琉球八社のひとつ「沖宮」で楽しむ神社カフェ

奥武山公園内にある琉球八社のひとつ、沖宮。なんとそこに「神社カフェ」なるものがあると聞きつけ真相を確かめに行ってきました。

神社カフェとはなんぞや

那覇市民の憩いの場、奥武山公園内にはいくつかの寺社が存在していますが、そのなかには琉球八社のひとつ『沖宮（おきのぐう）』があります。

場所はゆいレール壺川駅から国場川を挟んで向かい側あたり、水泳プールの隣。

沖宮の概要についてはかっこいい公式ウェブサイトがあったのでこちらでご覧いただくとして、今回は沖宮のなかに神社カフェなるものがあるらしいという情報を聞きつけ真相を確かめにやってきたのです。

♪ I have a 神社　 I have a カフェ　Ah！　神社カフェ〜

・・・うん。合体させるにはペンパイナッポーばりになかなか無理があるかと思います。

まずは本殿にご挨拶。
ちなみに沖宮のおまもりやオリジナルステッカーなどがなかなか種類豊富でユニークだったので、縁起物にご興味のある方はこちらものぞいていかれるといいかと思います。

: 沖宮小判がざっくざく

: アメ車っぽいイラストがかっこいい英語ステッカー

さて今回の目的は「カフェ」です。
しかし、キョロキョロとあたりを見まわしたところで、とても「カフェ」がありそうな雰囲気ではありません。格式高い神社の雰囲気そのものです。

本殿から向かって右側にのびる回廊へと進んでいきます。

発見、神社カフェ

沖宮では沖宮学び舎と銘打って空手や女性のための囲碁教室、ピラティス、瞑想会なども開催されているようです。これも面白そう。さらに回廊を奥へと進んだところで、ついに発見。

神社cafe 沖の茶屋！

・・・・・・思っていたよりは茶屋寄りですが、ちゃんと看板に「神社cafe」と書かれているので沖宮の中にcafeがあったということには間違いありませんでした。

店内はこじんまりとしており、4名掛けのテーブル席が2つとカウンターにも4席。
木でできたログハウスのような雰囲気であたたかみと手作り感があふれています。

バルコニーにも3〜4つほどパラソル付きのテーブルがありました。この日は最高気温14度と（沖縄にしては）極寒だったため室内のテーブル席を使わせていただくことにしましたが、晴れた暖かい日はここでモノレールを眺めながらお茶をするのも気持ちよさそうです。

メニューを見て驚き。ドリンクだけですがこの充実ぶり！あれ、ここスタバだっけ？
コーヒーをはじめ、さまざまな種類のラテやティー、生ジンジャエールというのもあります。

県産黒糖と県産はちみつを使用したという人気No.1の黒糖クリームラテを注文してみました。

店内に流れる小粋なBGM（お経とかではではなく洋楽）を聞きながら待つこと数分・・・。

おおおお美味しそう！
使い捨てプラスチックスプーンなのがご愛嬌ですが、たっぷりクリームに黒糖クランチ？もかかっていてコクがあってものすごく美味しかったです。身体の芯からほっこりあたたまりました。
まさか神社でこんな本格的なオサレドリンクが楽しめるだなんて思いませんでした。

さらなる進化に期待大

お店の方に少し話をうかがってみたところ、この神社cafe 沖の茶屋は昨年から始めたそう。
今はドリンク類だけですが、これから地産地消の良い素材を使った少し高級感のあるコース料理なんかもここで提供していけたら、と計画中とのこと。そのうち「神社カフェ」が「神社レストラン」に進化する日が来るのかもしれません。