2013.10.11

沖縄の無人販売所には何が売っているのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
道路沿いなどで見かける無人の販売所。そこではいったい何が売られているのでしょうか。

日本全国にあると思われる無人販売所。
農家の方が、家や畑の前に設置して野菜を売っていることが多い気がします。

しかし中には変わったものを売っているところがあるはず。
普段あまり立ち寄ることのない無人販売所。そこには何が売っているのでしょうか。

どれも50えん

mujin_59.jpg

単管と金網、防風ネットで作られた無人販売所。大きく掲げられた「どれも50えん」の看板に惹かれて立ち寄ってみました。

mujin_56.jpg
若干シナシナになっている
mujin_57.jpg
料金ボックスはプラスチック製

売られていたのは「ほうれん草」。料金ボックスはプラスチックでできた雨樋みたいなもの。ビニールバンドで固定されているが簡単に破壊されてしまいそうな気が。隣には水が入った発泡スチロールの箱。ここにも何かが置かれていたのでしょうか。

壊れそう

mujin_44.jpg

木材で作られている無人販売所。防風ネットも張られていますが、強風で倒れてしまいそうで心配な感じ。

mujin_45.jpg
茄子もニラも大量に入っていてそれぞれ100円
mujin_46.jpg
料金ボックスは頑丈そう

売られていたのは、冬瓜・茄子・ニラ。裏に畑があったのでそこで作られたものでしょうか。産地直売ですね。お持ち帰り用のビニール袋も用意されているので、マイバッグを忘れても安心です。

なっぱ・からし菜・コマシナ

mujin_48.jpg

単管とトタンで作られている無人販売所。工事現場の道具置き場みたいでかなり頑丈そうです。防風ネットも張ってあり風対策も万全。

mujin_49.jpg
なっぱは売り切れ
mujin_50.jpg
手作り感溢れる料金ボックス

売られていた野菜は、なっぱ・からし菜・小松菜。どれもひとつ100円。建物は頑丈ですが、料金ボックスが木製でこっちが不安になってしまいます。こちらもビニール袋が用意されていました。

ドラゴンフルーツ

mujin_11.jpg

ガッチリとした鉄筋とトタンで作られたドラゴンフルーツの無人販売所。裏にはドラゴンフルーツ畑が広がっていて産地直売。

mujin_13.jpg
大ぶりのドラゴンフルーツがズラリ
mujin_12.jpg
お茶の空き缶

料金入れはお茶っ葉の空き缶。紐で繋がれているので盗もうとすると竹槍が出てきたりする罠があるかもしれません。

mujin_14.jpg

5〜6個入って1000円。2kg近くありそうな感じです。
貼られていた値段の説明が難しい。上段は赤ドラゴンフルーツで1000円。下段は白ドラゴンフルーツで1000円ですが消されているので売り切れでしょうか。でも上下段にドラゴンフルーツは置いてあるんですよね。まぁ切ってみるまで赤か白かわからないのもドラゴンフルーツの楽しみでもあります。

高級な卵

mujin_15.jpg

鉄骨と木材で作られた卵の無人販売所。ドラム缶を切って作られた看板がいい感じですが、車で通ると低くて見えにくかったです。

mujin_17.jpg

売っているのは烏骨鶏の卵(250円/5個)と地鶏卵(150円/5個)。どちらも高級卵ですが、お求めやすいお値段なのではないでしょうか。

mujin_16.jpg

すでに烏骨鶏の卵は売り切れ。地鶏の卵も3袋を残すのみ。

mujin_19.jpg

販売所の裏には鶏がいました。

卵(自動販売機)

mujin_02.jpg

鉄骨とトタンでガッチリ守られている卵の自動販売機。売られている卵の種類が豊富!

mujin_03.jpg
8種類から選べる
mujin_04.jpg
ゆでたまご4個で100円

8種類ある中の上段左から2番目「中身美人」は「殻はちょっぴりブスだけど中身はべっぴんさん」とある。

mujin_05.jpg
温泉たまごはタレ付きで3個100円
mujin_06.jpg
味たまは2個で120円

mujin_07.jpg

気になるので買ってみることに。100円を入れてゆでたまごのボタンを押してみる。
数秒待つと「扉をあけてください」とのアナウンス。開けてみると

mujin_09.jpg

ゆでたまごがそこに。

mujin_10.jpg

固半熟仕上げとありますが、帰って食べてみたところ固半熟の完璧な茹で具合でした。

mujin_08.jpg

販売機の前に卵の殻がたくさん落ちてた。家まで待ちきれずこの場で食べてしまったのでしょうか。
ゆで卵4個で100円はお手頃な値段なのでは。

いろいろ売っている

mujin_20.jpg

単管や鉄板で作られたかなり頑丈そうな無人販売所。庇が扉になって閉まる作りです。

mujin_23.jpg
ウコンなのか生姜なのかがわからない
mujin_22.jpg
お札を入れるのが難儀しそうな穴

mujin_25.jpg

何やらいろいろ売られていますが
貝殻類は100円から10000円!までと幅広い値段設定。大きいシャコガイが10000円。手のひらサイズのシャコガイは3000円くらい。
もしかしたら珍しい貝殻があるのかもしれません。

mujin_28.jpg
ミントとレモングラス
mujin_27.jpg
ウコン・長命草・ジュズダマ

貝殻以外にはドライハーブ類が豊富。グアバ・ヨモギ・ヤブカンゾウもありました。どれも一袋100円。

mujin_29.jpg

クバ笠は1000円。風雨や紫外線の影響でしょうか、ちょっと使いこまれた感じのビンテージ仕様。たぶん新品。

mujin_37.jpg

元業務用の冷蔵庫だった雰囲気の戸棚で売られているのは皿。皿なんです。

mujin_38.jpg
一皿100円
mujin_40.jpg
固定されていないので罠が仕掛けられているかも

mujin_39.jpg

中には割れた皿も売られていました。

冷蔵庫で売られている

mujin_30.jpg

野ざらしに置かれていたのは家庭用冷蔵庫。アイスバイン100円と貼り紙がされています。なんでしょうか、開けるのに勇気がいります。

mujin_42.jpg

開けてみるとアイスバインがありました。あとアセロラ。ガッチガチに凍っています。
アイスの自動販売機はよくありますが、アイスの入った冷蔵庫が屋外に設置されているのは初めて見ました。

mujin_31.jpg

下段には、ヤギ肉や豚肉の貼り紙。これも開けるのに勇気がいります。開けてみると...

mujin_43.jpg

島にんにく。ハンパじゃないにんにく臭です。家の冷蔵庫に入れたら怒られること間違いありません。

無人販売には野菜からアイスまで売っていた

ということで沖縄にある無人販売所を並べてみました。
今回は沖縄本島と石垣島で見つけたもの。やはり定番の野菜は多いですね。季節によってはゴーヤーやヘチマなども売られているのでしょう。
今の時期はドラゴンフルーツが旬。もう少し早い季節だとマンゴーなども売られているかもしれません。

貝殻やハーブが売られているのは何となくわかりますが、皿やアイスにはびっくりしました。これよりも変わった物が売っている無人販売所がありましたら教えて下さいませ。

月間ベストワースト記事投票実施中

関連する記事

フォローしたらいいことあるかもよ

DEEokinawaの新着記事や裏話、面白写真などが毎日届くかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