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生ノニは美味しく食べられるのか
先日、訪れた宮古島のファーマーズマーケットでノニの実を見つけました。
ノニの実は10個で300円ぐらいでした
ノニといえば、ジュースで飲むイメージしかなく、体には良いと聞きますがめちゃくちゃ飲みにくい代物。
「ノニジュースは飲みやすくなるのか?」より
ノニジュースを美味しく飲もうと思って惨敗したこともありました。
しかし、加工前の実が売られているということは、実はジュースにする前は食べやすいものだったりして!
そんな風に思って、買ってきましたノニ。
ノニはガチガチで切りにくい。中身は硬いタネがいっぱいです
実は美味しかったりして!と思って食べてみましたが、まぁ美味しくない。
口いっぱいに苦味とエグミが広がります。
食糧難になって目の前にノニしかなかったら、噛まずに飲み込もうと思いました。
めちゃくちゃ硬いのでそのまま飲み込めるのかはわかりませんが、味わったら食べられない。そんな味です。
繊維と種しかない
調理して美味しく食べてみたい
待て待て。でも負けっぱなしではいけません。
調理することでなんとかノニを食べやすくする方法はないでしょうか。
まずは煮てみましょう。安易ですが、正当な方法です。
調理その1:煮る
どれぐらい煮たらいいのかわからなかったのですが、5分ほど弱火でクツクツと。
少しだけ皮のあたりが柔らかくなりました。
しかし味は変わらず。むしろ温かくなったことで苦味が増した気さえします。
ノニは煮ても美味しくならない
調理その2:ノニの甘辛煮
果実なんだから砂糖と煮詰めたらジャムになるのでは。
砂糖とノニだけでは全然水分が出なかったので、水を少し入れて煮ました。
ジャム....。しかし煮ても煮てもノニの形が崩れなかったので、ジャムは断念。
急遽、醤油とお酒を足して甘辛煮に変更しました。
日本人に欠かせない調味法でならノニも美味しくなるでしょう。
調理その3:ノニ焼き
焼いてもみましょうか。
調理その4:お味噌汁に
最後はお味噌汁に。こちらは同じく宮古島のファーマーズに売っていたお湯でとくだけで鰹ちゅう汁ができる優れもの。
ノニは美味しくたべられたのか
ということで、ノニを調理してみました。美味しくなったのかさっそく食べてみましょう。
ノニの甘辛煮
お箸が通るぐらい柔らかくは煮られませんでしたが、砂糖と醤油の味は全体に染み込んでいるように思います。
あ、甘い!苦さもエグミもなくなっていて、これなら食べられ.....
ぐぇえええ
甘みが先に来たので油断したところに、津波のように一気に襲いかかってくるノニ。
無理無理ー!
ノニ焼き
腐っているとしか思えないビジュアル。食卓にこんなのが出たらひと騒動ありそうです。
ぐぁあああ
ビジュアルもさながら、ノニの苦味が凝縮されたような味も相当厳しいものでした。
噛むごとに体に震えが。
ノニお味噌汁
最後はお味噌汁。
日本人が長く親しんできたお味噌汁なら、暴れん坊のノニも包み込んでくれるのではないでしょうか。
ぐぇえええ
箸を置け
残念ですが今回も私はノニを克服することができませんでした。
ノニの実はジュースにするために売られていたのでしょうか。それともなにか美味しくする方法があるのでしょうか。
ご存知の方はおしえてください。