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もうすぐ閉店する喜友名ギフトショップでびっくり箱を買う
昨日のコザの空気缶でも出てきた沖縄市のゲート通り。外国人向けのバーや質屋、タトゥーショップなどが軒を連ねていますが、その中に「喜友名ギフトショップ」という土産物屋さんがあります。
土産物といっても国際通りにあるようなものではなく、外国人向けの日本土産を販売する、いわゆるスーベニアショップで、昔一度訪れた時は
「へそ祭り」という怪しげなハッピを購入しました。
この時の店内の様子はあまり撮ってなかったのですが、シルク生地の着物風のガウンだったり、木彫りの人形だったりとなんだか不思議なものが沢山売られていたことを覚えています。
その後、喜友名ギフトショップのことはすっかり忘れてたのですが、妻方のおばあちゃんの昔の話を聞く機会がありまして
・ある日、従業員を化粧品のびっくり箱で驚かしたら失神してしまって悪いことをした
みたいな話を聞いたのです。
あれ…?
そのびっくり箱、喜友名ギフトショップで見たことあるよな…!!
というわけで再び喜友名ギフトショップに何度も足を運んで見たのですが、いつ行ってもシャッターが閉まっており閉店状態。ひょっとしたらもうお店を畳んで閉まっているのかなと半ば諦めていたのですが、
先日通りかかったら、なんとお店が開いているではないですか!
しかも閉店セール!!!
実はめちゃめちゃ歴史があった喜友名ギフトショップ
久しぶりに訪れた喜友名ギフトショップ。何でも最近は夕方にちょこちょこお店を開ける程度なのだそうです。閉店セールの影響なのか、前来たときよりはお店の中が随分スッキリした気がします。
いつ閉店なのかは未定で、とりあえずお店の品物の売れ行き次第とのことでした。
お店を始めたのはお店の方の旦那さんのお父さんで、50年以上前からずっとスーベニアショップをやっているのだそう。スーベニアショップは多くあったけど、昔ながらのお店はもうここくらいだそうです。
お店で売られているものを改めて見てみるとなかなか濃ゆい面子です。
ひょっとしたら50年くらい売れていない商品もあるのかもしれません。
そんなに行った事は無かったですけど、お店が無くなってしまうのはやはり寂しい感じがします。
びっくり箱を手に入れた
さて、件のびっくり箱ですがひょっとしたら売り切れているのでは、と心配でしたがまだありました。
ちょっとレトロな化粧品っぽい箱です。あの資生堂が?!と思いがちですが、よく見ると綴りは「SHINSEIDO」。
箱の中身はこんな感じです。
びっくり箱の仕掛けは容器を開けると蛇腹になっていたバネ上のものが飛び出る仕組み。
同時にフイゴみたいなものでちょっとした音がなるのですが、ここは紙製。
残念ながらコロナの影響で、妻方のおばあちゃんに会う機会が未だにないのですが、これが思い出のびっくり箱なのか是非聞いて顛末をご報告したいと思います。
ちなみにもう一つ買ったのは寄せ木細工の箱。パズルみたいに動かして開ける奴ですね。全商品半額だったのでびっくり箱と寄せ木細工の箱で合計2750円。安くないですか?
というわけで、本日は沖縄市のスーベニアショップ「喜友名ギフトショップ」からお送りしました。ひょっとしたらものすごい掘り出し物があるかもしれませんし、復帰前から続くスーベニアショップはもうここだけかもしれません。
閉店までに足を運んで見てはいかがでしょうか。