護国神社のお焚き上げで過去ネタ供養

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2015年1月15日。那覇市の護国神社でお焚き上げが行われた。というこことでDEEで過去に作った小物もお焚き上げできないだろうか。

「お焚き上げ」という言葉を聞いてぴんとくるのは内地出身の方に多いかもしれません。「お焚き上げ」は神社仏閣にもちこまれた縁起物(古くなったお札やしめ縄、だるまや破魔矢など)を浄火によって燃やすという行事です。

お焚き上げは「どんと焼き」とも言われ、お焚き上げの火や煙にあたる、あるいはその火で焼いた餅を食べれば一年間は無病息災でいられるとの言い伝えもあります。

そして今回の舞台は那覇市の奥武山にある護国神社。DEEokinawaでは2013に「勝手に福男」を開催した舞台でもあります。

2015年1月15日、護国神社ではじめてお焚き上げが行われるという情報を頂きまして見学にやってきました。


これも燃やせないですかね?

せっかくなのでDEEokinawaの過去記事で使った縁起物(?)も燃やせないかという期待を込めて。

 

お焚き上げ会場はこちら

護国神社について裏手に回ると


集められた縁起物の山!

大量の破魔矢
役目を終えただるま

そこにはすでに神社に納められた、古くなった縁起物が山と積まれていました。

そしてやってきたのは護国神社の宮司の加治さん。このお焚き上げを始めてやる経緯なのですが、これまで護国神社では正月期間に集めた縁起物を小さな場所で少しずつ燃やしてきたのだそう。しかしながら時間がかかってしまうのと、その期間ずっと煙もすごいので今年からまとめてお焚き上げをやろうということになったとのこと。

今回は関係者のみの参加でしたが、今年の様子を見ながら一般の人も参加できる行事にしていこうと思っているのだそうです。

 

過去記事で使った縁起物を燃やしてよいか、どうやって切り出そうと思っているうちにお焚き上げの儀が始まりました。

祝詞の奏上
場のお清め
玉串奉奠
火打ち石で火を付ける

ただ縁起物に火をつけるわけじゃなくて、まずは祝詞だったり、場を清めたりときちんと儀式から始まりました。

そして一通り儀式が終わり、いよいよ縁起物に火がつけられます。

ロウソクから点火された火はみるみる広がり…

…ちょっと洒落にならないくらいの炎が上がりました。初回なので一度に燃やす縁起物の量がちょっと多すぎたようです。

公園の人々からもアツい視線が注がれます。

 

過去記事の道具も供養したいのですが

最初はどうなることかと思いましたが、縁起物の炎も一段落。

加治さんにDEEの記事で使った縁起物(もどき)を燃やしてよいか交渉してみることにします。まぁ当然このお焚き上げで燃やすのは神社仏閣の縁起物な訳で、本来ならばダメなんですが…

 

無理をお願いして特別に許可頂きました!


いつもこんなお願いですみません。

と言うわけで過去記事の縁起物第1弾。

miooonさんの強い要望により持ってきたのは猫型パッケージ、通称「悪魔の子」です。この猫は2011年の記事で作られたものでDEEokinawaの最初のベスト記事にもなりました。


衝撃のビジュアル

その後は一度も使われること無く、事務所に置いてあって正直捨てるのもなんか嫌だしもてあましていました。


でーい!

これを機に供養したいと思います。

炎に包まれる「悪魔の子」。一瞬ものすごいスプラッタな絵になったんですが、カメラを向けた時には既にほとんど灰に。

 


引きすぎて見えにくいですが

続いては「てだこレディの王冠」。DEEokinawaが浦添市とコラボした「ウラゾエナビ」でnaokiがてだこレディに扮した際の王冠です。ウラゾエナビは2年間でサイトの更新を追えたのですが、最近何を思ったのか浦添市長からFacebookでいいねを押されて、散々市長を素材として使ってきた僕らは心中穏やかではありません。


余談ですがこのてだこレディの女装でnaokiは東京まで出張することになります。


せいっ!

証拠隠滅も兼ねて、お焚き上げの炎に投入。

 

続いては旗頭。那覇市のハイサイ運動を広めるために、Okinavitaというサイトとコラボでかなりの労力と時間をかけて作ったのですが、記事も軽くすべった上に旗頭の置き場に困るという事態を招いていました。


すごく身体を張った事だけは覚えてます。


せいっ!

これも燃やして供養したいと思います。

…と。その時…!


ふぁっ!

旗頭が熱気球の原理で高く舞い上がり…

戻ってきました。

その後細かく潰して事なきを得たのですが、「なんでもかんでも燃やしてよいわけじゃない」という神意だった気がしてなりません。

 

とりあえず若干のハプニングもありましたが、過去ネタも供養できましたので、

次はどんと焼きっぽく餅も焼いてみます。

一応棒を持ってきたのですが、想定よりも棒が短くてやけどするかと思いました。事前の準備大事。

お焚き上げの火で焼いた餅も食べることができました。

 

ここまでやったらアレが気になる

というわけでお焚き上げの見学も終わり、DEEの過去ネタを燃やし、さらに餅まで食べることができた僕は


灰まみれ

すでにお焚き上げの煙も充分といってよいほど浴びています。これで今年は無病息災かつ、御利益も相当あるんじゃないかと思うわけです。

今の僕はめちゃめちゃ御利益がある状態…。そうなるとアレが気になります。

そうです。おみくじです。年始の記事でライター沖田さんが「護国神社の大吉発生率は0%である」という記事を書いてましたが今の状態の僕であれば大吉を出すことくらい息を吐くくらい簡単にできるんじゃないでしょうか?

と言うわけで神社で参拝の後、最後におみくじを引いてみます。

気になる結果は…

小吉。

うん。神様なんかすみませんでした(ちなみに大吉は普通に入っており、特に他の神社よりも大吉が少ないということはないそうですよ、沖田さん)。

 

来年は一般参加があるかもしれません

と言うわけで色々無理をお願いして、話がぶれまくってましたが、本日の本題は護国神社のお焚き上げの話でした。

安全面だったり色々確認することがあるので、まだ来年一般公開するかどうかは未定だそうですが、近い将来護国神社ではこのお焚き上げが一般公開されるかもしれませんので、その際は皆様もぜひとも足を運んで頂いて1年の無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。

DEEokinawaでも来年は福男とお焚き上げをあわせた「エクストリーム・お焚き上げ」みたいな事ができないか検討中でございます。


おみくじはとりあえず結んでおきました。

企画にご協力頂いた加治さま、そして護国神社の神様どうもありがとうございました!今年も頑張りますので神罰だけはご勘弁を!

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