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本島南部 滝めぐり
例年より早く梅雨明けした沖縄。いよいよ夏到来です。
沖縄で夏といえばやはり海のイメージが強いですよね。山登りするにはハブが出そうだし、そこまでトレッキングできる山もありません。となると川や滝となるわけですが、遊べる川もそんなに多くありません。滝はそこそこ遊べる場所があります。
過去に滝は特集したことがありますが、ほぼ本島北部のやんばるです。自然の遊び場所となると北部が多いです。滝に行きたいけど、南部から三時間かけて行くのもちょっと面倒。そこでふと思ったのですが南部に滝ってあるのでしょうか。
ということで那覇から1時間以内で行ける滝を探してみました。
豊見城
今から4年前の記事「豊見城B級スポット探索」で見つけることができなかった滝がここにあります。
場所は県道7号線の豊見城ICにある橋の下。
轟川という川が流れ落ちる崖が滝になっています。名前は特になさそうですが轟川なので轟滝でしょうか。
柵の外から覗いてみるとそこにはもう滝が。ちょっとよく見えないので下に降りてみます。
橋脚の脇に遊歩道的なものがあるので階段を降りると東屋があります。
- 橋の脇から降りられる
- 東屋は使用禁止ですけど
わりとよくあることですが、東屋は使用禁止になっていました。なので正面から滝を見ることはできませんが、階段の中腹から見ることができます。
落差はそこそこあり、看板の説明には15mの落差があるとのこと。滝壺も確認することができましたが、ゴミが。。もう少し整備すればいいスポットになりそうですね。できれば滝壺で遊べるようにしてほしいところです。
せせらぎ公園清流化プロジェクトなるものもあるそうなので、期待して待ちましょう。
慶座絶壁
続いては八重瀬町にある慶座絶壁(ギーザバンタ)。サザンリンクス(ゴルフ場)の下にあります。釣りやダイビング、サーフポイントでも有名。あまり観光客は来ません。
崖の途中まで遊歩道が整備されています。遊歩道がなくなりますがさらに下まで降りましょう。
で、海に着きます。
サンゴがゴツゴツして足場が悪いのでサンダルは危険かと。しかしサーファーの人たちは裸足で歩くからすごい。
滝?写真では大きさが伝わりにくいですが滝っぽいです。
イノーに藻がすごい。ここは真水と海水が混ざる汽水のイノーか。
さらに左へ進むともうひとつの滝があります。
これは滝でしょう。大きいほうが6mくらい、小さいほうが2m無いくらいの二段になっています。藻だらけだけど、ちゃんと滝壺もあります。
- マイナスイオンはわからない
- 海に流れ落ちる滝も少ないのでは
海も滝も楽しめるスポット。遊泳にはちょっと適さないけど滝と海見ながらボーっとするのもいいかもしれません。
滝は滝なんですが、上にある慶座地下ダムが放水している水なので人口の滝です。
ガルガー滝
最後はガルガー滝。南城市の奥武島の近くにあります。
奥武島へ渡る橋の手前をUターン気味に左折して、T字路を左折してまっすぐ行くと入り口があります。
ガルガー滝。あまり知られていない滝なのではないでしょうか。表示があったり柵もあるので整備されているようです。
いや、整備はされましたが管理はあまりされていないようです。雑草がとんでもないことになってます。
雑草が1m以上伸びているので足元が全く見えません。三脚で草を払いながら進みます。この草むらでハーフパンツにサンダルは危険。なるべく肌を露出しないようにしていきましょう。
- いちおう遊歩道になっている
- 草をはらうと小さい橋。踏み外すと側溝に落ちる
柵沿いに置き石があって遊歩道になっています。まったく見えませんけど。
わりと近くにU字溝があるので、なるべく柵側を進みましょう。
- ようやく半分くらい。といっても2,3分
- ベンチも設置されている。休みたくないけど
ハブが出るんじゃないか...とビビりながら足元ばかり気にして進むと、クモの糸に引っかかります。前も見て進みましょう。
で、行き止まりかよ!
これ以上進むことができませんが(行こうと思えば行けるけど自粛)、これがガルガー滝です。落差は12mくらいでしょうか。雨が少ない日が続いたためか水量は多くありません。雨上がりの日とか水量が多くなって迫力があるかもしれませんね。道中ハブが出そうですけど。
コンクリートで固められていてめっちゃ人工的な滝。というか滝?水源は湧き水でしょうか。
ちなみにセンダングサまみれになります。入り口からも滝は見えるので無理せず。橋の上からも見ることができますよ。
南部でも滝っぽい場所はある
ということで南部にある滝を探してみました。滝はありますが、遊べる滝というのは無いに等しいですね。他にもまだあるかもしれませんが落差の大きいところはこのくらいかもしれません。
遊べる南部の滝を知っている人がいましたら編集部までご連絡くださいませ。