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紅いもで悪魔料理を作ってみたい
沖縄ではスイーツやお菓子の加工品としてもよく目にする紅いも。
生紅いもはファーマーズなどで購入することができますが、害虫の拡大防止の観点から沖縄県外へは原則持ち出しが禁止されています。
こうやってみるとさつまいもみたいですが、紅いもはヤムイモの一種でさつまいもの一種ではありません。
ちなみにさつまいもは沖縄から薩摩へそして全国へ広がったため、沖縄に伝えた嘉手納町出身の野国総管にちなんで嘉手納町にはさつまいものキャラがいたりしますね。
蛇足すぎたので本題に戻ります。
- 切ってみると綺麗な赤紫色の紅いも
- 手にもほんのり色が移りました
この色鮮やかで染み出しやすい特性を持った紅いもで料理を作ると悪魔のような料理になるらしいのです。
紅いもを使った料理を何品か作ってみましょう。
悪魔料理定番の紅いもシチュー
まずは悪魔料理の定番紅いもシチュー。
何度か出来上がりの写真は見たことはありますが、どの段階で悪魔の料理になるのかはわからないので、そのあたりにも注目しつつ作っていきます。
肉と野菜を炒めます。紅いもが入っていないので、この時点では普通。
水を入れて紅いも投入。
10分後。野菜が煮えてきました。なんとなく色移りはしてそうですが、そこまでではありません。
野菜が柔らかくなったので、クリームシチューの素を入れました。
...色!フルーチェみたいになってしまいました。
ふかし系
一気に作るためにふかします。
二品目。紅いもサラダ。
ポテトサラダのようにしていきます。材料はいろいろ省いて卵と紅いものみのシンプルなもの。
この時点ではきれいです。
マヨネーズを入れて混ぜた途端、不穏な空気に。どうした。
3品目。スイート紅いも。
型が雑すぎてなんですが、溶いた黄身を塗ってオーブンで焼きます。
紅いもバター
最後は濡らした新聞紙とアルミホイルで紅いもを包んでオーブンで焼きます。
完成!
ごはんできたよー!(少しでもこどもが喜ぶかと思ってパンダのお皿にいれました)
クリームシチュー。
紛れもないクリームシチューなんですが、クリーム色の概念を覆すむらさき色。
子どもたちからは「なんで?」のひとことをいただきました。
味は普通のクリームシチューよりも甘くて、これはこれでおいしかったです。
ポテトサラダ。
なぜ卵の白身は青くなってしまったのでしょうか。怖いよ。
子どもたちからは「無理だね」とのひとこと。挑戦する気持ちは育まれていないのでしょうか。
食べてみるとこちらも甘くて美味しかったです。
紅いもバター。
美味しくないわけがない。美味しいのです。
ただし子どもからは「赤すぎん?」との言葉。お前たち!
スイートポテト。
お菓子に多用されている紅いもはやはりお菓子系には合うのです。もちろん美味しい。
これだけは最初は嫌がっていた子どもたちも一口食べて「おお!」と漏らし、「もう1つあるー?」と言っていました。
クリームシチューとサラダ食べてからね!(食べませんでした)
ということで、紅いも料理でした。
紅いもはじゃがいもと比べて甘いので、こどもたちは好きそうなんですが、いかんせん色ね。
料理は見た目も大事なんだなと改めて感じた夜なのでした。鍋いっぱいのクリームシチューはお母さんがひとりで食べますね。