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そうだ、びょんびょん旗頭を作ろう!
切ないびょんびょんらーめん
小学館の園児向け月刊誌『幼稚園』の2019年4月号の付録「びょんびょんらーめん」。
幸楽苑とのコラボで完成度の高さからネットを騒然とさせたのは少し前の話。
遅ればせながらようやく幼稚園の4月号を手に入れたわたし。
よし!作るぞ!と部品を組み立てたのがこちらです。
ネットで適当に取り寄せたのが原因か、付属の麺(輪ゴム)がついていなかったのです。
とりあえず家にある輪ゴムで代用するかと、組み立てを続行してみたのですが、全然違うのです。
びょんびょんラーメンって、長い輪ゴム(麺)が揺れることで「ワ!すごい!」と感動するものだと思うのですが、ラーメンの上で輪ゴムを掴んだ箸が踊っていたとしてもシュールなだけですごいとはならないのです。
かなしい。
もしかしたら、輪ゴムではなく黄色の毛糸とかでも代用できたのかもしれませんが、このときわたしは思ったのです。
びょんびょんラーメンじゃなくて、びょんびょん旗頭にしよう、そうしよう。
ということで本日はびょんびょんラーメンの部品を使って、動く旗頭を作ってみましょう。
旗頭をつくろう
旗頭の基本的な作り方は「ミニチュア旗頭でお祝いしたい」をご参照ください。
今回ラーメンの部品を使うので、せっかくだから旗頭もそれっぽいのがいい。
そう考えて、那覇市小禄地区鏡水の題字二番旗を作ることにしました。
鏡水の題字二番旗は、トゥールーの部分が鏡水伝統のデークニ(大根)になっており、ラーメンの上で舞っても違和感がないと思うのです。
題字を書きます。
潮嵐瑞穂とは「潮(雨風)、嵐(台風)に耐え瑞穂の国を願う」という意味だとか。
トゥールーの部分を作っていきます。
強度が必要そうなところは針金入りのペーパータイを芯として使いました。
大根は風船と和紙を使って張り子にします。
鍬もペーパータイと画用紙で再現。
旗頭を持つ人は、紙粘土で作ります。
旗頭を持つので、グッと膝に力を入れてます。
ここで気づいたんですが、びょんびょん旗頭といいながらびょんびょん(輪ゴム)部分がないのです。
しょうがないので、旗頭を支える手を輪ゴムにしました。
しかもこれなら旗が上下しても、人が引きづられて倒れないはずですね。
旗頭が倒れないようにまわりでサポートする人も作りました。
完成までもう少し
それから一晩。
大根の張り子もようやく乾きました。
張り子に大根の葉をつけたら...
できた!
では、動かしてみましょう。
激しく舞う小禄地区鏡水の題字二番旗。
万が一旗頭が倒れても、下はラーメンなので大丈夫!
はい。本日は以上です。