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走れ!スーチカー!
スーチカーは豚肉の塩漬けのこと。かつて沖縄では正月前の旧暦12月28日に豚を屠殺すると、まずクビジリーの肉でウシームンと呼ばれる豚汁が作られ(沖縄の年末は豚の血で豚汁をつくる)、他の肉は塩をすり込んでスーチキガーミとよばれる甕にいれて春の彼岸の田植えの時期まで食べられていたそうです(「名護市史・本編9」 民俗Ⅱ 自然の文化史)。
今はといえば、もっぱら居酒屋でつまみとして出されることが多いような気がしますが、汁物やチャンプルーの具材などにも使われているようです。かつてはユニオンの肉コーナーで毎日スーチカーがブロックで販売されておりそこそこの需要もあったみたいです(確認したら今は販売してなかった)。
さて、そんな沖縄の豚食文化の歴史を感じることができるスーチカーですが、とりあえず歴史とかは置いておいてですね、スーチカーを走らせたらスーチcarにならないですかね?
とりあえず車を組み立てる
まぁタイトルからして嫌な予感がしていた人も多いと思うんですよ。
今日はそういう感じで記事が進みます。
先出の通り、ユニオンでスーチカーが買えなかったので、公設市場で買ってきました。
流石にミニ四駆にスーチカーを乗せるのははばかられるので、紙粘土を乗せていきます。
こんな感じだろうか。
紙粘土が乾くまで1日程度時間が空いたのですが、息子の卒園式がありました。うちは6年間保育園だったので初めての卒園式。マジで泣けました。小学校も頑張ろうぜ…!
色を塗っていきます。
それっぽいようで、初見の人には何なのか全くわからないものができあがってしまいました。いえ。みなさん。これはスーチカーです。そういうことにしておいてください。
走れ!スーチカー
今みなさんの目の前にあるのは何でしょうか?そう。スーチcarですよね。
皆の期待を受けて、スーチカーが…
走ります!
…いかがだったでしょうか。完全に勢いだけで書いた記事なので、全く内容がないためそこまで突っ込みは無いだろうと思いつつ、今僕は猛烈な不安に駆られています。
それは「スーチカー」は正しくは「スーチキ」(塩漬け)であり、「スーチカ」、最後は伸ばさないのが正解なのではないか、と。うん。まぁ本日は以上です。