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アプリのうちなーむん認識率はどの程度なのか
本日は iPhoneアプリで調査を行います
県外や海外から沖縄に旅行に来た際に、たとえば沖縄の食べ物だったり土産物だったりがあまりに沖縄独特すぎて、いったいそれが何なのか分からなくて困る、といったシチュエーションが時々あるのではないでしょうか。私は沖縄に来た当初コンビニで売られているウチカビを見て、いったい何に使うものなのかさっぱり分かりませんでした。
そんなときに、役に立ちそうなアプリを見つけたのです。
『Aipoly Vision』は、iPhoneのカメラで映すだけでそれが何なのか、また何色なのかを文字と音声でリアルタイムに教えてくれる、というもの。目が見えにくい方や色の識別しにくい方の手助けになり得る素晴らしい技術ですが、今回はこれを使い、沖縄のものに関しては果たしてどれぐらい認識してくれるのかという調査を行いたいと思います。
いろいろなサイトのレビューを見てみると、正答率は100%では無いにしろ、かなりの高確率でそのものズバリ言い当ててくれるとのこと。海外で開発されたアプリですが、ここ沖縄においての実力やいかに。
公設市場にやってきた
というわけで国際通りにやってきました。
初めて沖縄に来た観光客はほぼみんな訪れる、そしてうちなーむん(沖縄のもの)がわんさと揃っている牧志公設市場付近を攻めてみることにしましょう。
沖縄初心者の気持ちになって、いろいろなものにアプリをかざしてみることにしましょう。
果物、野菜
まずは市場周辺でたくさん売られている野菜や果物。
沖縄ではポピュラーなものばかりです。
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パインアップル → ハンドバッグ
(こんなハンドバッグは痛そうだ)
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バナナ → 花
(房の状態なので分からなくも無い)
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スターフルーツ → ブラジャー
(隠せる?これで乳隠せるの?)
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ゴーヤー → 植物
(広義では合ってるけど)
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ウコン → クッキー
(色とゴツゴツ具合から?)
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島らっきょう → 掛布団
(こんな隙間だらけで臭い掛布団は嫌だ)
スターフルーツや島らっきょうはまだしもパインアップルやバナナは世界中にもあるものなのに、認識率の低さにちょっと焦ります。もしかして壊れてるのでしょうか...??商品台で寛いでいた猫と扇風機にアプリをかざしてみます。
- とら猫、ぶち猫
- 扇風機
...壊れているわけでは無いようです。
工芸品
気を取り直して工芸品いってみましょう。
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三線 → 扇風機
(いや、もっとあるでしょ!ギターとかさ)
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シーサー → レゴ
(レゴにシーサーのパーツってあるの?)
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パーランクー → バスケットボール
(共通点は「丸」だけ)
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アバサー提灯 → 縞模様
(いいえチクチク模様です)
肉、魚
続いてはお肉、お魚コーナーです。
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豚足 → わかりません
(正直でよろしい)
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中味 → 掛布団
(いや、ちょっと島らっきょうより困る)
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チラガー → 盲目
(そうだね、きっともう見えないね...)
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アカジンミーバイ → 肉
(惜しい!さっきは肉だったのに!)
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夜光貝 → スリッパ
(履ける?これ履ける?)
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アバサー → ヘビ
(なんとなく納得...短いけど)
もっとうちなーむんを知ってほしい
というわけで、いろいろなうちなーむんにアプリ『Aipoly Vision』かざしてみましたが、まさかの正答率0%でした。
たしかに沖縄には日本国内でも他の地域に無い独特なものが多いですが、まさかここまでとは...!
間違った結果が表示された場合、赤ボタンの右側にある鉛筆マークから正しい結果を入力、送信することができるので、いつの日か『Aipoly Vision』のうちなーむん認識率がぐぐっと上がるかもしれませんし上がらないかもしれません。
- 海ぶどう → ニンテンドー
とはいえ、なかなか面白い無料アプリなので気になった方は話のネタに使ってみてはいかがでしょうか。
なにか面白い結果が出たら是非教えてくださいね!