【ダム探訪】東村の福地ダムのパネルゲームがアツい

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ダム探方4回目です。

沖縄県内のダムを巡ってその見所を紹介しようというこの企画。【ダム探訪】シリーズですが、これまで巡ったダムは以下になります。

【ダム探訪】那覇の金城ダム
【ダム探訪】宜野座村の漢那ダム
【ダム探訪】金武町の金武ダム

そして今回ご紹介するのは東村の川田にある福地ダムです。

この福地ダムはもともと沖縄県が本土復帰前に計画して米国陸軍工兵隊によって着工したのですが、1972年の本土復帰によって日本政府が工事を引き継ぎ1974年に完成したという経緯がありまして、そちらの記念碑が建っています。

ダム湖の名前は「福上湖」。前に宜野座村の漢那ダムでも触れましたがやんばる9ダムにはそれぞれダム湖に名前がついて公式キャラクターがいるのです（キャラクターについてはダム周辺には居ないようなので後々紹介します）。

見渡す限りのダム湖と山。

駐車場には自然観察案内所という比較的新しめの建物があって、よくよく見ると事前に予約するとダム湖を船で遊覧できるらしいです。予約がない時は誰も居ないらしくこの日は無人でした。

 

意外と力が入ったダム資料館

さて、ダム探方ではそのダムの見所を紹介する企画なんですが正直な話そこまで僕がダムに詳しくないのでダム湖周りはさらっと紹介しつつダム資料館についてご紹介したいと思います。

ダム資料館は駐車場からさらに階段を上ったちょっと小高いところにあります。

入り口の写真にパイナップルみたいなキャラクターが見えると思うんですが、こちらが福地ダムの公式キャラクター「パヌー」です。東村といえば特産品はパインアップル。カヌーに乗ったパイナップル＝パヌーってことなのかもしれません。

館内地図。余談ですが、ダム資料館って受付も含めて全く誰も居ないことが多いです。この静謐な感じはダムに共通する特長のひとつなんじゃないかと思ってます。

入り口に掲げられた来館者の皆様への注意書き。怖い。

展示物はダムの模型やダム湖の生物たち。このあたりも各ダム資料館に共通する展示なんじゃないかと思います。

と、思ったら突如あらわれるエアロバイク。

これは福地ダムの水力発電に挑戦できるというものでした。エアロバイクをこぐと発電量が表示され、横の電球が光るのですがめちゃめちゃ疲れます。

こちらがダム資料館の入り口でもちらっとうつっていた「パヌーちゃん」。下のアカショウビン的なキャラクターは同じく東村の高江にある新川ダムのマスコットキャラクター「アラリン」です。

映像系の展示にも「パヌー」がいるのですが画面内をスイスイ移動していてなんとなくシュールな仕上がりになっています。

さて、今回の福地ダムの最大の見所、というか僕のイチオシなんですが、それは…

資料館にあるパソコン端末のコンテンツです。

この中に「ダムQ&A」なるクイズがあるのですが、ダムや沖縄県のことなど5ジャンルにそれぞれ10点～50点の点数パネルがあって、それを回答していくパネルアタック形式となっています。

回答は3択なんですが、これが地味に難しい…！何度かやったのですが問題もいくつか用意されているようなので結構楽しめます。

回答を進めて行くと突如あらわれるスペシャルゲーム。

制限時間以内にバラバラになったパズルのピースをはめ込むというもの。これ必要？

最後に得点に応じてランクが発表されます。僕は「シルバーパヌー」でした。多分最上位はゴールドパヌーだと思うので皆さん挑戦してみてください。

ただ、これもダム資料館あるあるなんですが、端末の半分くらいは調整中です。よい子のみんなは順番を守って楽しくつかおうぜ！

 

最後はダムカードとインフラカード

十分にダム資料館を堪能したら最後はダムカードをゲットしましょう。駐車場の近くにあるダム管理事務所に行けばもらえます。

福地ダムも宜野座村にある漢那ダム同様、ダムカードと内閣府の沖縄総合事務局が発行するインフラカードをもらえます。ちなみに福地ダムの事務所では同じ東村にある新川ダムのダムカードも扱っていて新川ダムに行ってきた証明（写真など）を見せれば新川ダムのダムカードももらえます。

というわけで本日は東村にある福地ダムよりお送りいたしました。子供が駆け回るような遊び場は無いようでしたが、資料館が割としっかりしていてちょっと大きめのお子様であれば楽しめるかもしれません。今度は予約をしてぜひダム湖を遊覧してみたいと思います。

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