- DEEokinawaトップ
- 特集
- 2018年でなくなってしまったもの、なくなってしまうもの
2018年でなくなってしまったもの、なくなってしまうもの
2018年もあとわずか。本日の特集は毎年末恒例の、今年なくなってしまったもの、なくなってしまうものをまとめました。
2018年、平成最後の大晦日が訪れようとしています。
本日がDEEokinawaの2018年最後の更新です。
一年の締めくくりは毎年恒例、今年なくなってしまったもの、なくなってしまうものをまとめています。
いつも何気なく視界の端に入っていたお店や建物。しかしそれがなくなってしまうと私たちはそこに何があったのかなかなか思い出すことができません。お店や施設は確かにここにあった、という情報をまとめておくことで、皆さんの記憶の隅に留めておいて頂ければ幸いです。
これまでの記事も併せてどうぞ。
・2013年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
・2014年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
・2015年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
・2016年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
・2017年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
今年なくなったもの、なくなるものは何だったのでしょうか。早速見ていきましょう。
なくなってしまったお店や施設
沖縄都ホテル(那覇市)
那覇市首里にある1974年開業の老舗「沖縄都ホテル」が1月22日をもって営業終了。43年の歴史に幕を下ろしました(さようなら沖縄都ホテル)。沖縄都ホテルはその後閉館後は全面改修され2018年9月13日に「ノボテル沖縄那覇」としてグランドオープンしました。
一度は行ってみたかった最上階の展望エリアですが、ノボテルではハイクラスの部屋を予約したゲスト用のプレミアラウンジとして活用されているようです。
ホームセンタータバタ浦添店(浦添市)
ゆりかごから墓場グッズまで幅広い品揃えで有名なホームセンタータバタ。浦添店が5月15日をもって閉店。
閉店の経緯ですが、3月26日にペットコーナーでボヤが発生。しばらくは駐車場近くの園芸、金物コーナーのみの営業を行っていました。しかし、結局店舗部分が再オープンすることはなく、5月15日をもって閉店となりました。現在は建物の取り壊しが始まっています。
余談ですがボヤがあった浦添店の商品は石川店で「訳あり商品」として販売されています。タバタのこういう所が個人的には大好きです。
宮脇書店 浦添店(浦添市)
58号線沿いにあった宮脇書店浦添店が7月15日をもって閉店。書店としては結構大きめの店舗で書籍も充実していました。
ネットでも本がガンガン買えてしまう今、なかなか書店というのは厳しい状況にあるのかもしれません。でも郷土書籍の充実度だったり実際に手に取って本を見られることだったりと、実店舗には実店舗の良さがあると思います。結構利用していた書店だったので閉店直後はショックでした。
ジンギスカン(北谷町)
北谷町にあるモンゴリアンバーベキューのお店、ジンギスカンが6月24日をもって閉店。DEEokinawaではその様子もお伝えしました(さようなら北谷のジンギスカン)。モンゴリアンバーベキューというちょっと独特なスタイルが注目されがちですが、創業44年の老舗。幾度か移転をしており、宜野湾市伊佐にあった頃は窓から水が流れていたそうです(それを見るのが楽しみだったといコメントを頂きました)。
こちらは閉店翌日の風景。和気藹々とお店の片付けがなされ、アナウンスどおり丼などの販売が行われていました。丼は200円~500円くらいの価格設定だったのでとりあえず5つ買いました。ちらっと話を聞いたところによればまた何年かしたらお店を始めるかも、とおっしゃっていたので密かに期待しています。
かつをめし苗(那覇市)
以前、クーポンで人相占いをしてくれる居酒屋として紹介したことのあるかつをめし苗。
45年の間、久茂地で営業されいていたようですが、8月1日に店舗の老朽化に伴い一時閉店。
