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沖縄本島の移動式ビンゴを作った
宴会やパーティーなどで簡単に楽しめる定番ゲームであるビンゴゲーム。これを日常に置き換えた「おさんぽBINGO」という新しいゲームが最近流行っています。
おさんぽBINGOは文具ブランド「ブンケン」の研究員さんが"自分自身と我が子がもっとお散歩を楽しめるキッカケを作りたい"と考えたものなんだそう。まち用・季節用などどこでも使えそうなものに加えて、東京と座間味版もあります。座間味!
商品を購入するのもいいですが、自作するのも流行っているそうで、そうなれば「沖縄本島の移動式ビンゴ」を作りたくなるものです。
沖縄本島の移動式ビンゴ
というわけでできました。すぐ全部見つかっても面白くないし、かといえ全然見つからないと嫌になりそうなので、難易度は真ん中ぐらいを目指しました。イラストはわたしが適当に描いたので細かいところは再現できていませんが。
- 魔除けの貝はこんなやつ。シャコ貝やスイジガイは魔除けとして家の前に置かれたりします。
- ゲーンも魔除け。大きなサンのようなやつでススキの葉を結んで設置されます。
登園ついでに移動式ビンゴ
それでは息子の幼稚園送迎ついでに移動式ビンゴをやってみたいと思います。
幼稚園までは徒歩20分ぐらいかかるので、移動式ビンゴをやるにはちょうどよいぐらいだと思います。
スタートして1分。さっそく石敢當を発見!
石敢當はどこにでもありますが、息子は意識して見たことがなかったらしく「なにこれ?」と言っていたので説明。
文字が妖怪をはねのけると聞いて興奮していました。
続いて月桃。
月桃を見るまでは描いてあるイラストはただの草だと思っていたので、何度も雑草を見つけては「あった!あった!」と言いまくっていたのですが、本当の正解の月桃を発見すると「ムーチーの葉っぱだ!」と言っていました。よく知ってるじゃないか!
- 花ブロック
- 「まる」っと
花ブロックも初めて意識したようですが、このあとから「あった!」「あそこにもある!」を連呼していました。そう、花ブロック多いよね。今度内地に行ったらないことに驚くかな。
屋根の上のシーサー。門柱に乗っているシーサーは多いものの、屋根の上のシーサーはあまり見かけないような気がしていました。
ただ意識して探してみると、うちの近所はわりと屋根上シーサーが多い!わたしにとっても新たな発見です。
- パパイヤ
- 水タンク
ビンゴになったのか!?
いつもより時間はかかりましたが、幼稚園までの片道徒歩30分で見つけられたのはこちら!
中央は自動的に抜けているので、真ん中の段がリーチだったのですが、最後のサボテンだけが見つからず。
「沖縄は庭木のようにサボテンが育てられている」(沖縄庭サボテン観察の冒頭より引用)って書いてあったのに!
いつもはちょっと長い幼稚園までの道ですが、住んでいる街のこと、文化のことを話しながらだとあっという間でした。この遊びめちゃくちゃいいわ。
息子とは明日は違う道で登園してみて、ビンゴ完成を目指そうね!と約束をしました。