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ごはん少なめのさじ加減をはかる(大衆 よなばる食堂編)
少なめとはなんぞや
沖縄の食堂と聞いて思い浮かぶのは「早い・安い・美味い」に加え、忘れちゃならないのが「多い」。
そう。いかにもローカルな沖縄の食堂では、お茶碗にこんもりと山のように盛られたごはんが基本なのです。
おなかいっぱい食べてほしいというサービス精神から来るのであろうこの大盛りごはん、気持ちは嬉しいのですが、いかんせん女性や年配の方、少食な人にとっては食べきれずに残してしまうことも多いと思うのです。
もちろんほとんどの店では残ったものをパックに詰めて持ち帰り可能ですが、そのまま次の予定があったりすると持ち帰ることができない場合もありますよね。
そんなときによく使うのが「ごはん少なめでお願いします」。
私は基本的に食堂ではいつもごはん少なめで注文するのですが、ぱっと見では通常と変わらないぐらいの大盛りで運ばれてくることが多い気がします。少なめって言ったのに...!と思いつつ、忙しそうなおばちゃんにさらに手間をかけさせるのも食べ残すのも申し訳ないので、がんばって食べるか同行者に食べてもらうか持ち帰るかしているのです。
ごはん少なめのさじ加減。お店によって、またおばちゃんによって、さらにはおばちゃんの気分によって、変わってくるとは思いますが、食堂でごはん少なめで注文したときにはいったいどのぐらい減らされているのか、調査してみたいと思います。
やってきたのは与那原町東浜えびす通りにある『大衆 よなばる食堂』。
食肉販売店「カネマサミート」直営で、パイナップル飼料で育てた県産豚肉「パイナップルポーク純」を使用するなどちょっとお肉にこだわった食堂です。
お昼のピーク時ともなると、近隣で働くサラリーマン風の男性客や家族連れなどがひっきりなしに訪れる人気店。
こぢんまりとした店内ですが、座敷席もあるので子供連れでもOKです。
定食を二種類注文
通常と少なめのごはんの量を比較するためには二食注文しなければいけません。
週替りのおすすめランチからとんかつ定食と、
トンバーグ定食を注文。
お肉を使ったメニューがどれも美味しそうでめちゃくちゃ迷いました。おすすめランチはドリンクもついてお手頃価格です。
しかも食事を注文するとサラダバーがついてくる!
これは嬉しいサービス。
沖縄そばをカリカリに揚げたサラダのトッピング「そばカリ」も、食感のアクセントになっていて美味しかったです。
そうこうしているうちに注文の品が運ばれてきました。
とんかつ定食(ごはん通常)
トンバーグ定食(ごはん少なめ)
左が少なめ、右が通常
・・・・・・。
ほぼ同じに見えるのは私だけでしょうか??
実測
見た目ではよく分からないので、はかりで重さを調べてみましょう。
まずは通常盛りから。
322gでした(お茶碗の重さ含む)。
次に少なめ盛り。
こちらは260gでした(お茶碗の重さ含む)。
というわけで、『大衆 よなばる食堂』におけるごはん少なめのさじ加減は62g。
見た目だけではあまり分かりませんでしたが、ちゃんと少なめにしてくれていました。
しかし、それでも多くて食べきれなかったという...。
少食の人は思い切って「ごはん半分で!」と注文するとちょうどいいぐらいで出てくるかもしれません。
今後、他の食堂でも計測していき、コネタ連載で沖縄の食堂におけるごはん少なめとは何グラムなのかの値を導き出していければと思います。ここの食堂はがっつり減らしてくれるよ!という情報などお持ちの方がいらっしゃいましたらコメントお待ちしております。
ちなみにトンバーグはふわふわジューシーでめちゃくちゃ美味しかったです。おすすめ。