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花ブロック消しゴムって素敵なんじゃないか
花ブロックが好きだ
沖縄の建物の特徴といえば、赤瓦家もそうですが近年多く見られるのがコンクリート造りの家。台風が多く襲来する沖縄では、コンクリートの頑丈な家が重宝されるのです。
ともすれば味気ない建物となりがちなコンクリートの建物ですが、その外壁を美しく華やかに彩っているのが「花ブロック」。
県外から来た人には、沖縄の風景として印象的に目に焼き付いていると思います。
色や形さまざまなデザインが施され、光や風を通しながら目隠しもしてくれる優秀な建材なのです。
以前花ブロックコレクションをしたことがあったのですが、その見た目の面白さや種類の多さをまずはご覧ください。
花ブロックをもっと身近に
さて、そんな花ブロック。住宅に使われているのをうっとりと見るのもいいのですが、もっと身近に、手元に置いておきたいのです。
そこで用意したのは消しゴム(たっぷり入り)です。
何をしたいかというと、これを彫って花ブロックにようにしたいのです。
花ブロックは長方形と正方形のものがあり、長方形は横390mm縦190mm、正方形は一辺が390mmです。
いろんな種類を彫りたいのですが、まずは簡単そうなバツ形から。
線は後で消せるように、消せるボールペンをで書きました。
デザインカッターでザクザク切ります。
しかし、あれ?思ったように切れません。
消しゴムの厚さは1cmぐらいだと思うのですが、カッターをきれいに真下に落としにくく、切っていくうちに内側に入ってしまったり、修正しようと力を入れた挙句外側にずれて消しゴムを突き抜けてしまったり。
何度か失敗しながら、簡単だと思われたバツ形でさえ上手く切れないので、彫る花ブロックを斜線形に変更します。
大まかに切ってから
微調整を繰り返します。
二時間後、4つの花ブロック消しゴムができました。
1つ30分ぐらいかかったけど、最後は少し慣れてバツ形も彫れました。
ほら、こうやって机に並べておけば、おしゃれ消しゴムになるでしょ。
しかし1つ30分かかったので簡単に使いたくないのです。
そしてたぶん角は消しやすいけれど、ある程度使ったら壊れる。
並べておくのはありですが、消しゴムとしての価値がないのです。悲しい。
ありなのか、ナシなのかよくわからなくなってきました。
食べ物ならどうか
消しゴムは硬くて彫りにくいから、作るのに時間がかかってしまい結果的に使いたくなくなるのです。
柔らかいものならそれらはすべて解消できるのではないでしょうか。
例えば花ブロックチーズなんかは作りやすそうだし、お皿に並べて出てきたらテンションあがるはず。
ということでチーズを彫りました。
下書きもしない(できない)ので1つ5分でできました。
しかし絶対インスタ映えするわ!と思っていたのにそんなにでもなかったのですが。
まぁでもチーズを彫るのは衛生上あまりよくないし、柔らかすぎてきれいにはできなかったので、花ブロックチーズは成形するときにこういう形にしたらいいのかもしれません。
チーズ屋さんはぜひやってみてください。