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創業70周年で初の蔵開き!残波マルシェ
比嘉酒造、70周年にして初の蔵開き
「泡盛残波♪ 飲んでひやるがへい♪ 泡盛残波〜♪」沖縄県民なら誰でも知ってるCMソングでお馴染み、人気泡盛銘柄『残波』。
その残波を作っている酒造所が、読谷村にある比嘉酒造です(残波酒造じゃないよ)。
その比嘉酒造で先日、創業70周年にして初の蔵開きのおまつり『残波マルシェ』が開催されるということで、ふらりと遊びに行ってみました。
会場内には駐車場の用意が無いとのことで、読谷村にある中央駐車場、そしてJAファーマーズマーケットゆんた市場からシャトルバスが運行していました。折しもこの週末、ゆんた市場で『読谷やちむん市』が開催中。県内外から多くの人がやちむんを求めて詰めかける大人気イベントなので、同日程での開催は相乗効果ですごく良いなと思いました。もちろん私も、やちむん市からの残波マルシェというはしごコースです。なんだかおとなの遠足気分でわくわく!
大型バスに揺られて読谷村ののどかな道を走ること約15分ほど。沖縄バスの読谷バスターミナルに到着しました。ん、バスターミナル?そう、実はそのすぐお隣に比嘉酒造があるのです。建物に『蔵祭り』の大きな横断幕が掲示され、なにやら賑やかな音が聞こえてきます。
会場に足を踏み入れると、大きなテントの下にたくさんのテーブル席が用意されており、泡盛を片手に早くも盛り上がっているグループ多数。なにやら香ばしい香りがするテントのほうに近づいてみると。
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お久しぶりの豚の丸焼きパイセン。しかも読谷村が誇るブランド豚、沖縄紅豚の丸焼きです。
紅豚といえば、読谷村の特産品である紅芋を飼料に加えた、柔らかい肉質と臭みのない脂身が特徴の高級豚肉。それを丸焼きにしてしまうなんて、しかも無料で振る舞ってしまうなんて、贅沢にも程がある!
けしからんのでひとついただきました。なにこれうっま。うっま。
身がめちゃくちゃしっとり柔らかで、お肉から旨味がじゅわっと溢れ出てきます。これゼッタイ泡盛に合うやつ。
というわけですぐ近くの飲み放題受付テントに駆け込みました。ワンコイン500円で会場内で泡盛各種銘柄飲み放題とのことですが、なんとチラシを持参すると無料になります。というか会場の入り口でチラシを配っていたので実質無料なわけです。いいんですか。いいんですか。
というわけで最強の武器(泡盛飲み放題リストバンド)を手に入れました。
カウンターに4本並んでいた中から、いちばん高そうな『残波プレミアム5年古酒』をなみなみ注いでもらいました。
お隣のブースでは残波スパークリングカクテルを販売中。こちらは飲み放題の対象ではありませんが、暑かったこともありすごく人気でした。
ショップ内では、二十年古酒、梅酒やシークヮーサー酒なんかも試飲OK。
どんどん薦められるのでうっかりどんどん飲んでしまいそうになります。
それでは泡盛片手に会場内を探索してみましょう。
読谷村の美味しいグルメが楽しめる残波マルシェ
泡盛のあてにもぴったりなベーコンやソーセージ。キッチンカーの出店やスイーツの出店もありました。
会場の奥のほうにはキッズコーナーも。おまつりで見かけるビン立てゲームには、もちろん残波の空きビンが使われていました。ポップコーンの無料振る舞いやスーパーボールすくいもあって息子が喜んでいました。酒造所のイベントなのに、ちゃんとこういうキッズコーナーを準備してくれているのは大変ありがたいです。おかげでぶーぶー文句言われずに楽しめます。
売店に入ってみると、残波の空き紙パックを使ったトートバッグがありました。
丁寧でしっかりとした作り。なかなかコーディネートが難しそうなアイテムではありますが、外国の方へのおみやげなんかに喜ばれそうですね。
ショップ限定サイズの残波カップも。水なしでそのまま飲めるので、おみやげに買い求める観光客らしき方が多かったです。ちょっとホテルの部屋で飲んだりするのにぴったりですよね。
ペッパー君も勤務中。残波めがねがよくお似合いです。
一升瓶を豪快に!泡盛の仕次ぎ体験
泡盛の仕次ぎ体験があったので参加してみました。
一升瓶が100本分、つまり100升の泡盛が入る酒甕にドドドドドと豪快に注いできます。
一本注ぎ切るのに30秒ぐらいかかったでしょうか。けっこうかかるものですね。
私が入れたのは100升のうちの5本めだそうです。
ちなみに使われていたのは、毎年お正月前後に販売される干支ボトルでした。
在庫処分も兼ねられて一石二鳥ですね!(そういうこと言わない)
製造工場をチラ見学
賑やかなおまつり会場ですが普段は泡盛工場なので、敷地内のそこかしこに巨大なタンクがどどーんとそそり立っています。
この日は解説付きの工場見学もあるということで楽しみにしていたのですが、お昼頃に到着したら既に満員で受付が修了していました。おおーん、残念!やちむん市でゆっくりしすぎたな…。午前中、早めに訪れるのが確実そうです。
敷地内は奥の方まで行くことができたので、工場の様子を外からチラ見して我慢しました。
遠くに望むは長浜の海。はあ、なんて美しい景色なんでしょ。
来年こそは工場見学したい!
というわけで比嘉酒造70周年初の蔵開き、残波マルシェの様子をお届けいたしました。
他には特設ステージでジャズライブがあったり、豪華賞品があたる抽選会があったりと、とても賑わっている様子でした。お天気にも恵まれ美味しいお酒と食べ物に囲まれて、訪れた人たちがにこにこご機嫌な顔をしているのが印象的でした。
お酒のイベントなのに、家族みんなで楽しめるのも嬉しいですよね。
来年も開催されるようであれば、朝イチで行って工場見学の申し込みしなければと今から意気込んでいる次第です。
くわっちーさびたん!