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沖縄の米軍施設カジノで一攫千金を目指す!
敵を知り己を知れば・・・
そのカジノがあるという米軍施設の名は、「TAIYO GOLF CLUB」。
カジノのイメージ。あまり深い意味はありません。
わざわざGOLF CLUBと名乗るあたり、なんだか怪しい。
そこで、ネットで調べてみたものの、あくまで普通のゴルフコースのようだ。どこにも、カジノがあるという情報は載っていない。私の英語力が低いのか、それとももう潰れちゃったのか。いやいや、ひょっとして闇カジノということも!?
という訳で、よく分からないので、さっそく現地へ行ってみよう!
なんとも分かりにくい場所に・・・
ネットで調べた住所に、車で向かう。行き方が分かりにくいので、簡単に説明を。
- 沖縄北ICから国道329号を車で北上すること約10分
- この倉敷ダムと東南植物楽園の看板が目印。ここを左へ曲がる。
- ホテルが立ち並ぶ怪しげな道を、道なりに進むと・・・
- 基地のゲートらしきものが見えてきた。
このゲートから先は米軍施設。ナビの色も変わります。
入口には守衛さんがいて、パスポート見せろとか、許可証を出せとか、そういうことはありませんでした。
そのまますんなりゲートを通過。
・・・。
・・・・。
特に誰にも止められないので、さらにグングン進みますが…。
えーと、なんていうか、緊張します。「ここは日本じゃない感」がハンパないです。
それより、本当にここで合ってるの?
この看板が重要!!
そのまままっすぐ進むと、目立つ看板を発見!!どうやらここで合っていたようだ。
よかった、本当によかった…。
ここをまっすぐ行くと、ゴルフレンジ(ゴルフ練習場。内地で俗にいう打ちっぱなし)。
右へ行くと、目的のタイヨーゴルフクラブ。
左には、立ち入り禁止の看板がいっぱい!
左には行けません。
いかにもな米軍施設で、もう緊張感がMAX!!
- ちりを捨てるな
- 日本国の法律に依り罰せられる
無断で前記の行為をなした場合は没収
いや、もう、なんかゴメンナサイ。
この写真を撮りながら「カメラを没収されたらどうしよう」ということしか頭にありませんでした。
なんか、カジノとかどうでもよくなってきた。
ただ、無事に帰りたい。そして犯罪者にはなりたくない!!
そんな気分でした、この時は(笑)
さあ、噂のゴルフクラブへ
それでも勇気を振り絞って、噂のタイヨーゴルフクラブへ。
さっきの看板を右に曲がって、ずんずん進むと・・・
ずっと、なんの変哲もない道が続く。
- けっこう走ると
- またまたゲートが。
ついにタイヨーゴルフクラブに到着。
この時の安心感は、もう一生忘れないよー!!
見た目は普通のゴルフクラブだが…
さあ車を停めようと思った時、最初のトラップが!!
クラブハウスに近い駐車スペースには、すべて「FLAG OFFICER 専用駐車場」の文字が。
間違ってここに停めようものなら、車を戦車で踏み潰されそうな、そんな威厳ある赤い看板。
そうそう、安心しすぎて忘れかけてたけど、ここはアメリカなのです。
すぐにUターンして、他の駐車スペースに停めました。
おーこわっ。
ちなみにFLAG OFFICERを調べたところ、日本の階級でいうところの大将、中将、少将クラスなら駐車可能みたいです。
ガンダムでいうとシャア大佐より上位なので、ほぼザビ家クラスの人間しか停められないのではないでしょうか。
とにかく、とっても偉い人専用のようです。
われわれ一般人は、普通の駐車スペースに停めましょうね。
さあ、いよいよ潜入開始!!
これが、タイヨーゴルフクラブの建物だ
思ってた以上に、普通のたたずまい。
ただ、この直後に、この日一番の緊張が…
入口が鏡面ガラス!!
