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首里にあのビックアイスが食べられる美容院がある
見覚えのあるあの箱はもしや
DEEokinawa事務所がある古島から家に帰る道すがら、数ヶ月前からずっと気になっていた美容院があるのです。
ゆいレールの線路の下を通る県道82号線(環状2号線)沿いを北向けに進むと、首里駅の少し手前あたりにある茶×オレンジのあたたかみのある外観の美容院、『hair dashu(ヘアー ダーシュウ)』。
ごくごく一般的な美容院に見えますが、手前に見える「平日22時まで」ののぼりの後ろに隠れている青い箱。なんだか見覚えがありませんか?
ちょっと寄ってみましょう。
さらに寄ってみましょう。
!!
これは!ビックアイス!?
そう、沖縄では有名な路上販売のアイスクリン『ビックアイス』が店頭の片隅に置かれているのです。路上で目印となる青と白のパラソルは見当たりませんが、一日アルバイトしたときに見た販売セットと同じなので間違い無いはずです。
ビックアイス関連の過去記事もこの機会に是非。
『BIC ICEの真相に迫れるか!?』(※文中に登場している『cafe遊覧船』は『アイスクリンcafeアーク』に名称変更したようです。)
『ビックアイス(BIC ICE)でアルバイト』
もしかしたら、途中でお茶やコーヒーを出してくれるようにビックアイスを出してくれるのでしょうか??
ここは普通の美容院なのか?それとも・・
これは調べてみなければなるまい!ということで、電話予約して店内に潜入。
調査ついでに最近もっさりしてきた髪の毛をさっぱり短くしてもらおうと思います。
白を基調とした明るく清潔な店内。
一見したところ、特におかしなところは見当たりません。
気になることといえば・・・
グリーンイグアナ(かっこいい!)がいることや、
壁に張られた”へなパック”のイラストがちょっとやばい感じなことぐらいでしょうか。
今回担当していただいた美容師は仲田 景太さん。くっきりウチナーンチュ顔のイケメンです。
SMAPの解散についてどう思うか、など雑談を交わしながらサクサクサクとヘアカット。
「はい、こんなかんじでOKですか??」
あれ?アイスは?私のビックアイス・・・は?
ほのかに期待していたのですが、残念ながら最後までビックアイスは出てきませんでした。
ビックアイスを食べるには
そこで仲田さんにオモテにあるビックアイスについて伺ったところ、
「あ、あれですか?あれは前にお店の10周年でなにかお客さんに喜んでもらえることをやろうということで、ビックアイスに問い合わせて置かせてもらったんですよ。一式セットを借りて、中のアイスは定期的に買ってます。那覇でこうやって常設で売ってるのってウチぐらいじゃないですかね?最近暑いのでけっこう売れますよ。子どもたちが買いに来ることも多いですね。」
とニヤッとして答えてくれました。せっかくなので、ひとつ注文することに。
本家ビックアイスと同じく、コーンかカップかも選べるそうです。
さっきまで華麗なハサミさばきを見せていた仲田さんの右手にアイスディッシャーが握られました。
男性がよそうビックアイス!これはレア画像ではないでしょうか。
「うわー!女子高生以外がビックアイスを売ってるぞー!ww」
以前、ワルミ大橋で一日アルバイトをしたときに私たちが投げかけられた言葉を、今、仲田さんに捧げたいと思います。
ビックアイスのクーラーボックスの後ろでめっちゃ人懐っこいリクガメも飼われていました。かわいい・・。
ちょっとキツそうな体勢でアイスと格闘すること数分。
「お待たせしました!」
これはまごうことなきビックアイスです。盛り方も同じ。
お値段も路上販売と同じ200円。
味ももちろん、さっぱりとしたバニラ味のあのビックアイスのアイスクリンでした。うまい!!
美容院ついでにビックアイスが食べられるなんて夢のようですね!
ただ、天気のいい日は一瞬でアイスが溶け出して手がベトベトになるので注意が必要です。
私は建物と建物の隙間のわずかな日陰で飲むように食べました。大丈夫、ビックアイスは飲んでもうまい。
というわけで、髪を切りたい!ビックアイスが食べたい!その両方の欲望を満たしてくれる首里の美容院『hair dashu(ヘアー ダーシュウ)』からお届けしました。男性で女性もOKな美容院なので、是非行ってみてくださいね。