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飛騨牛の牛脂でちんすこうは作れるのか...?
皆さんお久しぶりです、higaです。
現在岐阜県に住んでおり、ドタバタとした日常を送っていたので、記事をなかなかアップすることができませんでした、、、
先日、近くの公園でポーッとしてるときに
「そういやDEEの記事全然書いてないや、、、」
「なんか岐阜でできるネタはないかな、、、」
・・・
「岐阜と言えば飛騨牛(とても高級な牛)、、、」
「沖縄と言えば豚、、、」
「豚を飛騨牛に置き換えて何かできないかな、、、」
「豚といえばラード、、、ラードといえばちんすこう」
・・・
「! 飛騨牛の牛脂でちんすこう作ったらうまいのでは!?」
「そもそも牛脂のちんすこう何て聞いたことない!作れるのか!?」
って独り言をいいながら「ちんすこうとは?作り方は?飛騨牛とは」を調べてみることに
ちんすこう
ちんすこうは、小麦、砂糖、ラードを主原料とした沖縄の伝統菓子です。wikipedia
飛騨牛
飛騨牛とは岐阜県飛騨地方で肥育される黒毛和牛で、肉質等級3以上、歩留等級がAまたはBを満たす牛のこと。
ちんすこうの作り方を調べてみると、かなり簡単にできそう!
ただ飛騨牛の牛脂は、めっちゃ高そう、、、
そもそも飛騨牛の牛脂を手に入れることはできるのか?
まずは、飛騨地方にある飛騨牛専門店に問い合わせてみることに。
飛騨牛専門店から牛脂だけ売ってもらえるのか
私「飛騨牛の牛脂だけ売ってください、、、」
店主「何に使うのかね?」
私「ちんすこ、、、もごもごもご」
店主「よくわからんけど、タダでいいよ!」
私「あっあざーーーーす!!」
(翌日、飛騨高山まで往復300km運転して牛脂をもらいに行き、店主に申し訳なかったので、記事とは関係のないhiga大好物の牛ホルモンを買いました。
牛脂だけを譲ってほしいというのは、前代未聞のようでしたが、今回は店主のご好意で譲って頂きました! )
※私としたことが、飛騨高山まで行きながら、豪雨と長距離運転の緊張で撮影できなかったのが悔やまれる、、、
飛騨牛の牛脂からちんすこうを作る
ってことで約600gの牛脂をゲットしたので、材料の紹介
飛騨牛の牛脂と薄力粉・上白糖を5:10:5の割合で準備します
全体の工程としては、
1)牛脂を精製し、不純物を取り除く
2)上記の材料を混ぜ合わせ、ちんすこうの形に成形
3)温めた200°Cのオーブンで10分程度焼いて、冷ませば完成
1)牛脂を精製し、不純物を取り除く
精製は鍋で煮込むため、溶けやすいように2cm角にカットします。
水を気持ちの分入れて、牛脂が溶けるまでひたすら煮込みます。
溶け切った牛脂がこちら、余分なカスは油こし器で取り除きます。
荒熱を取った後、1日冷蔵庫で寝かせて、精製は完了です。
約600gに対して、精製後566gなので、純度の高い牛脂!
(飛騨高山まで買いに行って良かった、、、)
2)材料を混ぜ合わせ、ちんすこうの形に成形
今回は牛脂250g、薄力粉500g、上白糖250gで作っていきます。
(だいたい、ちんすこう25個分の量です)
3)温めた200°Cのオーブンで10分程度焼いて、冷ませば完成
成形したのがこちら、ちゃんとちんすこうらしくなってる(泣)
(遊び心で動物さんも作ってみました)
焼き上がりを待ちましょう。
完成!でかっ!?
けど、ちんすこうっぽい!!
(動物さんは膨らみすぎて、おぞましい形になってしまいました、、、)
それでは実食!
まずは牛脂ちんすこう(味がどうなのか、、、)
うまま!
美味い‼
★★★★★
星5つ中5つです!
ラードでできた通常のちんすこうより、甘みがあり、風味も口当たりも滑らかで、上品な味わいです。
牛脂のちんすこう激美味‼
一応通常のちんすこうも、、、、
うん、食べ慣れた大好きな味です。
まとめ
今回思いつきで、飛騨牛の牛脂ちんすこう作りにチャレンジしたのですが、ちゃんと作れました!!
もう一度言います、ちゃんと作れました!!
想像のはるか上をいく美味しさで、個人的には通常のちんすこうより牛脂の方が好きです。
皆さんもご当地の牛脂でちんすこう作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、ちんすこう業界の皆さん、「牛脂ちんすこう」美味です‼ぜひ!
それではまた~!!