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本部町のシーサー工房に広がる不思議な世界
まずはすみません。色々記事のスケジュールの問題があって本日の記事がありません。ということで、何か記事にできることがないか昔の写真を見返していました。
上の写真は5年前の2013年に撮ったもので(僕がめちゃめちゃ痩せてる)、「本部富士」という山に登ったときのやつです。
その時に不思議なシーサー工房というのを見つけたのですが、もう一度ちゃんと話を聞いてから記事にしようと思って5年経ってしまったネタがありましたので、本日はそれをお届けしたいと思います。以下の記事は2013年6月のもので現在ここがどうなっているかはちゃんと確認できていないので、予め心に留めておいて頂けますと幸いです。
不思議な建物があった
2015年。急に思い立って本部富士という山に登った僕はお付き合いしていた女性とヘロヘロになりながら山を下山しました。下調べもほとんどしなかったので、まさかあんなに山が険しいとは思っていなかったのです。
下山後、車に乗り込んでさあ帰ろうと少し車を走らせた段で、なんだか怪しげな建物に気づきました。
壁には富士山の絵(おそらく本部富士)、デッサンのちょっとおかしいパトカーにはシーサーが乗り込んで「カルストパトロール」と書かれています。怪しい。DEEokianwaが好物なやつです。
入り口まで行ってみるとコミカルなシーサーとともに「ご自由に見学下さい」との文字が目にとまりました。これは行ってみるしかありません。
坂を上がると、そこは不思議の建物でした
入り口はちょっとした坂になっています。
坂を登って目に入ったのは…
完全に別の世界でした。
結構広い敷地の中には甕や個性的なシーサーが無造作に置かれていて、すごいことに。
いくつかに分かれた建物も個性的。山に登っていたために時間は夕方。敷地内は誰もおらず(でもどこかで犬は吠えていたので人はいたのかもしれない)、ちょっと怪談っぽくもあり、千と千尋の神隠しみたいな不思議な世界に迷い込んだ感じでした。
割れた甕の向こうに「国宝 金城次郎」の文字を見つけたと思ったら
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おちょこが台座に固定されていたりでなかなかに難解です。
ここはいったい何なのでしょうか?
シーサー工房「山乃里庵」
あとで調べて分かったのですがここは「山乃里庵」というシーサー工房なのだそう。
敷地内にはカフェなども併設されているそうです。
たしかに工房みたいな場所があって
陶芸ができそうなスペースはありました。ここでシーサー作りの体験などができるようです。
量産されたシーサーも沢山ならんでいました。
しかし全体に漂うこの不思議な感じはなんでしょうか。
ネットの情報だと建物の中ではアンティークを扱っているらしいです。
結局この日は誰にも会えず、なんだか狐につままれた思いで施設を後にしました。
もう一度行きたい不思議な場所
その後、付き合っていた女性は妻になり、僕も二児の父になりました(あとめちゃめちゃ太った)。山乃里庵へはいつか行こう行こうと思いつつもすっかり忘れていたのですが、記事を落とす寸前で過去の写真を見返していて久しぶりに写真を見つけて、あの不思議な体験を思い出しています。
ネットでは断片的にシーサー体験をやったという人のブログはヒットしたりするのですが、2018年現在ここがどうなってるのか僕は分かりません(情報を知っている人がいたら教えて下さい)。
もしあのまま今も残っているのであれば、是非足を運んでもらいたいスポットだと思いますし、僕も今度改めて足を運んでみたいと思います。
沖縄にはまだまだ不思議な場所がある、そんな話でした。