これって、アレですよね。
こっちからは中が見えないけど、中からは外は丸見えってやつ。。
ああー、こわいよーこわいよーー。。
ちょっと気を落ち着けて、脇を見てみる。
ああ、ここはアメリカなんだ、とあらためて思う。
大丈夫だよね、中に入った瞬間にポリスに捕まったりしないよね??
犯罪者だけはイヤだーーーーー!!!
もう少し落ち着こうと、反対側の入口脇を確認。
ん?日本のお金で建てたの、これ??
じゃあ、まあ、捕まることはないだろう(?)と、この時はなぜか強気になり、
そのまま正面を見ると…
TAIYOステーキハウスと、ゲームルームのオープン時間の表示が!!
おお、やってるよ。間違いない。ここに書いてる「ゲームルーム」ってのが、カジノのことだろうか?
この表示に勇気をもらい、意を決してドアを開ける。
ああもう、どうにでもなれ!!
でも、犯罪者はいやーん、そんな感じ。
ドアを開けると、そこは…
めっちゃ普通の光景だった。。
もうね、拍子抜けするぐらい、普通のゴルフクラブ。
こういう時、人間って笑っちゃうものなんですね(笑)
この光景を見て、なんかニヤニヤしちゃいました。
後ろを振り返ると、やっぱり中から外は丸見え!
いや、こんなにビビらせなくてもいいだろう。と思うが、
今思えばこっちが勝手にビビってただけかも知れない。。
あらためて1階を見渡すが、やっぱりゴルフ関連のものが多い。
うん、普通のゴルフクラブですね、当たり前ですけど。
さて、目当てのモノは2階にあるようだ
階段を上って、2階を目指す。
看板に2015と書いてたり、クリスマス的な飾りがあるのは、どうか気にしないでください。
この取材に行ったのが、昨年の年末というだけですから(笑)
腹が減っては戦は出来ぬ
2階に行って、左側すぐに「GAME ROOM」があるのを発見した。
が、ここに入る手前に両替所があったり、目の前がレストランだったりと、直行で「GAME ROOM」には入りづらい状況。
ランチもまだだったので、情報収集を兼ねて「タイヨーステーキハウス」に入ることにした。「カウンターかテーブルか?」と聞かれたので、テーブルにしてみた。
- テーブル席は重厚で、一人で食べるような雰囲気ではなかった。
- ちなみに、カウンター席はこんな感じ。クリスマスの飾りがあるのは(以下省略)
で、最初に付いたウェイトレスが明らかにアメリカの方だったので、少し緊張しながら注文。
「オススメは?」
「ステーキか、バーガー」
「じゃあ、タイヨーバーガーください」
という初級の英語で、「タイヨーバーガー」なるものを注文。
- メニューが日本語で
- ありがたや
少し空き時間が出来たので、そのウェイトレスに「レストランは写真OK?」と聞いてみる。
「ちょっと待って」と言われ、なぜか日本人スタッフを連れて戻ってきた。
その日本人スタッフに「写真を撮っても大丈夫?捕まらない??」と聞くと、
「ぜんぜん大丈夫ですよ。ブログとかに載せても大丈夫です」という返事。
これはありがたい。
その後、ここにカジノがあるって聞いたんですけど…
と話を切り出すと「ああ、このレストランの入口の前にある「GAME ROOM」がそうですよ」
とのこと。
やっぱりそうだったかー!
これでほぼミッションクリアだーとほくそ笑みつつ、さらに質問。
「あのカジノは誰でも入れるんですか?」
「ええ、誰でも入れますよ。ぜひ遊んで行ってください」
と、まさに思い通りの回答が。
「じゃあ、カジノも写真撮っても大丈夫ですよね?」と軽ーく聞いてみると…
「それは責任者が違うので何とも…。ちょっと確認してきますね。」と
確認してもらうことに。
そんなこんなで時間を費やしていると、ついにタイヨーバーガーが登場!!
バーガーがデカい
そのバーガーの奥にある「ガーリックマッシュポテト」のデカさよ!
