの壁のところどころに手描きの魚のイラストが点在しており楽しい雰囲気です。
利用料金は釣り竿とエサ込みで、1時間 小学生以下500円、中学生以上800円。（2021年11月時点）
手ぶらで利用でき良心的なお値段ですね。ただし、釣った魚は持ち帰りできませんのであしからず。
受付を済ませたらエサの入ったボウルとお手拭きを受け取り、入り口横に置かれた竿を借ります。
お店のおじさんは物静かですが、質問したらとても親切に教えてくれるので釣り初心者でも大丈夫。
エサはゆでうどん。小1の息子が「美味そう！」と言って食べたがっていました。これを小さくちぎって針の先につけて釣ります。ちなみに針は細く返しのないタイプ。子どもに触らせるのにもちょっと安心です。
それではいざ、釣り開始。狙え大物！
釣果や如何に？
針を投げ入れること数回。
すると、
開始5分で釣れてました。（釣ったのは私ではなく夫）
サイズとしては30cm弱でしょうか。白っぽいきれいな鯉が釣れました（違いが分かっていないので違ったらすみません）。
釣れた魚は釣り池の中にいくつか用意されているカゴに入れておきます。
こちらは息子が釣った金魚。二匹釣れました。
利用1時間の釣果は、夫が大いけすで鯉1匹、小学生1年生の息子が鯉1匹＋金魚2匹でした。とーちゃん負けとるやん。
息子はとーちゃんに勝ったのもあって「楽しかった！また来たい！」と大満足。こういうのは案外、欲のない子どものほうが釣れるのかもしれません。
手作り感満載なローカルな雰囲気も楽しめる
釣り自体も楽しかったのですが、『つり堀 南山』の魅力はゆるっとした雰囲気。
小学校の振替休日で平日に訪れたからというのもあると思いますが、終始貸し切りでのんびりゆったりとした雰囲気で寛げました。
なんとアレクサも利用可能。好きなBGMで釣りが楽しめます。我が家はポケモンの曲をアレクサにお願いしました。
「沖縄方言以外はリクエストできます」という注意書きにニヤリとしてしまいますね。
釣った魚は種類や大きさによってポイントが決められており、ポイントに応じておもちゃやお菓子などの景品と交換できる仕組みになっています。なお現在の最年少記録は、2歳の女の子だそうです。すごい！！
受付にはお魚のポイント帳が用意されており、ここに毎回ポイントを記録していってもらえるそうです。近所にあったら通ってしまいそう。
1時間たっぷり楽しんで、釣り竿を返却して終了です。楽しかった！！
というわけで今回はのんびりとしたローカルな雰囲気がたまらない『つり堀 南山』よりお届けしました。
沖縄もどんどん寒くなってくるこれからの季節、週末のアクティビティにいかがでしょうか。
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