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沖縄の足湯スポットを巡る
この冬、足湯巡りなんてどうだろう
年が明けてからというもの沖縄は晴天続きで、まるで初夏のような爽やかな日が続いていましたが、今日になってようやく気温が下がりどんよりとした沖縄の冬らしい雰囲気になりました。昨日は半袖でも思わず車のクーラーをかけてしまうような蒸し暑さだったので、沖縄にお住まいの方は気温差で体調を崩されないようご注意くださいね。
さてさて、ようやく冬らしくなった沖縄での楽しみのひとつが『温泉』です。
南国沖縄にも温泉施設はいくつかあるのですが、今回は旅行中でもお手軽に楽しめる足湯施設をご紹介したいと思います。
沖縄で足湯というとあまりイメージが湧きませんが、実際に入ってみるとこれがけっこう気持ちがよかったので、是非読者の皆様にもおすすめしたい次第です。
それではいってみましょう。
ちゅらーゆ(北谷町)
まずは北谷町にある温泉施設『Terme VILLA ちゅらーゆ』の足湯。
サンセットビーチに面した施設内には、源泉掛け流し天然温泉の露天風呂やサウナ、天然温泉を使用したヒーリングプール、休憩室などがありビーチともつながっているので、夏場なら一日たっぷりと楽しめるスポットとなっています。
そんな建物の目の前にあるのがこちらの足湯。
私の記憶の限りでは、おそらく沖縄初の足湯スポットではないでしょうか。
もちろんちゅらーゆと同じく、源泉かけ流しの天然温泉使用。8:00〜23:00まで入れます。
温泉の泉質や効能などが記された看板もありました。
それでは、いざ入湯。
お見苦しい足で失礼します。
表示等はなかったのですが、温度はけっこう熱めで若干ぬるっとした泉質。めちゃくちゃ気持ちいいです。
足湯からの眺望はこんなかんじ。町営駐車場をなめつつ、ビーチタワーホテルとイオン北谷店ビューでした。
海側だったら良かったのになあ。
龍神の湯・足湯(豊見城市)
さてお次は、豊見城市は瀬長島にある瀬長島温泉・龍神の湯の足湯です。
階段状になったテラスに飲食店などが並ぶ商業施設、ウミカジテラスの一画にあります。
インフォメーションセンターのすぐ隣にあるので分かりやすいです。
こちらが足湯。さきほどのちゅらーゆと比べると規模は小さめです。
こちらのお湯ももちろん天然温泉。ウミカジテラスの少し先、丘の上にある温泉施設、瀬長島温泉・龍神の湯と同じ温泉を使用しているそうです。それでは、いざ入湯。
お湯の色は濁り系で、お湯の温度は少し熱め。見た目とは裏腹に意外とさらっとした泉質のようです。あと水深が意外と深いので、がっつり足を入れてしっかり温まることができそうでした。
足湯からの眺望はこんなかんじ。立ちあがると青い海が見えますが、座ったままだと芝生広場と水平線がギリギリ見えるかどうか。でも那覇空港にほど近い場所なだけあって、飛行機が離発着する様子を見られるのでそれはそれで楽しいです。
ちなみに後からパンフレットで見て知ったのですが、ウミカジテラスを挟んで対角線上の反対側(ウミカジテラス最上階の端っこ)にも足湯があるとのこと。そちらからはきっと青い海がばばーんと目の前に見えると思います。
環境の杜ふれあい(南風原町)
最後は南風原町にある『環境の杜ふれあい』。こちらは温泉ではなく温浴施設を含め、スポーツやレクリエーションなどが行える多機能の複合施設となっています。
食事処として、ラーメンが美味しい『ぬーじボンボンニュータイプ』も併設。もちろん食事のみの利用も可能です。
ちょっと分かりづらいのですが、そのぬーじボンボンの入口脇にひっそりとあるのがこちらの足湯です。
ラーメンからの足湯、足湯からのラーメン。どっちにしようか迷います。
ご利用にあたっての注意看板。足拭きタオルを持っていない場合は施設内でレンタルも可能だそうです。
壁にはデジタル温度計が設置されており、33.2度を指していました。
それでは、いざ入湯。
ぬるっ...!
これまでに出てきた2箇所がわりと熱めだったこともあり、33.2度はかなりぬるく感じました。
暑い日や、長時間浸かるのにはいいかもしれません。
そして足湯からの眺望はこちら。原付きビューですね。
他にもいくつかあるらしい
なお今回は訪れることができなかったのですが、調べてみると沖縄県内と周辺離島には今回ご紹介した他にも足湯があるようです。
・伊計島温泉 黒潮の湯(うるま市)
・ギンバル温泉(金武町)※休業中?
・伊江島製塩 塩の駅 にがり足湯(伊江村)
伊江島までとなるとなかなか足を運ぶのが大変ですが、にがり足湯はどんなものか興味があるのでいつかは行ってみたいものです。宮古、八重山あたりにも足湯はあるのでしょうか。
足先からじんわりと温まる足湯。
冬の沖縄を楽しむレジャーのひとつとして、ご参考になればこれ幸いです。