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沖縄野草で納豆を作れるか
納豆は納豆菌の働きにより、煮大豆などの豆が発酵する過程で大豆のタンパク質を分解しアミノ酸を生成してできる発酵食品。
納豆菌は稲ワラに多く付着していますが、身近にある野草にも生息しているそうです。
その辺にある野草からでも納豆を作れると聞いたので、沖縄の野草で納豆を作ってみました。
野草を探す
まずは野草を探しますが、葉っぱに毒がないことが絶対条件。
シロノセンダングサ
- シロノセンダングサ
- 若葉は茹でて食べることができます
シロノセンダングサは、そこらへんにうじゃうじゃ生えていて、遊んでいるとズボンがシロノセンダングサのトゲだらけになることがあります。
月桃
- 月桃
- 餅を月桃の葉に包んだムーチーで使われます
月桃の葉っぱはとても良い匂いがするのでアロマオイルなどでも使われ、また抗菌、虫除けの効果もある万能植物です。
オオタニワタリ
- オオタニワタリ
- 新芽は茹でたり天ぷらなどで食べるとおいしいい
オオタニワタリは大柄で見栄えがするので観葉植物としても栽培されることも多いですね。
下準備
野草を探した後は、煮豆を作りましょう。
- 乾燥大豆を水に浸けること約1日
- 膨らみました
柔らかくなるまで蒸します。
その間に野草を煮沸。
納豆菌は熱に強く、100度で煮沸しても死にません。その特性を利用して他の菌を死滅させます。
納豆になるまで寝かせる
ここまで出来たら容器に野草と大豆を交互に入れます。
ホッカイロで温め40度ほどに保ちつつ、熱が逃げないようにバスタオルに包みます。
そのまま1.5日放置。
うまく納豆になったのでしょうか。
納豆になったのか
ということで、沖縄野草から作った納豆です。
これは市販の納豆。
うぐぐ(こんな記事を書きながらですが、納豆が苦手です)。
シロノセンダングサ納豆
※最初の納豆出来上がりの写真で気づいた方がいるかもしれませんが、すみません。発酵が甘いです!
でも少し粘っています。
- あー
- あー、うん
少し納豆の味。でも発酵の甘さからかそんなに臭みもなく、でも納豆っぽさもなく感想を言いにくい感じです。
月桃納豆
こちらもそんなに発酵が進んでいません。
- あー
- おお?
先ほどと味はあまり変わりませんが、匂いが月桃なのでこれは納豆が苦手な人にはめっちゃいいかも!
発酵がもっと進んでいたら...どうなるでしょうか!
オオタニワタリ納豆
- あー
- う、うん
ほぼシロノセンダングサ納豆!
匂いがない葉っぱだと野草の違いはそんなに出ないのか?
続いていいですか
ということで沖縄野草から納豆を作ったんですが、やはりもっと発酵を進めてどうなるか見たいですよね。
わたしもそうです。でも記事の締め切りがあったのです。
もう何日か置いてみてどうなるか見守りたいと思います。続報を待て!(すみません)