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沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.6
忘れたころにやってくるレトルトカレー食べ比べ
沖縄ご当地レトルトカレーをひたすら食べる特集も六回目。
・沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.1
・沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.2
・沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.3
・沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.4
・沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.5
あれからまた様々な商品が沖縄レトルトカレー会を賑わせているようです。
そんななかから、今回はこちらの4種類を食べ比べてみたいと思います。
偶然ですが、なんだか重厚な黒ベースのパッケージばかり集まってしまいました。
それではいってみましょう。
あぐーキーマカレー
製造者:株式会社あさひ(沖縄県那覇市)
沖縄ブランド豚のあぐーを100%使用したキーマカレーということで、パッケージにも高級感が漂います。
製造者はあさひ。あまり聞いたことの無いメーカーです。220gと今回のなかでは一番の大容量。
JAおきなわの沖縄あぐー認定マーク付き
開けてみるとキーマ(ひき肉)がたっぷり!しかも粗目なので食感も楽しめます。
全体的にはとろみが強め。口あたりはまろやかだけど、しっかりスパイスを感じる美味しいカレーです。
お肉のうまみの奥になんとなく独特の野性味を感じるのですが、もしかしたらこれがあぐーならではの風味なのかもしれません。勘違いだったら恥ずかしいけど。
コンビーフカレー
製造者:沖縄ハム総合食品株式会社(沖縄県読谷村)
お次はコンビーフカレー。メーカーはおなじみのオキハムです。今回唯一の箱なしパッケージ。お土産として渡すには箱入りのほうが見栄えが良いかもしれませんが、かさばらないしゴミが減らせるし主婦的にはこっちのほうが嬉しいです。
こちらは赤っぽい色合いも甘みの強い味わいも、ハヤシライスに限りなく寄った印象のカレーです。
原材料を見るとリンゴピューレなども入っており甘みがたっていますが、しっかりビーフのコクも感じます。
コンビーフ以外の具材は溶け込んでいるようですが、コンビーフ特有のシャキシャキとした繊維質な歯ごたえを感じます。辛いものが苦手な方やお子様でも美味しく食べられそうなカレーです。
与那国島ビーフカレー
製造者:ベル食品工業株式会社(大阪府大阪市)
販売者:合名会社崎元酒造所(沖縄県与那国町)
お次は与那国島ビーフカレー。日本最西端のカレーというキャッチコピーが素敵です。
パッケージに描かれている「鳳凰」と「龍」はビーフとは関係なしい、与那国島のイメージでもないような気がして不思議に思っていたのですが、もしやと思って調べてみたら、崎元酒造所が作っている泡盛『与那国』のラベルでした。
与那国島の名産品、長命草入り
パッケージ裏面には与那国島の雄大な風景が
とろみが強く、もったりとした食感。ごろっと入った牛肉の他に、にんじんのかけらも見えます。
味わいは見た目に反して意外とあっさりめ。もしかしたら泡盛と長命草が牛肉臭さを緩和してくれているのかもしれません。
牛肉は硬すぎずやわらかすぎず、ほどよい噛みごたえ。あっさり食べやすいけどコクもある、バランスの良いカレーです。
ザ・山羊カリー
製造者:沖縄ハム総合食品株式会社(沖縄県読谷村)
満を持してついに登場、山羊カレー。オキハムが製造しています。
パッケージからぷんぷん漂うただものではない感。
「さあ、冒険しよう!」のキャッチコピーが踊っています
オキハムと沖縄高校生プロジェクトの共同開発だそう
パッケージで山羊カレー誕生秘話が読めます
かなり身構えて開封したのですが、意外やヤギ特有の臭みは無し。
今回のなかでは一番ルーのとろみが少なく、さらっとしています。
恐る恐る食べてみると、ヤギ初心者でもいける味。カレーとしてかなり美味しく仕上がっています。
ルーはクセが無いですが、ごろっと2〜3個入った肉の塊を食べるとさすがにブワッとヤギが主張してきました。
ヤギ好きの方にも、そうでない方も楽しめるカレーだと思います。
まとめ
というわけで、個性豊かな4種類のカレーを食べ比べてみました。普段あまりレトルトカレーを食べる機会がないので、どれもたかがレトルトとあなどれない本格的な味わいが楽しめることに驚きました。どれもお土産にもらえるときっと嬉しいはず。ちなみに今回食べた中では、ルーの味はもちろんのこと、商品コンセプトやインパクトも含めて個人的にヤギカレーがいちばん好みでした。
またユニークな沖縄レトルトカレーを見つけたら食べてレポートしたいと思います。おみやげ選びの参考になればこれ幸い。
それでは皆さんも楽しいカレー曜日をお過ごしください。カリー!