- DEEokinawaトップ
- 特集
- 釣りができるカフェに行ってきた
釣りができるカフェに行ってきた
昨年末、糸満の大度に釣りができるカフェができたと聞きました。
行ってみたいと思いつつ早や半年。ようやく行くことができたので本日レポートしたいと思います。
以前DEEokinawaでは釣りができる居酒屋(お店に漁船が突き刺さっているぞ!)を紹介させていただきましたが(そのあと物件が貸しに出されたけどおそらくまだ営業中)、釣りができるカフェはどんなところなんでしょうか。
CAFE de 釣り(カフェ・デ・ツリー)
やってきたのは糸満市大度にあるCAFE de 釣り(カフェ・デ・ツリー)さん。
あのパラダイスだった釣り居酒屋と比べたら申し訳ないぐらいにこぎれいです。
店内。
扉を開けるとすぐに大きないけす。そしてそれを取り囲むようにカウンターテーブルと椅子があります。
釣りをする場合は40分1,000円の前金制。
釣竿とエサ、そして釣れた場合は魚を唐揚げにしてくれて食べるところまでがセットです。
釣れない場合もあるので、そのときは諦めてねとのこと。
こちらはオーナーのヒロさん。
冷房が効いた室内で、きれいで、生臭い匂いもなく、初めての人でも純粋に釣りを楽しめる場としてお店をはじめたそうです。
料金を払えば釣りの準備を用意してくれます。
餌は必ずお店が用意したものを。
魚肉ソーセージらしいのですが、左上にちょこっとちぎれた破片は「だいたいこれぐらいが釣りやすい目安の大きさ」とのこと。
写真ではわかりづらいですが、2mmとかそれぐらいです。ちっちゃい!
餌を小さくしないといけない理由は釣る魚がホンモロコという大きさ10cm弱の魚だから。
当然釣り針も小さくて、ここに小さくちぎった魚肉ソーセージを刺す...。
釣りの準備は全部セットされていて、やることといえば針に餌をつけてあとは釣るだけなのですが、はやく釣りがしてみたい気持ちに反して餌がつけられない!
落ち着いてやりましょう。
釣ってみよう!
さぁ、では第1投。
釣れるかなー?なんて思った瞬間に、隣の男性が言うのです。
「釣れた!」
釣れてる。
この人はわたしの夫であり、DEEでアウトドア系のネタ専門のjukuchonさん。
釣れるのはや。
よし、わたしも気合いを入れて...と釣りを再開したところでまた隣の男性が言うのです。
「釣れた!」
「釣れた!」
「釣れた!」
爆釣やないかい。
しかし釣れるごとに写真を撮っていたら自分が全然楽しめないので、いったん「釣れた」という言葉を無視して自分に集中します。
じーーー。
実際の釣りの場合は浮きの動きとか、竿の反応とかをみながら魚が喰いついているかを判断すると思うのですが、ここの釣りの場合は魚が小さいのでそういう反応はほとんどありません。
そのかわり、魚が目の前で餌を食べるところが見られるので、食べたタイミングに合わせて竿をあげる。
まさに釣りゲームのような感覚です。
何度かおしいこともありつつ、10分経過。
「つつつっつ、釣れた!」
釣れた!釣れた!やった!釣れた!!つれたーーー!
一方、隣の男性はというと。
もう釣れたとも言わず、10秒ぐらいでヒョイと釣っていて、わたしの10分を返してと言いたくなりました。
コツを聞いてみると、魚肉ソーセージを指で丸めて、針先が見えるようにつける。
魚が針ごと飲み込んだらその瞬間に竿を上げる。だそうです。
コツを聞いてやってみるも、なかなか釣れない私。
一方隣の男性は、途中で疲れたからもう終わりと言ってやめていました。なんでやねん。
釣れたかどうだか見てみよう
ということで40分がおわりました。
釣果はjukuchon13匹。
わたし4匹。
最大10匹までは、釣った魚を唐揚げにしてくれるので、その場で食べることができます。
おお、さきほどまで泳いでいた魚がカリッと。
少し複雑な気持ちもありつつ、食べてみるとアツアツでとても美味しかったです。
ということで釣りができるカフェからでした。
釣り好きの人からしたら少し物足りないのかもしれませんが、釣り初心者や子供にとっては見てできる釣りなので臨場感はハンパなく、「自分で釣った魚を食べる」というハードルの高いこともここならサクッとできるのでいいと思います。
ちなみに釣りをしなくても普通の食事のできるカフェとしての利用もできます。そしてお店ではスタッフ募集中だそうです。
本日は以上です。
CAFE de 釣り(カフェ・デ・ツリー)
沖縄県糸満市大度397-1
098-997-3333