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シーサーの口からジュースが出れば世界はもっと平和になるんじゃないか
沖縄を代表する魔除け、シーサーですが現在は門扉に阿吽(あうん)の一対で配されて「口を開けている方が雄のシーサーで運気を呼びこんで、口を閉めている方が雌のシーサーで運気が逃げないように口を閉じている」とも言われています。
まぁもともとは屋根の上にあったものが門扉に配されるようになり一対になったらしいので、オスメスだったり幸せの話は割と最近の俗信だとは思うのですが、シーサーのあの開いた口。何か出てきたら面白いんじゃないかと思うんです。
水はすでにあった(海洋博公園内)
マーライオン的に水を口から出す、みたいなことをまず考えたんですが、口から水を出すシーサーはすでにある模様。うん。じゃあいっそのことシーサーの口からジュースが出てくれば、われわれ人類は少し幸せになるんじゃないでしょうか。根拠はないけど。
シーサーの口からジュースを出す試み
シーサーの口からジュースを出そう…と思いつつ、この企画長いこと実現してなかったんですが、大きな理由のひとつはシーサーの値段。知らなかったけどシーサーって割と小さいものでも定価で買うと5,000円くらいするんです。
なかなかよいシーサーが見つからなかったのですが、ついにこの間リサイクルショップで「これならいいか」というシーサーを見つけました。まぁ値段は2,000円でそれでも割と高かったんですが…。
迫る締め切り。息子インフル。背水の陣の私は迷うことなくシーサーを買いました。早速ですがこのシーサーの口からジュースがでるように改造していこうと思います。
シーサー以外に用意したのはビニールのチューブと小型のエアポンプ。
仕組みはシンプルでペットボトルの蓋に穴を開けてチューブを2本通します。片方のチューブはシーサーの口に。
もう片方はエアポンプに繋いでおきます。
スイッチを入れるとエアポンプが動き、ペットボトルに圧がかかります。その圧でもう片方のチューブからジュースが流れ、シーサーの口から出てくるという仕組みです。写真ではマイコン的なものが写ってますが、単純に電池を固定しておくのが面倒臭かったからなのでご家庭でやる場合は電池ボックスとかをご用意するのがいいのかもしれません。
シーサーの口にはチューブを仕込んでいるのですが、想定よりも口が閉じてたのでチューブを噛んでる感じになってます。
ちなみに空気圧でジュースが外に出てくる仕組みなので、空気がどこからか漏れてるとうまく動きません。チューブとペットボトルの蓋などはグルーガンとかシリコン系の接着剤とかでしっかりとめておいた方がよいかと思います。
シーサーの口からジュースが出てきたらどんな気持ちなのか
それではスイッチを入れて実際にシーサーの口からジュースを注いでみましょう。
と、ここで問題が。今回使ったエアポンプがかなり小さいものだったのでペットボトルのジュースを注ぐに至らないという状況に。
仕方ないのでジュースを若干傾けてもらいました。さて、動いてる様なんですがこれ動画でご紹介すれば良かったんですがすっぱり動画を撮るのを忘れていたのでどんな感じか静止画にしてご紹介します。
こんな感じでスイッチを入れるとシーサーの口からジュースがこぼれ出てきます。
これは…!
うん…。
想像してたより普通。
なんでしょうか。シーサーの口からジュースが出てきたらもっとゲラゲラ笑えるんじゃないかと思ったんですが大した盛り上がりがありません。
もうちょっと改良の余地が
最後までジュースを傾けてもらってた
というわけでシーサーの口からジュースを出したら面白いんじゃないかという試みでしたが、いかんせん時間が無くて割と粗い作りのものをご紹介する結果になってしまいました。
スムーズにジュースを出す動きを実装することに加えて、ジュースの種類を増やすとかすればシーサーのドリンクバーができたりするかもしれません。
あとめちゃめちゃこぼれる
そのあたりを改善した暁には再度皆様にお披露目したいと思います。ご期待下さい。