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ゴーヤーはブツブツ多くて色が濃いほど苦いのか?
先日、沖縄生まれ、沖縄育ちのバリバリうちなーんちゅの友達と食事中に、とっても苦いゴーヤー料理が出ました。
私が「ゴーヤーってたまに苦いのあるよね、食べるまでわからないもんねー」というと、彼女はきっぱり、「そんなの、ブツブツ多くて色が濃いほど苦いんだからそうじゃないのを選べばいいんだよ!」と言いました。「えーそうなの?」とおどろく私には彼女のドヤ顔の後ろから「そんなことも知らんのかい・・・」という吹き出しが見えたような気がしました。ちょっと悔しいので実証します!!
実証といっても、生の苦いゴーヤーを自分では食べたくないので、いろいろなゴーヤーを買ってDEEokinawa編集部に行くことにしました。ふふふ。
ゴーヤーを買う
まずは近所のスーパーとか八百屋さんを回ってゴーヤーを集めます。
しかし!! もうシーズンも終盤 以外と量も少なく、高いゴーヤー。
予算の都合上ここは生ゴーヤーを試食させられるDEEokinawaのメンバーの事を思って4本にしておきましょう。
ブツブツを数える
それではまずブツブツを数えてみましょう。
過去のDEEスタッフによる数えものシリーズ『ゴーヤーの粒を数えてみる』ではマチ針を使っておりましたが、ここはスマートに7cm四方の枠でゴーヤーの一番太いお腹部分を撮影し画像上で数える作戦でいきます。
いち、に、さん、し・・・
数えながら赤ぽっちをつけていきます。
結果発表―!
数が多い順に B君、A君、C君、D君 となりました。
色の濃さ比べ
それでは色の濃さ比べです。
同じくゴーヤー4本を並べて同一条件下で撮影し、
お腹部分を正方形に切り抜いて色を比べます。
色の濃い順に B君、A君、C君、D君 となりました。
お、これはブツブツの数順と同じではないか。
さて、それでは部位により味の変化がないようにみんな真ん中の部分をスライスしします。
苦さがわかるように厚めのスライスです。
では、DEE事務所に向かいましょう!!
Let’s GO!
試食ターイム!!
事務所にいた miooon と やんばるたろう
出された生ゴーヤーを見てフリーズしています。
ささ、遠慮せずにとりあえず食べてもらいましょう。
「うっ・・・ニガい」
生でゴーヤーを食べる場合は水でさらしたり、塩揉みするのが通常ですが、今回は苦さを知りたいのであえて厚めにスライスしたゴーヤーです。食べている量はそんなに多くありませんが、ひとくちひとくちがつらそうです。
せっかく事務所まで来たのに、笑顔がありませんが構わずどんどん食べてもらいましょう。
miooonはそろそろ限界に・・・
やんばるたろうも、クールに食べていますが、眉間のしわが濃くなってきました。
なんとか4種類食べ終わった二人に感想を聞きます。
ゴーヤーA
「普通に苦い。」
「最初から最後まで苦く、休憩ポイントがない。」
ゴーヤーB
「一口目はそんなに苦さがなかったが、後味がめちゃくちゃ苦い」
「青臭い」
「渋い」
ゴーヤーC
「後から急に苦さがくる。」
「喉にくる苦さ」
ゴーヤーD
「最初の1口は苦さをあまり感じない。」
「後味で苦さはあるが軽い」
「全体的に苦くない」
結果
ということで苦い順にランキングを付けてもらいました。
二人一致で
A > C > B > D
となりました。
色、つぶつぶの数での順番は
B > A > C > D
となり、マッチングはDのみ。
という微妙な結果になりました。
これはもっと多くのサンプリングがあった方がより正確なデータが収集できると思うので来年のゴーヤー最盛期には、もっと多くのゴーヤーでやってみたいと思います。
・・しかしこの2人、また手伝ってくれるかな。