- ピクルスも、そのまんま
- いかにもアメリカンな調味料たち
これは食べきれんーと思いきや、ペロリと平らげてしまった。
今日は、緊張と緩和の幅が大きすぎて、胃もどうかしちゃったみたい。
ここで、さっきの日本人スタッフが戻ってきて、衝撃のひとこと!
「GAME ROOMは撮影禁止です。カメラも持ち込まないで、と言われました」
えー?どうしよう。写真がないと記事を書けないんですけど…
記事にならなかったら、このランチは自腹になってしまう。。
その後、必死に粘ったものの、やはり撮影は不可ということに。
うっすら涙目で眺めるデザートメニュー。
もう泣きそうな状況だが、甘いものは食べたい。
今回もタイヨーの名を冠した「タイヨークリームブリュレ」を注文。
価格も分からないが、もうどうでもいいや。
タイヨークリームブリュレ
うん、うまい。
完全に現実逃避だと分かってるけど、どうしようもないもんね。
さあ、記事はどうしようかな。
バーガー + クリームブリュレで、15ドル。
決して高くないと思います。
・・・さあ、どうする?
チップの置き場所も教えてもらったよ。
・・・どうしよ?
おつりは25ドル
カジノなしで、「沖縄の米軍施設レストランに潜入」っていう記事でいいんじゃないかな、うん。
そうだ、そうしよう。
・・・。
・・・・。
いや。
ここまで来たら、やっぱりカジノは見るべきだ!!!
(というか、個人的にどうしても一度遊んでみたい)
噂のカジノに潜入
という訳で、ここからは写真なしでお送りします。
申し訳ないですが、ご了承ください。
で、両替所のひとに「遊び方を教えてくださーい」ってお願いすると、
色々と親切に教えてくれました。
私が作成した、カジノの配置図がこちら。写真じゃないので、大丈夫なハズ!
遊び方は、まず「カード販売機」でプレイカードを購入します。
これに何ドル入金するかを決めて、デポジット1ドルを引いた金額が、使える金額になります。
私の場合、さっきのおつりの25ドルでカードを買ったので、1ドル引いた24ドルが遊べる金額。
最後にカードを返却すれば、1ドルは返ってきます。
プレイカードと、カジノで遊んでる時に無料で配ってたクッキー
ゲームに夢中で、つい一口食べちゃいました(笑)
次に、遊ぶゲーム機種を選びます。
色んな種類がありますが、これは好みの問題かと。
私は、配置図の32番に座りました。
で、ここで遊んだゲーム機をYOUTUBEで発見したので、載せておきます。
スロットの名前は「TWIN WIN」
こんな感じのスロットです。
そして結論からいうと、「約30分で24ドルは無くなりました。
途中で、30ドルになるという盛り上がりはありましたが、善戦むなしく敗退(笑)
ただ、最低賭金は25セントだったので、金額を上げずに賭けていれば、もうちょっと長く楽しめそうでした。
途中で一攫千金を夢見て、1ドルで賭け始めたのが運のツキでしたねー。
あと、この取材をしたのが平日の昼間だったにもかかわらず、席に座っているひとが31人もいました(ライターmanabu調べ)
全53席のうち、半分以上の席が埋まっていたわけです。
かなりビックリしました!!
が、遊び方とか色々と教えてくれましたよ。
結論
タイヨーゴルフクラブには、日本人でも遊べるカジノが存在する。
そして、そんなに緊張せずに気軽に楽しめる、ということが分かりました。
私も今回は緊張でガチガチでしたが、次回からはGAMEROOM直行で慣れた感じで遊べそうな気がします。
ただ、そんな緊張から解放されて、いまあらためて記事を書いている時に、とっても重要なことに気付きました!!
レストランで支払ったのが、合計15ドル。
5000円で支払って、ドルに両替されて、返ってきたおつりが25ドル。
(当時のレートは、1ドル105円前後だった記憶があります)
この25ドルをカジノで使ったわけですが…
はて? 差額の10ドルはどこへ行ったのでしょう??
誰か、私に代わってこの謎を解いてください(笑)
MCCS Okinawa - Taiyo Golf Club & Steakhouse
1183 Enobi,Uruma City,Okinawa
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