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読谷村に出現した超絶オシャレなキクミネーションスポット
電照菊、キクミネーションとは
突然ですが、読者のみなさまは「電照菊」ということばを聞いたことがあるでしょうか。
沖縄県民ならばおそらく「ああ、あれね!」というリアクションが返ってくると思うのですが、電照菊とは、夜間に菊畑を電灯で照らすことで出荷時期にあわせて生育を調整する栽培方法の一種です。ウィキペディアにも記述がありました。
電照菊(でんしょうぎく)とは、菊の栽培方法の1種であり、この栽培方法で栽培された菊の総称である。菊は、日照時間が短くなると花芽を形成し、やがて蕾となり開花するという性質がある。その性質を利用し、花芽が形成される前に人工的に光をあてることにより、花芽の形成と開花時期を遅らせる方法が電照菊である。(ウィキペディアより)
夜間に郊外をドライブをしていると時折目にするのですが、電照菊の明かりが闇夜にキラキラと輝く光景があまりに美しいため、「菊」と「イルミネーション」をかけた造語「キクミネーション」として県民から広く親しまれています。
そんなキクミネーション。先述の通りせいぜいドライブ中に車窓から眺めるぐらいしか楽しみ方がなかったのですが、新たな観光スポットとして、しかも超絶オシャレに進化させた農家さんがいると聞いて読谷村まで行ってきました。
GoogleMapに「キクミネーション」と打ち込むと表示される地図を頼りに、住宅街を抜け真っ暗闇が続くの畑地帯で車を走らせること数分。
案内に従ってこれまた暗い農道に入っていくと、なんということでしょう。
じゃん!
じゃじゃん!
じゃじゃじゃじゃーん!
電照菊畑そのものの美しさはもちろん、鼻血が出そうなほどおしゃれにディスプレイされたスポットにたどり着きました。
本気の菊農家が本気で作ったキクミネーション観光農園
というわけでここが、読谷村の菊農家である『Sunset Farm Okinawa(サンセットファームオキナワ)』さんが今年5月からオープンさせたという、キクミネーション観光農園です。
水はけもいいので、雨あがりでも靴がどろどろにならず快適に歩けます。
平均台や輪投げ、木の端材で作った積み木など、子どもたちが喜ぶちょっとしたプレイコーナーも!
どうしましょう...脳みそがついていけないぐらいめちゃくちゃオシャレな空間です。
どこを撮っても映える。映えまくって困る。
もちろん電照菊もじっくり堪能できる
菊を使った手作り体験メニューも
今年のクリスマスはキクミネーションで非日常体験を
おしゃれでロマンチックな雰囲気のなかで非日常を感じることができる、めちゃくちゃ素敵なスポットでした。
ちなみに、電灯には赤いものと白いものがあるのですが、特に菊の生育調整のためではないそうです。
その秘密はというと...、ぜひサンセットファームさんのこちらのページをチェックしてみてください。アイデアと技術に脱帽です!
そして、近隣住民や農家の方々への配慮はお忘れなく。しっかりマナーを守って楽しんでいただければと思います。
ホームページ:https://www.sunsetfarmokinawa.com/
Facebook:https://www.facebook.com/sunsetfarmokinawa/
Instagram:https://www.instagram.com/sunsetfarmokinawa/