2013.11.11

万座毛の土産店では何が売られているのか

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沖縄の定番観光地のひとつ、万座毛。昭和の香りがぷんぷん漂うお土産売店ではいったい何が売られているのか、見に行ってきました。

沖縄の観光地の定番中の定番のひとつ、恩納村にある万座毛(まんざもう)。
沖縄海岸国定公園に属しており、琉球王朝時代に尚敬王が「万人も座することのできる広い草原」(毛=草原)と賞賛したことが由来だと言われています。

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断崖の下に広がる東シナ海は青く澄んで美しく、波によって侵食された岩のかたちがまるで「象の鼻」のように見えることでも有名な風光明媚な場所です。

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県内に住んでいるとなかなか訪れる機会が無い場所ですが、観光地としてはやはり今でも定番人気のようで、日曜日だったこの日もたくさんの観光客をのせた大型の観光バスがひっきりなしに出入りしていました。フロントガラスに掲げられた表示版を見ると、社員旅行だったり修学旅行だったり、四国や関東からのツアー、はたまた中国か韓国かのツアーなど各地から万座毛を訪れているようでした。

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そんな万座毛。駐車場の両側にまるで何十年も前から時が止まったかのような古めかしいバラック的な売店が立ち並んでいます。沖縄でお土産を買う場所といえば、今では価格競争や呼び込みの激しい国際通りや、食品が安く買える大型スーパーマーケット、旅のしめくくりに便利な空港などが定番。

そんななか、ここ万座毛の売店では果たしてどんなお土産品が売られているのでしょうか。というかそもそも買う人はいるのでしょうか。気になったので見に行ってきました。
 

昭和の香りがぷんぷん

売店内はコンクリ敷の床にトタン屋根というひと続きの簡単な建物で、中でいくつかの売店に分かれています。といっても仕切りは無いのでひとつの陳列台がひとつの店、といった感じ。

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まず目につくのは天井からかけられた色鮮やかなムームー。
そういえば那覇の牧志公設市場あたりでもよく見かけますが、南国沖縄のイメージや気候にはぴったりだからでしょうか。

沖縄土産定番の代表格、シーサー
素焼きの伝統的なものからファンシーなものまで

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ペンダントなど琉球ガラスのアクセサリー類もたくさん売られていました。定価18,000円のところ楽天セールもびっくりの大胆な値引き価格設定されていました。気になる方は直接聞いてみてくださいね。

赤いのはサンゴでしょうか?
数珠ブレスレットもわんさか

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「他ではこんなの売ってないよ。ここだけだよ。だーはい、彼女にプレゼントしてあげて。ね。」
ウチナーアンマーの流れるよに見事なセールストークも見どころのひとつではないでしょうか。

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ヘビ革の財布。沖縄でヘビといえばハブと思ってしまいそうですが、これはニシキヘビだそうです。

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そして何故か星砂。沖縄本島ではあまり星砂はとれないと思うのですが。
参考記事:星砂が多いのはどっちだ

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あの懐かしのゴーヤーマンの顔ハメパネルもありました。
参考記事:あのゴーヤーマンは今

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Tシャツは1枚800円。2枚で1,500円。えっ、国際通りなんかよりめちゃくちゃ安い。
観光客からは「なんくるないさー」と書かれたTシャツが人気だそうです。

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見上げればやっぱりムームー。

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建物の端っこには売店と並んでバス運転手や添乗員のための休憩所が。
なんだか懐かしい雰囲気ですね。

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現在はもう出店をやめてしまったのか、商品台だけが残さたスペースもありました。

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パーランクーや四つ竹、三板など楽器類も。

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大人気のお土産、辺銀食堂の石垣島ラー油が大量に。

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海ぶどうの試食コーナーは立ち止まる人も多く大人気でした。

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定番のお菓子、紅いもタルトやちんすこう、黒糖など。

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沖縄っぽいドリンク類も売られていました。わりと良心的な価格設定。

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紅型のご祝儀袋。お土産としては珍しい部類かもしれません。

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揚げたてサーターアンダギーは小腹が空いた時にぴったりです。プレーンと黒糖味。

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花のヘアピン。女子はつけがちですね。
ムームー+ヘアピンでコーディネートは完璧。

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なんとウミガメの剥製まで!
右側の大きいのは10万円で、左の小さいのは8万円だそう。
店のおばちゃん曰く「これは昔からのが残ってるものだよ。今は剥製が禁止されているからね〜。」とのことでした。

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沖縄ガチャガチャ。左上から時計回りに、紅型の布でできたテディベア、RYUKYU IDOLの種なし干し梅、美ら海ガラス球ストラップ、アグー巾着。アグー巾着は人気なのか中身がカラでした。
 

思っていた以上に現役の売店でした

日やシーズンにもよるのかもしれませんが、万座毛は今でもけっこうな数の観光客が訪れるため、意外や売店も思っていた以上に賑わっていました。

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ムームーも1,000円〜とお手頃な値段なので若い女子から人気でした。

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吹きさらしの場所ですが、たくさんのウチナーアンマーたちがニコニコ元気に頑張っています。
万座毛を訪れた際には、ぜひ懐かしい雰囲気のお土産売店ものぞいてみてくださいね!

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ちなみに私がいちばん欲しいなと思ったのは商品を入れるレトロな紙袋でした。
旧字の「繩」がかっこいい!

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