また名物のかつをめしが食べられる日が来ることを願っております。
ETWS(エトワス)小禄店(那覇市)
沖縄のバラエティーグッズ専門店の先駆けだったETWSが9月2日(日)に閉店。プレゼントを買いに、雑貨を見に、と思い出深い人も多いのではないでしょうか。
現在は建物が取り壊され、新たなホテルが建設中でした。
東京理容館(浦添市)
屋富祖大通りでもっとも古くからあった東京理容館。昔は那覇から通う人も多かったとか。
一度中に入らせていただいたことがありますが、使い込まれた道具や、昔ながらのレトロな窓ガラスなどが本当に魅力的なお店でした。
現在、東京理容館があった場所はすっかり更地に。あのレトロな建物はすっかり無くなってしまいました。
ゴーヤーパーク(名護市)
有限会社水耕八重岳が運営をしていたゴーヤーのテーマパーク、「ゴーヤーパーク」が11月30日に閉園(さよなら平成。さよならゴーヤーパーク)。
開園は約2001年らしいので17年間の営業でした。運営元の有限会社水耕八重岳が倒産しての閉園なので今後が気になるところですが、ゴーヤー茶はどこかで引き継いで欲しいなぁと思います。かつて近くにあったヒカゲヘゴ園が御菓子御殿の施設として大幅リニューアルして復活したりしてるので、ゴーヤーパークもひょっとしたら…と期待しています。
小禄スポーツランド(那覇市)
那覇の小禄にある小禄スポーツランドは12月31日で閉店。
建物の老朽化のためらしいのですが、昭和54年からなので約40年間営業されていたようです。
メダルや回数券、プリペードカードは閉店の日まで使えるようですので、お持ちの方は最後に遊びに行ってみてください。
かねひで プラザハウス店(沖縄市)
沖縄市にあるショッピングセンター、プラザハウスに入っていたスーパー「かねひで プラザハウス店」が12月31日をもって閉店。店舗は平成18年にオープンしており、その前はもうちょっと外国っぽいスーパーが入っていたと記憶しています。
店内の作りが独特で、変なところにパンコーナーがあったりしたので前の店舗のレイアウトをそのまま使っていた気がします。英語表記の看板が併設されていたのも特徴的でした。
閉店後はどうなるのでしょうか。また新しいスーパーが入ったりするのか、全く別の店舗が入るのか、気になる所です。
販売が終わったもの
バイオレット
沖縄タバコのバイオレットの生産が終了。現在庫をもって終売することになりました(バイバイ、バイオレット)。そのことを伝える記事にはかなり多くのコメントが寄せられまして、いかにバイオレットが沖縄県民に認知されていたかが分かります。そして寄せられたコメントの中で、故・登川誠仁さんが愛飲しており手土産に買っていったというエピソードも紹介されていました。
この記事を書いている現在、まだ在庫はあるようでコンビニなどでは販売されているのを確認しています。
ありがとう、さようなら
以上、2018年でなくなってしまったもの、なくなってしまうものをご紹介いたしました。
また、今年は翁長雄志前沖縄県知事や、こどもの国のゾウの琉美ちゃんも亡くなってしまいました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
他にも拾いきれていないものがまだまだあると思いますが、私たちの日常に当たり前にあったものが、急に無くなってしまうと心にぽっかりと穴があいたような気分になってしまいます。これから沖縄がどうなっていくのか、それは誰にも分かりませんが時代の流れの中でひっそりとなくなってしまったものを記憶に留めておいてもらえればと思います。
そしてちらほらお問い合わせをいただいておりました来年の年賀状ですが、昨日ようやく撮影を!終えて!!来ました〜!!!
どんだけギリギリかよ。というわけで、本日中には諸々調整のうえ Twitter および Facebook にて告知したいと思います。
来年は亥年。さて、なんのネタなんでしょうね〜。
さて、DEEokinawaは明日2018年12月29日〜2019年1月6日までお正月休みをいただき、来年2019年1月7日(月)から更新再開を予定しています。それでは皆様、本年もありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。