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2メートル級のオオウナギを求めて
みなさん、こんにちは。
以前「タナガーでエビフライ」をしたjukuchonです。
今回の探検は南西諸島に棲息するオオウナギの捕獲に挑戦したいと思います。
オオウナギとは
オオウナギは最大で全長2m・体重20kgに達する。背中側は黄褐色の地に黒褐色のまだら模様があり、腹側は黄白色をしている。オオウナギの若い個体はウナギと同様細長い体型をしているが、大型個体は胴回りが丸太のように太くなることから、ウナギとは別種であることがわかる。
(wikipedia参照)
全長2m!!!!
規格外のサイズ。
僕の身長が167cm。ということは2mってこんなのでしょうか!?
ヤバ過ぎる。
ちなみに、これまでもDEEokinawaでは2度オオウナギを捕まえる企画をしたことがありますが
1度目「ウナギが飛んだ日」→捕獲失敗
2度目「オオウナギでつくる鰻丼はうまいのか」→爆釣だけど小ぶり
まだ巨大サイズには出会えていません。
ようし、今回こそ巨大オオウナギを捕獲するぞ!
さぁ出発だ!
探索開始!
ということで、とある河川にやってきました。この河川は30年前に親父に連れられて初めて釣りをした思い出の川です。
あのときもオオウナギを目撃し、大興奮した記憶が甦ります。
当時は完全な密林でしたが今では河川整備され、見晴らしが良くなっていました。
きっと、ヤツはここにいる!
探索開始!
トコトコ・・・
俺37歳。心はいつだって冒険家。すでに楽しい。
いきなり川に入ってはオオウナギをビックリさせたくはありません。
まずは木の上から観察をしてみましょう。
木の上からじっくりと観察すると川には外来種のティラピア、ボラの稚魚、近年、ゲームフィッシュとして人気の高い沖縄在来魚のミキユー(※オオクチユゴイ)がスイスイと泳いでいました。
オオウナギは本来、夜行性なので昼間は見つけるのも困難なのかな。。
オオウナギ発見!
安全を確保しながら一歩一歩、急斜面をくだります。
ここで転ぶとシャレどころか記事にならないので要注意です。
川にはいってすぐ岩穴からオオウナギの尻尾がユラユラと揺れている姿を発見。
尻尾が見える。
全長はおそらく、50cmぐらいでしょうか。
足元にも小さなウナギがニョロニョロと、、、
えいやっ!!
しかし水のなかでは生き物には勝てません。
さぁ、どうしよう!?
ここはぬかりなく、仕掛けを用意しましょう。
オオウナギは雑食性のようでエサはゴカイ。
釣り糸と釣り針を数カ所ほど仕掛けを一晩かけてヤツを狙います。
鍾乳洞を発見!
別の支流の奥には奇麗な湧き水がこんこんと湧き出ていました。
沖縄の自然の豊かさを改めて感じる瞬間です。
さらに上流へオオウナギのいそうな穴をねちっこくチェック。
絶対、ヤツはいるはずだ。
んんっ!?そのとき僕は見てしまったのです。
「しししししししししししししょ、しょしょしょしょしょしょ!!」
鍾乳洞ーーっ!!!!!!!!!
ヤバい! ジャングルといい雰囲気といいカッコ良すぎる。
男なら間違いなく興奮する場面です。
例えるなら探索開始から頭の中では「インディ・ジョーンズのメインテーマ」が流れているが、いまが最高潮のサビの部分でしょうか。
または大好きな冒険映画「グーニーズ」の=シンディ・ローパーが唄う「The Goonies 'R' Good Enough 」。
女性には理解しにくい一面かもしれませんが、とにかく男という生き物はこういうものなのです!
一晩明けて
鍾乳洞に入ってみたい気持ちもありますが、本来の目的は鍾乳洞ではなく、2m級のオオウナギ捕獲です。
といいつつ「鍾乳洞の主」が2m級のオオウナギという可能性は多いにあるので、鍾乳洞入り口にも仕掛けを投入しておきました。
そして期待を込めつつ一晩明けて再度、明朝に仕掛けを確認しに戻ると。
んん!? 切られてる。
しまった!糸が細かったか。
この程度の仕掛けでは「鍾乳洞の主」には通用しないのか!?
数カ所に仕掛けを投入したがことごとく切られているのです。
しかし、鍾乳洞の入り口に仕掛けた糸が「ピン!」と張っているのを発見!
まさか、ヤツか!!
スッポンだった。。。。
残念ながらスッポンでした。
恐ろしい首の長さ
茶色の強い甲羅とは対照的にお腹の部分は真っ白。
うーむ、なんか妙にエロいですね。
そして最後の1カ所。
ここもピンと糸が張り岩穴に引き込まれていました。
慎重に引きずり出すと
あ。
まだら模様が特徴的な20cmほどのオオウナギ。
2m級のオオウナギを捕獲しようとして20cmとは赤ちゃんサイズとは完全に間抜けな結果に。
フィッシュグリップに絡み付くオオウナギ。
ちなみに僕は以前捕まえたこと1メートルオーバークラスのオオウナギにアームロックされてギブアップしたことがあります。これが2メートル級ならどうなるんでしょう!?
オオウナギというよりアナコンダじゃないのか。
赤ちゃんオオウナギ(言葉がおかしいですが)はリリースしました。
ばいばい。
冒険はつづく
ということで今回、規格外の2メートル級オオウナギ捕獲は失敗に終わりました。
しかし巨大魚が簡単に捕獲されてもつまらないのです。
冒険とはそういうものだと考えるのが前向きなのかもしれません。
「鍾乳洞の主」が存在するかも!?と、想像するだけでワクワクして楽しかったです。
いつかリベンジしてやる!
今回は新しい楽しみも見つかりました。
「鍾乳洞の探検調査」
どなたか専門知識のある方、ご一緒しませんか?
ゲストライター
- じゅくちょー
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那覇・南風原・八重瀬町の「空手道場 琉心塾」責任者 桃原明世 (周囲からはじゅくちょーと呼ばれる。)
アウトドア大好き。「将来の夢は冒険家になりたい!」と言ったら嫁に「ウザい。」と一蹴される37歳。