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沖縄の豆腐でネクスト揚げ出し豆腐を考える
揚げ出し豆腐を
こんにちは。みなさんは居酒屋でいつも頼むメニューはありますか?
わたしは揚げ出し豆腐です。値段のわりに量が少なかったり、人数がいたら3皿ぐらい頼まないとみんなに配分できなかったりするので、若干冷めた目をされることもありますが、やはり頼みたい。揚げ出し豆腐を。
そんなわたしが沖縄に来て、驚いたメニューがじーまみー揚げ出し豆腐です。じーまみー豆腐を揚げ出し豆腐にしているのですが、ものすごく美味しい。どんな飲み会でも「じーまみー揚げ出し豆腐頼もう!」と言ったら100%に近い感じで「いいね!」と返事が返ってくるので、みんな好きなんだと思うのです。じーまみー揚げ出し豆腐を。
すごく前振りが長くなりましたが、本日はじーまみー揚げ出し豆腐の次に来る、沖縄の揚げ出し豆腐を考えたいと思います。そう、NEXTうちなー揚げ出し豆腐を。
ということで用意した豆腐はこちら。
じーまみー豆腐(これは美味しいのを知っている)、島とうふ、ゆしとうふ、豆腐よう、でございます。
水切り
揚げ出し豆腐にするにはまずは豆腐の水を切ります。
島とうふは最初からわりと水が少ない。
ゆしとうふはつゆだく。油で揚げた時にバチバチ跳ねないか心配です。
豆腐ようは汁に浸されているものの、豆腐自体の水分はそんなに多くなさそうです。
それぞれをキッチンペーパーに包んで上から重しを置きます。
他の豆腐自体を重石にするスタイル。
手頃な重さのものがなかったので、一番上には泡盛を乗せておきました。
まぁすごくバランスが悪くて2分で倒れていました。
揚げよう
- じーまみー豆腐
- 島とうふ
- ゆしとうふ
- 豆腐よう
念の為1時間ほど置いて水切りが完了しました。
片栗粉にまぶして
揚げます。
後はつゆに入れてお好みで薬味を添えたらおしまい。簡単ですね。初めて作ったけど。
果たして美味しいネクストうちなー揚げ出し豆腐はあるのか
じーまみー揚げ出し豆腐
まずはじーまみー豆腐。
さっきめっちゃ簡単と言っておきながら、片栗粉をつけた後に用事をしていたせいでうまく揚がらず、油の中で片栗粉とじーまみー豆腐が隔離してしまいました。片栗粉をつけたらすぐに揚げなければいけませんね。
中身が入っているのを食べてみると...。っんま!
見た目はあんまりですが、美味しかったです。これこれ。みんなが好きな揚げ出し豆腐!
揚げ出し島とうふ
じーまみーの反省を生かして片栗粉にまぶしてすぐに揚げた島とうふ。
見た目だけでは美味しそうです。果たして...
....。んー...。
島とうふって豆腐の中でも味が濃い部類だと思うのですが、つゆとも揚げとも馴染まず、全部が口の中でソロ活動している感じです。
もっと仲良くしてまとまってー!
揚げ出しゆしとうふ
油ハネが怖かったゆしとうふですが、ちゃんと水が切れていたからか綺麗に揚げあがりました。
これもちゃんと揚げ出し豆腐っぽい。果たしてお味は...
ッ!!アッハ!!
ちょっと待って。めっちゃ美味しい。豆腐が柔らかくて、ちゃんとつゆに馴染んで。まるで揚げ出し豆腐!!
のようなんです。美味しい!美味しい!!!
.....。
いや、ちょっと待てよ。
美味しさにひとりでわりと興奮していたのですが、美味しさを形容する言葉が「揚げ出し豆腐」って。 「揚げ出しゆしとうふ」ということでテンション上がっていましたが、味は揚げ出し豆腐。
つまり、わざわざ、ゆしとうふで作らなくても良いやつだ!
これに気づいて愕然としました。ネクストどころか元祖に戻ってきてるわ。
揚げ出し豆腐よう
やはり揚げ出しじーまみー豆腐ぐらいのインパクト(甘くて、めちゃくちゃ柔らかい)を残すにはガラッと変える必要があるのです。それでこそネクスト揚げ出し豆腐。
揚げ出し豆腐ようはそのポテンシャルは十分に備えています。
いざ、未来へ!
ぐぇええ!
一口食べると溢れるように口の中に広がる泡盛の匂いとねっとりとした濃厚なチーズ。
豆腐ようはこんな一気に食べるものではない。チマチマ食べなければ美味しくないのだった!
このサイトを始めて何度目でしょうか。豆腐ようを一気喰いして苦しんだのは。豆腐ようの味は嫌いじゃないのにだんだん食べられなくなってきている気がします。たぶんトラウマってやつなのでしょう。
ちなみに、じーまみー豆腐は湯豆腐にしても美味しいそうなので、他の豆腐がどうというよりじーまみー豆腐が万能すぎるのかもしれません。本日は以上です。