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くるま麩の一本フーチャンプルー
世の中にはキュウリの一本漬けやネタがどーんと大きく乗っているお寿司なんかがありますが、ああいう豪快で見た目にも派手な料理を、くるま麩を使ってできないかと思ったのです。
その名も「一本フーチャンプルー」。
一本フーチャンプルーの作り方
まずはお馴染みくるま麩。
今回購入したメーカーさんとは違いますが、くるま麩がどうやって作られているのかを知りたい方は「【大人の社会科見学】麩久寿 〜伝統の味を守り続けて〜」をごらんください。
通常、フーチャンプルーを作る際は、くるま麩を細かくちぎって水に戻しますが、今回やるのはこういうことです。
くるま麩1本をそのまま水に戻す。
くるま麩に水がしみ込んでいきます。
細かくちぎった場合だと数分で水に戻りますが、なかなか戻らなかったので放置したところ1時間でこんな姿になっていました。
すくい上げてみるとふにゃふにゃ。
ぷるぷるとして強く触ればすぐに壊れてしまいそうな儚さです。
ぎゅっと絞らないといけませんが、儚きものになってしまったのでそっと手のひら全体で押してみます。
でも全然絞れた気がしません。
しょうがないので慎重に4つに折りたたんで、押しました。
まだ甘い気もしますが、あまりやりすぎると千切れてしまいそうなのでここまでにします。
溶き卵に浸し。
焼くのですが、どうも我が家のフライパンじゃくるま麩が収まらなさそうな予感。
まぁふにゃふにゃなので縮めてなんとかなったのですが。
焼いて
焼いて
蒸して
焼いて
先に作っておいてたくるま麩以外のちゃんぷるーの上に乗せたら、完成です。
お皿からはめっちゃはみ出てしまいましたが。
お味はどうなのか?
では、食べてみましょう。
「豪快で見た目にも派手な料理」という点では、とりあえず課題はクリアしていると思います。
あとは味です。
まぁ、でもふーちゃんぷるーは麩が入った野菜炒めなので、失敗する要素はあまりないのですが。
しかしまさかの
味・が・し・な・い!
考えてみたらそうかもしれません。ふーちゃんぷるーって麩はふわふわの食感を楽しむもの。
味は野菜炒めの方にあって、一緒に食べるから美味しいのかも。
どうにか野菜炒めと一緒に、とくるま麩で野菜を巻いて食べてみたりもしましたが、口の中がくるま麩だらけで「これじゃない」感が半端なかったです。
結論
ふーちゃんぷるーのくるま麩はちゃんとちぎった方が美味しい。
うん、知ってましたね。
ちなみにくるま麩は棒にぐるぐる巻きつけて焼いてるので、バラすとひも状になります。
「くるま麩輪ちゃんぷるーならどうだ!」と思ってやってみましたが、こちらも食べにくい料理でした。