2020.02.05

泡盛水割り装置を作った

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酔ってくるとわからなくなる泡盛と水の比率。ピタゴラスイッチ的な装置で注ぐタイミングをきちんと把握できるようにしたい

酔ってくると多くなりがちな泡盛の水割り比率

飲み会の場でよくあると思うのですが、コップに泡盛の水割りを作るときに、酔いが進むとだんだん泡盛の水割り比率が多くなる問題。

アルコール度数30度の泡盛でアルコール度数10度の水割りを作りたい場合は、コップに1/3ぐらい入れると作れるのですが、酔いが進むごとに、1/3入れたいのにうっかり1/2入れたり、はたまた2/3入れてしまったり。こうなるとまた酔いが進み、手も目もフラフラでもう自分が信じられなくなります。

このような場合に、あったら良いなと思うのが泡盛水割り装置
フラフラな意識とは関係なく、きちっとここというラインで注ぐのをストップするタイミングを教えてくれる装置です。しかし酔っているので、音が鳴ったとしても気づかず、光っても気づかず。つまりその場合に有効なのは衝撃。衝撃を与えてくれる装置があれば良いのではないでしょうか。

そう考えて装置の図を起こしてみました。

ピタゴラスイッチ的な、泡盛をある一定注げばボールが飛んでくるようなこういう装置があればいいはず。

見せれば見せるほど仕組みがわからなくなってきそうですが、私の中ではなんとなく作り方の方向性が決まったので早速作ってみましょう。

装置を作る

百均で買ってきたのはこちらの品々。実際に使えるかはわかりませんが。

もっとも重要となる最初の泡盛を注ぐコップの部分。泡盛が一定量入ると魚が浮き吊るしている紐が緩みます。仕掛けは簡単ですがこれで他の部分に何らかの動きをつけられるはずです。

浮き部分はシーソーのようにすることに。まずは水を入れたらバランスが崩れるか実験。

水を入れたら浮きが動いて稼働しました。ただこの状態ではあまりにも不安定すぎるのでもう少し改良します。

改良後。水を入れたらちゃんとボールが落ちました。

お皿の部分は止まっている状態でボールが固定できるように、グルーガンで溝を作ったりなどしました。
ちなみにここだけですでに1時間かかっています。ちゃっちゃと終わらすつもりでしたが全然終わらないので続きは家に持ち帰ります。

 

作業再開

自宅です。子供たちを寝かした後なので22時スタート。

せっかく装置を作るなら、見た目が派手であれば楽しいなと思ったので、これはボールがエレベーターに乗って上に行く仕組みを作っているところ。

後ろの紐を引っ張るとボールがエレベーターに乗って上って行き、途中で傾いてボールが出る仕組みです。

言葉にすると簡単ですがこの仕組みを作るのに試行錯誤して2時間かかりました。
ボールが無事発射したときはもうこれで終わって眠りたい気持ちでいっぱいでした。

しかし眠れない。なぜならこれは記事の公開の前日にやっているから。

こちらはエレベーターの後ろ部分の仕掛け。
ドミノの最後に支柱があり、支柱が倒れれば紐がひっぱられてエレベーターが稼働するようにしたい。

支柱を建てた状態でできたかと思いましたが、ドミノ部分を作るまでもなく、軽い振動で塔の方向に倒れる支柱。不安定すぎる...。

支柱ドミノ作戦はやめて、レールにボールを転がし、重しごとテーブルの外に捨ててしまうにします。

レールを作る木材が足りなかったので、読谷線香をレールの代わりに採用しました。
作っては失敗し、作っては失敗し、と、こんな感じで少しずつ作業進めました。

 

完成

では完成をご覧ください。

泡盛をコップに1/3程度注げば、浮きである魚が浮かびシーソーのバランスが崩れてボールが落ちます。

落ちたボールはドミノを倒していきます。

最後のドミノの板の先端にはレール上のボールを止める棒。ドミノが倒れることで、ボール止めが外れ、ボールがレールを転がります。

レールの最後にはエレベータの重しになるビー玉郡。これが落ちることで紐がひっぱられてエレベーターが稼働します。

エレベーターの最終地点から飛び出したボールはジャンプ台を滑っていてゴール!

できたところで、偶然息子がトイレに起きてきたので装置を動かす役目を担ってもらうことに。
無事にちゃんとピタゴラスイッチできたらボールが頭に当たるはず。
どんな風になるのか知らない息子は「どうなるの!?ドキドキする!!」と喜んでいました。

 

泡盛水割り装置一号

泡盛を入れた後のようすは動画をご覧ください。

 

 

つらい

うん。

作ることだけを優先して全然試してなかったので、ぜんぶ失敗。
無残な光景が広がりました。
一生懸命作った装置が壊れて地獄みたいだなと思いました。

息子を寝かせ、さきほどの装置を反省を踏まえて修正を試みます。
支柱を強化したり。

難しそうなところはやめて簡単なものに変えたり。

エレベーターも動かなくなってしまったので、ボールが上るのは止めて、重しが落ちた弾みでボールが落ちるだけの仕組みに。

どんどん仕掛けが雑にそして簡単になっている理由。それは時刻が4時半だからです。
眠い。あと6時間後には記事公開やで。

泡盛の水割り装置二号が完成しました。
息子はぐっすり寝ているので生贄はクマさんです。

 

泡盛水割り装置二号

こちらも動画でご覧ください。

 

 

 

...むなしい。
こんなに頑張ったのに、むなしいなんて、人生って残酷です。

もう心も体もボロボロだったので、ストレートで泡盛を一気飲みしました。
めっちゃ美味しかった。今後、泡盛はストレートでいこうと思いました。

本日は以上です。

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