2017.01.27

【パラダイス】観光農園 長楽苑

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中城の山あいにある観光農園 長楽苑(ちょうらくえん)。そこは、想像以上の絶景パラダイスだった。

そこは絶景パラダイス

国道329号線の中城村にある奥間交差点を山側に曲がってすぐのところに、以前からとても気になっていた看板があるのです。

choraku01.jpg

それがこちら。

”やすらぎの観光農園、長楽苑”。
はて、観光農園とはいったいなんぞや。

謎に満ちたまま車を看板が案内する方向に走らせてみます。
奥間公民館の前を通り、集落の奥へ奥へ。


えっ、ここを通れと?

門番のように二匹の犬が坂道の入口のガードレールにつながれています。
ものすごく吠えられたらどうしよう、と一瞬躊躇しましたが、二匹ともとても穏やかな目で見つめてくるのみ。ああ、認められた。私はここを通ってよいのですね。ありがとうございます(たぶん不審者でない限り吠えないおりこうさんなのでしょうが)。

非常に不安に駆られる急勾配のガタガタ坂道をのぼること数分。
目の前が明るく開けて立派な門が出迎えてくれました。

熱帯果樹、花木園の鑑賞体験《長楽苑》。
門の下には立派な一対のシーサー、その脇を固めるのはえびす様の石像と龍柱。
ちょっと、これは思っていたよりすごそうです。

くるみ割り人形的なイギリス?っぽい人形の横に、鳥居型フレームの案内看板。
入場料金や営業時間などが書いてあり、大人(高校生以上)500円、子ども(中学生以下)300円、定休日は火曜日だそうです。

入場料を払おうと奥の建物へ行ってみるとシャッターが閉まっていました。
あれ?今日は火曜日ではないはず・・・。
”人がいないときは鳴らしてください” と書いてある鐘を鳴らしてみれども誰も出てくる気配が無し。うーむ。留守なのだろうか。
窓から中の様子をのぞいてみると、店内はちょっとしたカフェになっているようです。

後日出直すわけにもいかないので(締切的な意味で)、入場料500円をシーサーの頭の上にのせて見学させてもらうことに。


主に気づいてもらえますように

ふと振り返るとこの絶景。

choraku29.jpg

 

長楽苑は高台にあるので、眼下には中城湾が一望できるのです。青い海がまぶしい!
 

そこは想像以上の楽園だった

シャッターが閉まっていた建物の脇に入口らしきゲートがあり、順路を示す看板があったので案内に従って庭園へ。


わくわく

これは、

なかなか、

どうして、

思っていた以上の、

パラダイスやでー!

足を踏み入れると、そこかしこにシーサーやら陶器やら熱帯果樹やら謎のオブジェやらがわんさか。
スターフルーツや柑橘類、島バナナなども自由にたわわに実っていたり、他ではあまり見かけないような珍しい植物や花もたくさん。
なかには中国のお金持ちが持っていそうな、大理石?でできた原寸大ぐらいの馬のオブジェなんかもあったりして、これを個人て集めてきたとしたらめちゃめちゃすごいのではないでしょうか。


謎の祭壇的な場所

ちょいちょい現れるこういうほっこりポイントも見逃せません。

すごいすごいと感心していたらまさかの第2エリアへのご案内。
もちろん行きますとも。
 

第2エリアがまたすごい

第2エリアは、車で下から上がってきた道路を挟んだ向かい側。
普通の民家風の建物の屋上には、謎の火の見櫓が見えます。

当然、第2エリアも濃いです。
草むらに隠れるように飾られた閻魔様の向こうにはなまめかしい裸婦の像。カオスとはこういうことでしょうか。

こちらはベンチの上にラフに置かれた謎の果実酒。
いつ頃漬け込んだものなのでしょうか。ずっとここにあるのでしょうか。謎は深まるばかり。

勾配の有る小道をのぼっていくと、火の見櫓が建てられていた建物の二階裏手に出てきました。

唐突に現れたのは、ファイヤーグッズ ミニ資料館。
自由に見学していいとのことだったので、ドアを開けると・・・

古今東西の消防関係のグッズが展示されていました。
外国のファイヤーマンの制服や昔の火消し道具など、値打ちのありそうなものもあり思わず見入ってしまいます。
ミニカーなども飾られていたので、はたらくくるまマニアの息子(2歳)を連れてきたらお漏らしして喜びそうです。まあまだおむつは外れていませんが。
 

まさかの第3エリア

第2エリアを抜け、駐車場方面へ戻ってくると、まさかの第3エリアが出現。

長楽苑の敷地はいったいどこまで広がっているのでしょうか・・・。
もうなんだかいろいろすごすぎて、手前にあるライオンの石像ぐらいでは驚かなくなっている自分が怖い。


宴会ができそうな囲炉裏つきの東屋もあったりして

第3エリアは勾配のある地形を利用した遊歩道のようなつくり。
途中、あれ?私やんばるにいるんだっけ?と勘違いしてしまうほどのジャングルぶりです。
もちろん謎のオブジェはここにも多数配置されており、散策の目を和ませてくれます。

いろいろとすごすぎる長楽苑、もう記事ではこれ以上紹介しきれないので(写真をぜんぶ載せると100枚以上になりそう)、是非!是非!訪れてみてください。中城にこんな場所があったんだ!と感動すること必至です。
今回は主が不在で残念でしたが、いらっしゃるときはいろいろと園内を案内してくれるようですよ。
 

観光農園 長楽苑(ちょうらくえん)
住所:中頭郡中城村奥間652
TEL:090-9781-3766
営業時間:9:00 ~ 18:00
定休日:火曜日
駐車場:あり
Web:沖縄県中城村観光情報 とよむ中城

夫婦手作り農園5周年 中城・奥間(2014年5月1日掲載) ー 沖縄タイムス+プラス

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