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ちゅらチャリVS宜野湾市の急坂
2019年6月6日に、中部エリアでのサイクリングシェアサービス「電動アシスト付き自転車(ちゅらチャリ)レンタルサイクル」のサービス開始に伴う出発式が行われました。
「ちゅらチャリ」とは2018年に那覇エリアで開始された、電動アシスト付き自転車の貸し出しサービスで、観光客の手軽な移動手段の提供と共に、繁華街から少し足を伸ばして沖縄を楽しんでほしいというコンセプトで発足した事業です。
本日、2019年7月1日から中部エリアでは本格的なサービスが開始されるのですが、まずは6月に行われた出発式をご紹介させていただきます。
北谷町・宜野湾市の観光協会の皆さんが乗車です。
- 借り方は手軽にキャッシュレス決済
- 便利な時代になりましたね
さて、電動アシスト付き自転車が借りられるのですが、電動で一体どれぐらいアシストしてくれるのか・・・?
実は私、乗ったことがないのです。
観光協会さんいわく、すごく良い電動アシスト付き自転車らしく・・お値段も結構したとか。。
どんなものか実際、乗ってみると・・・。
「あらやだ。ひと漕ぎで進む!まるで後ろから支えていたお父さんが急に強めに押して野放しにする感じ!」
ぐんぐん進みます。
久しぶりに自転車に乗るという覚悟で召集した私の太ももの筋肉達でしたが、2軍が働いてます。
全然しんどくない。
なるほど、これが電動アシスト付き自転車か。
せっかくなので、この電動アシスト付き自転車の本領発揮!その力を見せてくれ!
という事で、坂道をどれぐらい楽に登れるのか知りたい衝動にかられた私は、さっそく調査をする事に。
きっと坂道でもしんどくないはず。ではどれだけしんどくないのか、宜野湾の坂道を登ってみることにしました。
ちゅらチャリVS宜野湾市の急坂
まず始めに自転車で登るのは、宜野湾市大山のターム畑を横断した絶景でもお馴染みの「ハルヨイ橋」
なかなかの距離と高低差です
今回はしんどさの比較対象として
電動アシスト付き自転車「ちゅらチャリ」おばちゃんM
VS
普通の自転車「ママチャリ」男子高校生
どちらが早いか、どっちが楽かという実験をしてみました!
そう、西陽差し込む帰宅ラッシュの17時半!
心なしか信号待ちの車の中から、エールが聞こえた気がします。
歩行者が居ない事を確認し、いざ。
序盤はやはり、筋肉・体力のあるママチャリ高校生が先行。
チュラチャリおばちゃんは、西陽を気にしながら前傾姿勢をしっかり保ちまずますの走り出し。
おっと、ちょっとここでママチャリ高校生が、立ちこぎになってきました!
やはり高低差が効いてきたのでしょうか・・・?!
一方チュラチャリおばちゃんは、さっきとなーんも変わらないスタイルです。
競馬で言えば第3コーナーぐらいでしょうか?
おっと、ここでチュラチャリおばちゃんがついにママチャリ高校生をとらえた!
すでにママチャリ高校生からは、もう大阪なおみバリの声が聞こえてきてます!
競馬で言えば第4コーナー最後の直線(ずっと直線だがw)、ついにチュラチャリおばさんが余裕の顔でゴーーール。
いい戦いでしたが、やはり電動アシスト付き自転車は一定のペースを保っていましたねぇ。素晴らしい!
体力の消耗もあまりなく、しっかりアシストしてもらったようです。
一方ママチャリ高校生は激しい呼吸で、ノコギリで板を切っているような音がしています。
やはり普通の自転車ではしんどい模様。
それにしても頂上は、なんという眺めでしょう。癒されますね。
大山のターム畑横断、「ハルヨイ橋」は、チュラチャリなら楽に登れるという検証結果が出ました!
ぜひ、この畑と海を一望できるこの景色をチュラチャリと共にご覧になってみてはいかがでしょうか?
続いての検証。
伊佐交差点から喜友名に登る急坂は制覇できるか?
二回戦は伊佐交差点から喜友名に登る急坂。
こちらも、同じ条件で検証してみます。
やはり序盤はママチャリ高校生優勢。
相変わらずチュラチャリおばちゃんは一定なフォームを保っています。もはやこの前傾姿勢の安定感はアスリートに見えてきました。
おっと、やはり坂がきつくなってきた地点から、チュラチャリおばちゃんがママチャリ高校生を捉えました。
デジャブでしょうか?これは?!
先程とまったく同じ状況になっております!
やはり、チュラチャリおばちゃんは、坂道でも笑顔でゴーーール!!
ぜんぜん楽に坂道をアシストしてもらいました。
一方ママチャリ高校生は、もうもはや太ももの限界を迎えた模様。
普天満宮まで行くことを断固拒否。
ついにギブアップ宣言・・・
検証結果
ということで、普通の自転車より電動アシス付き自転車がどれだけ楽かという実験を行いましたが、その結果分かったことは・・・
電動アシスト付き自転車は、景色を楽しみながら坂道でも楽に登れる。
レンタルサイクル「ちゅらチャリ」は、北谷町観光センターに設置しています。
宜野湾市は、宜野湾マリン支援センター内、宜野湾市観光協会にて本日から運用開始です。
ぜひ、皆さんも利用してみてはいかがでしょうか?
以上、新人ライターnackyがお届けしました!
ゲストライター
- nacky
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母親は宮古島・父親は南大東島という離島ハーフ。
出生、小・中・高・嫁ぎ先まで宜野湾市。生粋の沖縄人ですが、自称日本に来て8年目という設定。人生ネタだらけ!おもしろフィルター全開で世の中見てます。元国体選手が体を張ったネタ・商工会青年部ネットワークを駆使した調査をメインにやっていきたいと思います。目標は「私の記事を読んだ人がニヤニヤする事!」